令和4年2月定例記者会見

更新日:2022年09月29日

ページID : 12278

概要

日時

令和4年2月15日(火曜日)午前10時から午前11時まで

場所

オンライン

議題

  1. 令和4年 習志野市議会第1回定例会
  2. 令和4年度 予算案/令和3年度 補正予算案

1.令和4年習志野市議会 第1回定例会

 令和4年習志野市議会第1回定例会について、お知らせします。

 会期は2月17日(木曜日)から3月23日(水曜日)の35日間、一般質問は2月28日(月曜日)から3月4日(金曜日)の5日間です。本会議の映像は、市ホームページで生配信と録画配信の両方が視聴可能です。

 議案件数といたしましては、予算9件、一部改正条例5件、人事案件4件、合計18件の議案を提案する予定でございます。このほか、報告を1件予定しております。

 議案第3号から第9号までの令和4年度当初予算7件と議案第10号および第11号の令和3年度補正予算2件については、後ほど説明いたします。

 議案第12号は、「習志野市 手数料条例 及び習志野市 建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について」です。本条例案は、「租税特別措置法」の改正に伴い、条例で引用している条項番号を改正するものです。
 議案第13号は、「習志野市 個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」です。本条例案は、「行政機関の保有する 個人情報の保護に関する法律」の廃止に伴い、条例で引用している法律名及び条項番号を改正するものです。
 議案第14号は、「習志野市 国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」です。本条例案は、「国民健康保険法」及び「国民健康保険法 施行令」の改正に伴い、改正するものです。改正内容は、令和4年度以後の国民健康保険料につき、未就学児である被保険者に対して、保険料のうち均等割の金額の2分の1を減額するものです。
 議案第15号は、「習志野市 海浜霊園及び鷺沼霊堂の設置管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」です。本条例案は、合葬式墓地の使用方法を見直すため、改正するものです。本市においては、少子高齢化や核家族化の進行による、市民の墓地に対する意識とニーズの変化に対応するため、平成19年に、承継を前提としない墓地として合葬式墓地を開設いたしました。近年、この合葬式墓地の希望者が増加しており、焼骨をお持ちの方であっても、使用することができないという状況が続いております。このようなことから、合葬式墓地の使用方法を見直すものです。
 改正内容は、次の2点です。1点目として、合葬室の使用について公募するものです。現在、納骨室を20年経過した後に、合葬室に焼骨を埋蔵しておりますが、直接、合葬室に埋蔵できるようにするものです。2点目として、合葬室の公募に伴い、納骨室の使用者の資格を改正するものです。
 議案第16号は、習志野市 消防団条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、総務省消防庁から「非常勤消防団員の報酬等の基準」が示されたことに伴い、改正するものです。消防団員の処遇を改善することにより、消防団への加入の促進と、継続的な活動の維持を図ります。
 改正内容は、次の2点です。1点目は、年額報酬の支給額の見直しを行うものです。2点目は、出動等に応じて支給している費用弁償を、「出動報酬」として新設し、支給額を増額するものです。これにより、年額報酬は減額になり、出動報酬は増額になりますが、これまでの実績によりますと、報酬の総額としては上がる見込みです。
 議案第17号は、教育委員会の委員に係る議案です。
 議案第18号は、監査委員に係る議案です。
 議案第19号及び第20号は、いずれも人権擁護委員に係る議案です。
 議案につきましては、以上となります。
 議案については各担当課まで、議会の日程・放送の詳細については議会事務局までお問い合わせください。

令和4年度 予算案/令和3年度 補正予算案

 令和4年度習志野市予算案の概要をご説明いたします。
 令和4年度の一般会計予算額は、631億2千万円であります。
 令和3年度と比較して2.6パーセント、16億2千万円の増加となっており、当初予算としては過去3番目の予算規模であります。
 特別会計は、国民健康保険特別会計が、138億1千421万8千円、介護保険特別会計が、135億3千892万1千円、後期高齢者医療特別会計が、23億9千796万9千円であります。
 また、公営企業会計は、ガス事業会計が、107億2千980万円、水道事業会計が、35億740万円、下水道事業会計が、116億8千110万円であります。
 一般会計の特徴を申し上げますと、歳入は、根幹となる市税収入は、前年度と比較して4.8%、約13億2千万円増の290億8千万円を計上いたしました。また、地方交付税は、前年度と比較して34.9%、約5億7千万円増の22億1千万円を計上いたしました。このほか、財政調整基金からの繰入金として、前年度同額の25億円を計上することなどにより財源を確保いたしました。
 歳出は、小・中学校の長寿命化改修工事や改築工事、こども園の整備工事などに係る普通建設事業費で約1億4千万円の増加となりました。また、障がい者支援や生活保護などに係る扶助費で約5億1千万円の増加、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種の勧奨再開や各施設における光熱水費の増加など、物件費で約8億5千万円の増加となりました。
 以上、概要をご説明いたしましたが、令和4年度当初予算は、「彩りゆたかな未来につなげる予算」として編成いたしました。みんなの未来が明るい彩りに満ちたものになるよう真の成長に導くとともに、魅力ある行政サービスを持続的、安定的に提供できるよう全力を尽くしてまいります。

