「新しい生活様式」と「キャッシュレス決済」
そもそも「新しい生活様式」って?

withコロナ時代を見据え、長期間にわたって感染拡大を防ぐためには、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策を、これまで以上に日常生活に定着させ、持続させなければなりません。
これを「新しい生活様式」といいます。
キャッシュレス決済は「新しい生活様式」?
国は、令和2年5月4日、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、「新しい生活様式」を具体的にイメージできるよう、"今後、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例"を示しました。
この「(3)日常生活の各場面別の生活様式」の<買い物>の中で、「電子決済の利用」が挙げられています。これがいわゆる「キャッシュレス決済」となります。
キャッシュレス決済はなぜ「新しい生活様式」なの?
なぜ「キャッシュレス決済(電子決済)」が「新しい生活様式」の実践例に挙げられているのでしょうか。
それでは、キャッシュレス決済が感染防止につながるポイントを見てみましょう。
紙幣や硬貨を介した接触がない

現金決済では、客が店員にお金を渡し、店員がお釣りを客に渡します。
そのため、客と店員は紙幣や硬貨を介して接触してしまうだけでなく、手と手が直接接触する可能性もあります。
これがキャッシュレス決済であれば、現金のやり取りがありません。
特に電子マネーやバーコード決済であれば、互いの接触はほぼゼロになるので安心です。
クレジットカードなども、最近は自身で端末に差し込んだり、タッチしたりするケースが増えてきています。これはセキュリティの観点からも安心ですね。
また、キャッシュレス決済限定のセルフレジが導入されている店もあり、これを利用すれば店員との接触がゼロになります。
会計時の滞留時間が短くなる

2019年に行われた民間企業の実証実験によると、決済方法によって会計の時間に大きな差が出ることが判っています。
結果を見てみると、電子マネー(QUICPay)では8秒、クレジットカード(サインレス)では12秒、バーコード決済では17秒であった一方、現金では28秒もの時間がかかっています。
平均すると、キャッシュレス決済は現金決済に比べて16秒早く会計できるという結果になりました。
会計のスピードが上がり、レジの回転率が上がれば、レジ前での滞留時間だけでなく、会計待ちの時間も減らすことができます。
つまり、それだけ感染リスクを低下させることができることになります。
キャッシュレス決済=新しい生活様式

キャッシュレス決済が「新しい生活様式」の一つである理由がお分かりいただけたでしょうか。
今回は2点だけを取り上げましたが、このほかにもキャッシュレス決済の利点は多くあります。
例えば、現金決済には不可欠な「ATM(銀行)からお金を下す」という作業が不要になることも、「無用な接触を減らす」という観点では非常に有効です。
感染症対策を行いつつも、楽しい日常生活を送るため、無理のない範囲でキャッシュレス決済を取り入れてみましょう。
参考リンク
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました|厚生労働省
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更新日:2022年09月29日