その香り、困っている人がいるかも・・・自分にとって快適な香りでも不快に感じる人がいることをご理解ください
・住んでいるマンションのベランダからの洗濯物の柔軟剤の香りで気分が悪くなり、頭痛がする。
・自分の洗濯物に香りが移るのでベランダに干すことができない。 等
他人が購入または使用した柔軟剤の香りで苦しむ人がいます。本人だけでは解決できない場合が多く、非常に難しい問題となっています。
特にじめじめした梅雨の時期から気温が上昇する夏の時期は、衣類についた汗や生乾きのにおいが発生しやすくなるため、好みやエチケットの一環で香りのついた柔軟剤を使用しがちです。
柔軟剤の使い過ぎにご注意ください!!
同じ柔軟剤を使い続けると、香りに慣れてにおいを感じにくくなり、使用量が徐々に増えてしまうことがあります。柔軟剤の主な機能は衣類の肌触りを柔らかく保ち、静電気を防止することです。柔軟剤の使用量が多すぎるとタオル等の吸水性が低下し、使い心地が悪くなったり、汚れが残った状態で柔軟剤を使うと汚れが落ちにくくなります。
部屋干しの注意点
ベランダに干さず部屋干しをする際に、生乾き臭などのにおいが気になる場合には、脱水した後、洗濯物の間隔をあけて、風通し良く干しましょう。洗濯物同士が密着すると乾きにくく、菌が増えやすくなります。
お風呂の残り湯にも要注意
すすぎの際にお風呂の残り湯を使うと、洗濯物に汚れが付着してにおいの原因になるため、きれいな水道水を使い、衣服がきれいになった状態で柔軟剤を適量使いましょう。そして洗濯後はすぐに干してください。
香りの強さや感じ方には個人差があります。自分には快適な香りでも、他の人には不快に感じ、中には体調を崩す人もいます。柔軟剤はパッケージに記載されている使用量の目安などを参考に、周囲の人にも配慮しながらお使いください。
![[出典:消費者庁ウェブサイト]](http://www.city.narashino.lg.jp/material/images/group/7/sittekudasaisonokaori.jpg)
出典:消費者庁ウェブサイト
ポスター「知ってください!!その香り困っている人もいます」消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省(外部サイト)
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更新日:2025年01月08日