No.2「心と心が重なりひとつのまつりに」【2011年8月1日】

更新日:2022年09月29日

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 連日暑い日が続いています。市民の皆さん、体調管理には十分お気をつけください。
 さて、夏といえば納涼まつり。まつりは地域の皆さんの絆を一層深めることができる貴重な機会です。残念ながら、今年は東日本大震災によるさまざまな影響から、恒例としていたまつりの開催を断念した地域もありますが、開催する地域では例年以上の意気込みを感じます。
 今年の「習志野きらっと2011」は、先月17日、「がんばろう!習志野」をテーマに開催しました。時間を短縮し、市役所前通りでのパレードも中止するなど、規模を縮小して実施しましたが、多くの方にご来場いただき、被災地である本市を大いに元気づける1日となりました。
 まつりと聞いて、私は2つのことを感じます。ひとつは、地域の活性化です。まつりほどいろいろな人たちが集う行事はありません。地域に住む方が顔を合わせ、声をかわすことでお互いを知り、併せて自分のふるさとをもっと好きになることで、地域をよくしていこうとの機運が生まれていると思います。また、小さい頃にまつりの楽しさを経験した子どもたちが、大人になって次の世代に受け継ぐという良い循環も生まれています。
 もうひとつは、運営に携わる方々の大変さです。これは町会の納涼イベントに役員として関わり経験したことですが、まつりの日まで何度も打合せや買い出しを行い、当日は日中の暑い最中(さなか)の荷物搬入や機材設置の準備。始まってからも、多くの来場者への対応や後片付けなど、皆さんの支えがあるからこそ、まつりが楽しく安全に開催され、来てくださった方々の笑顔とたくさんの思い出がつくられています。運営に携わる皆様に、心からお礼申し上げます。
 ある場面で今年の夏を漢字一文字でと問われたとき、私は「援」と答えました。「援」とは応援、支援、声援などの言葉につながります。今後とも、さまざまな機会を通じて「援」の輪が広がり、地域が、習志野が、元気になることを願っています。

祭りの大きな会場で、カラフルな色の衣装を着た参加者が輪になって踊っている様子を上空から撮影した写真

元気いっぱい サンバで輪おどりの様子

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