リフォーム業者の選び方

築25年近くになる戸建てに住んでいる。外壁、屋根はもちろん、水回り等のリフォームをどの業者に頼んだらよいのかわからない。家を建ててくれた工務店はすでに廃業してしまった。

リフォームを検討する際、住宅メーカーや建築当時の事業者と連絡がつく場合には、まずそちらに相談してみましょう。今回の相談のように事業者がすでに廃業し、新たな事業者を探す際のポイントは次のとおりです。

【その1】

信頼できる事業者を探しましょう。A～Cに該当する事業者がおすすめです。

A 住宅リフォーム事業者団体に登録している事業者

B リフォーム瑕疵(かし)保険を利用できる事業者

C「住宅修繕あっせん制度」を利用し、習志野市住宅相談連絡会を通じてあっせんしてもらった事業者(問い合わせ・・・産業振興課)

いずれの場合も自宅から近いところや長年営業している事業者だと安心です。自分の生活圏の中でリフォーム業者があるようなら立ち寄って話を聞く、店構えやスタッフの様子をチェックするのも一つの方法です。

【その2】

リフォーム業者の特徴を考慮しましょう。

A 住宅設備メーカー系リフォーム店は、同メーカーで依頼するため、費用はやや高めです。

B リフォーム専門店は、得意とする工事が異なるため、事前に聞いてみましょう。

C 地場の工務店、住宅メーカーやデベロッパーのリフォーム部門、設計事務所は、家全体の工事を担うため、小回りがききますが、過去に手掛けた事例を確認してみましょう。

【その3】

過去に同様のリフォームを行った身近な知人がいれば聞いてみましょう。

【その4】

見積りは複数の事業者から取りましょう。見積りを取ったものの見方が分からない、判断が難しい場合は、消費生活センターから専門機関を案内します。

【その5】

インターネットで事業者を検索することもできますが、価格の安さだけで事業者を選ぶことはやめましょう。

すでに着手しているリフォームで困ったことがある場合には、消費生活センターにご相談ください。