 引き続き、令和4年度当初予算の詳細を申し上げます。
 継続費は、(仮称)向山こども園整備事業、大久保小学校校舎改築事業など7件を新規に設定いたしました。
 債務負担行為は、都市計画道路用地の取得費、英語指導助手派遣業務委託料など23件を新規に設定いたしました。
 一般会計の分析として、それぞれの款ごとに、主な増減理由を説明いたします。
 歳入について、1款、市税は、各種調査、統計の分析から個人所得、企業業績の改善が見られるため前年度より約13億2千万円増の290億8千万円となっております。
 10款、地方交付税は、前年度より約5億7千万円の増となっております。このうち、普通交付税は算定の基礎となる国勢調査人口が増加していることから前年度より6億5千万円増の21億2千万円を計上しております。
 14款、国庫支出金は、前年度より約3億2千万円増の100億2千万円となっております。主な増加要因は、障害者自立支援給付費負担金、障害児通所給付費負担金などで、主な減少要因は、児童手当負担金などであります。
 18款、繰入金は、前年度より約17億2千万円減の31億7千万円を基金より繰り入れることといたしました。このうち、財政調整基金からは、前年度同額の25億円を財源不足額として繰り入れます。公共施設等 再生整備基金からは、第二中学校校舎改築事業などの財源として、約1億3千万円を繰り入れます。この結果、令和4年度末の一般会計の基金残高は、132億円となる見込みであります。
 21款、市債は、前年度より約3億1千万円増の44億円となっております。主な増加要因は、臨時財政対策債、小学校長寿命化改修事業などで主な減少要因は、新消防庁舎等建設事業や谷津小学校校舎改築事業で本体工事の完了により起債額が減少したものです。
 歳出について、3款 民生費は、前年度より約11億6千万円増の281億2千万円で、主な増加要因は、障害者総合支援法に基づく給付事業、児童福祉法に基づく給付事業などで、主な減少要因は、幼児教育・保育無償化対応事業、児童手当支給事業などであります。
 4款 衛生費は、前年度より約3億3千万円増の50億3千万円で、主な増加要因は、芝園清掃工場運営費(燃料費)、予防接種事業などであります。
 9款 消防費は、前年度より約3億7千万円減の23億2千万円で、主な減少要因は、新消防庁舎等建設事業などであります。
 10款 教育費は、前年度より約3億4千万円増の80億1千万円で、主な増加要因は、小学校長寿命化改修事業、第二中学校校舎改築事業などで、主な減少要因は、谷津小学校校舎改築事業などであります。
 以上が、一般会計の主な特徴でございます。

 予算編成方針の5つの重点事項について、当初予算に計上した具体的事業のうち、新規事業を中心に主なものを申し上げます。
 「誰もが健康を維持できる保健・医療・福祉を充実すること」では、高齢者保健福祉計画 及び介護保険事業計画策定事業、障がい者基本計画・障がい福祉計画策定事業は、それぞれ計画の策定に向けた実態調査を実施いたします。予防接種事業は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン予防接種について、勧奨を再開し、接種の推進を図ります。なお、これまでの間に接種の対象年齢を過ぎてしまった方に対する接種については、国の方針を注視し、対応してまいります。
 「賑わいと活力を創出する地域経済・産業の振興を推進すること」では、地元のちから活性化事業は、新しい生活様式への対応などを促進することにより、地域経済の活性化を図ります。
 「子どもが健やかに育つ環境の整備を推進すること」では、民間認可保育所等施設整備事業は、認可外保育施設の認可保育所移行、私立認定こども園の建替えに係る施設整備費等を補助いたします。保育所私立化事業は、令和7年度より藤崎保育所の私立化を行うにあたり、移管先法人の公募選考を実施いたします。また、大久保第二保育所及び菊田第二保育所の私立化を行うにあたり、準備工事等を実施いたします。保育所運営費などは、保護者との連絡機能等を備えた情報システムを導入、また、放課後児童会運営費は、児童会における入退室等管理システムを導入し、ICT化を推進いたします。
 「未来をひらく高水準な教育と生涯にわたる学びを推進すること」では、入学資金給付事業は、経済的に困窮する保護者に対し、高等学校等の入学に係る費用の一部を支給いたします。大久保東小学校 校舎改築事業は、大久保東小学校の校舎、体育館等の全面改築工事に向けた基本計画を策定いたします。電子図書館運営事業は、インターネットを通じた電子書籍の貸出しを行います。教育相談事業は、1人1台タブレット端末を活用し、悩みを抱えた子どもの声を拾うため、匿名での相談が可能な教育相談アプリを導入いたします。
 「公共施設等 総合管理計画に基づく取組を推進すること」では、緑道橋長寿命化対策事業は、老朽化した緑道橋の長寿命化修繕計画の策定に向け、点検及び健全化評価等の調査を実施いたします。新消防庁舎等建設事業は、消防訓練棟の建設と外構の整備を実施いたします。
 「その他」といたしまして、男女共同参画推進事業は、(仮称)習志野市パートナーシップ及びファミリーシップ制度の運用及び周知を図ります。情報通信基盤整備事業は、市役所窓口等での電子マネー等による支払いの拡大、習志野市公式LINEアカウントの活用、庁舎への公共無線LANの設置等、市役所業務のICT化を推進いたします。
 令和4年度 予算案について、以上となります。

 引き続き、令和3年度補正予算についてご説明いたします。
 今回の補正予算は、職員給与費の給与改定や実績に基づき、予算額を減額する一方、退職手当や国の補正予算を活用した事業費などを増額するものであります。ガス事業会計の補正予算は、業務の予定量を変更するとともに、原料価格が高値で推移していることなどから、事業費用などを増額するものであります。
 令和3年度補正予算について、以上となります。

資料・関連リンク

1.令和4年 習志野市議会第1回定例会

2.令和4年度 予算案/令和3年度 補正予算案

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