葬儀サービスのトラブルを防止しましょう

更新日:2022年11月22日

ページID : 19159

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、「家族葬」「一日葬」「直葬」など小規模な葬儀を求める傾向が高まっています。葬儀は、準備する時間が十分でないこともあり、料金やサービス内容に関してトラブルとなる場合があります。後悔しない葬儀にするためには事前の情報収集が大切です。

相談

母が亡くなり、インターネットで葬儀社を探すと「式場プラン40万円から」との広告を見つけたので連絡した。母の遺体を葬儀社の会場に安置してから説明を受け始め、「参列者が10人程度なので、ホームページに掲載がある40万円の家族葬にしてほしい」と希望を伝えたが、葬儀社は「お棺や祭壇はこちらのほうが良い。お花のお勧めはこれです」と一方的に内容を決め、最終的に200万円の契約書を提示された。断り切れずに契約書に署名して葬儀は済ませたが、後悔が残っている。

アドバイス

病院や施設で亡くなった場合、遺体の速やかな搬送が求められ、搬送・安置の手配と並行して葬儀社との契約を進める必要に迫られます。死別の悲しみを抱えた状態では、葬儀社に対して、慎重かつ冷静な対応は難しくなります。気を付けるべきポイントは次のとおりです。

1 葬儀社を決定する前に、予算や希望をはっきりと伝えた上で、複数の業者から見積もりを取りましょう。葬儀で提供されるサービスは多岐にわたり、費用の項目が複雑です。こちらの質問に対し、丁寧で納得のいく説明を行う業者を選ぶことが大切です。

 

2 見積書の項目の中には、参列者数や追加サービスによって料金が異なるものがあります。特にパック料金の場合は、「そのパックに含まれている項目」「別料金となる項目」を必ず確認しましょう。

 

3 もしもの時に備えて、ある程度の知識を身につけておきましょう。事前に家族や親族で希望する葬儀について話し合っておくことでもトラブルをを防ぐことができます。また、生前に相談できる葬儀社もあるため、活用するのもよいでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは消費生活センターが担当しています。
所在地:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼5丁目12番12号(サンロード津田沼4階)
電話:047-489-5230 ファックス:047-453-5747
キャッチボールメールを送る