習志野市制施行60周年記念「習志野物語~ならしのまちフォトコンテスト~」受賞作品発表

更新日:2022年09月29日

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「習志野物語〜ならしのまちフォトコンテスト〜」は市内の魅力スポット等を観光資源として発掘すると同時に、作品の撮影や鑑賞を通して市民の習志野市の愛着・ふるさと意識を高め、市外の方には本市を訪れるきっかけを作ることを目的として開催されました。
この度は、市内外の方からたくさんの力作をご応募いただき、厳正なる審査の結果、下記の通り受賞作品が決定いたしましたのでここに発表させていただきます。
(注意)入賞作品の著作権は主催団体に帰属するものとし、写真は主催団体が発行する印刷物、ホームページ等に使用することがあります。

市長賞

黄金色に染まる谷津干潟に佇む白鷺たちの写真

干潟に舞う(酒井 丈夫)

撮影場所:谷津干潟

受賞者コメント

犬の散歩に訪れた谷津干潟で偶然白鷺を発見し、急いでカメラを取りに自宅へ戻った。思いがけず大きな賞をいただき、言葉にできないほど感激している

審査員コメント

黄金色の光と、群れた鳥たちの動きや並びのタイミングが良く、恵まれたチャンスを逃さなかった。審査でもほぼ満票だった。

習志野市まちづくり観光推進協議会賞

屋上で撮影された習志野市60周年花火大会の様々な色の花火の写真

夏の日の記憶(小川 圭一)

撮影場所:茜浜三丁目

受賞者コメント

習志野市60周年花火大会を茜浜の勤務先屋上から撮影させて頂きました。

同時に開催された千葉市花火大会と同じフレームに収められました。海浜幕張の花火も良かったですが、茜浜も負けていませんでした。少し強めの潮風で花火の光跡は流れがちですが、天気も良くて思い出になりました。

審査員コメント

高い場所からという有利な撮影ポイントをもっと生かせば、さらに評価は高くなっただろう。

部門賞

ふるさと魅力部門

旧鴇田家住宅に雪が降っている様子の写真

底冷え(村重 剛) 

撮影場所:旧鴇田家住宅

受賞者コメント

撮影は2月です。

ならしのらしさ部門

アジサイの咲く香澄公園で親子がしゃがんで池を覗いている様子の写真

やすらぎ(槌西 嬉久代)

撮影場所:香澄公園

受賞者コメント

親子の愛情を感じます。

スマホ・携帯部門

ナラシド♪の絵を指差しているきらっと君の写真

ボクがお兄さん(市川 隆子)

撮影場所:茜浜

審査員特別賞

茜浜海浜公園から見える日の出に向かって叫んでいる人の写真

希望を叫ぶ(王 俊峰)

撮影場所:茜浜海浜公園

60周年記念賞

東習志野六丁目と七丁目の境道にあるけやき並木が朝露で霞がかかっている様子の写真

けやき並木 朝靄(青木 謁夫)

撮影場所:東習志野六丁目と七丁目の境道

受賞者コメント

良く育った並木道。春から秋の落葉までの変化は、散歩には絶好の道。冬の雨は裸枝に雨粒が輝き、雪降れば雪の花が見事です。

企業賞

細野質店賞・リコー賞・新京成電鉄賞・ふるさと産品業者会賞・docomo賞・J:COM賞

朝焼けが差す公園を散歩する人々の写真

平和な朝(酒井 丈夫)

津田沼一丁目公園で夜に法被や浴衣に笠を被った沢山の人が踊りを行っている様子の写真

踊りましょ(槌西 嬉久代)

桜の咲く香澄公園でレジャーシートを敷いて花見をしたり広場を走っている人たちの写真

ほのぼの(平野 金幸)

JR津田沼駅付近で撮影された電車と車の露光写真

光彩(井上 毅一)

香澄公園の川で遊ぶ子供や日陰で涼む人たちの写真

市民のオアシス香澄公園(大塚 和宥)

鉄の柵の間から顔を出して餌を貰おうとする鹿たちの写真

美味しい〜♪(藪田 豊)

撮影場所

平和な朝:谷津公園
踊りましょ:津田沼一丁目公園
ほのぼの:香澄公園
光彩:JR津田沼駅付近
市民のオアシス香澄公園:香澄公園
美味しい〜♪:袖ケ浦西小学校

佳作

夜に津田沼一丁目公園で阿波踊りを踊っている人たちの写真

颯爽と(伊藤 篤)

谷津干潟に三羽の鳥が停まり、一羽が羽根を広げている様子の写真

私の踊りを見て頂戴!(松浦 義明)

夕暮れに茜浜で撮影された海を背景に二人の人が佇んでいる様子の写真

茜浜の思い出(佐野 敏昭)

香澄公園の木陰に座る子供たちの写真

晩夏の木陰(岩佐 次郎)

習志野市名木百選の大きな桜の木が咲いている様子の写真

習志野市名木百選の1本(海保 功)

青空と木の奥にある緑色の球形タンクを下から写した写真

地元のシンボル(嶋 博史)

茜浜から撮影した都心の沢山ビルがある夜景の写真

新都心夜景2014(林 秀敏)

鷺沼台二丁目にあるハミングロードの道脇に沢山の紫陽花が咲いている様子の写真

あじさい咲くハミングロード(富樫 メイ子)

雪が屋根に積もる旧鴇田家住宅を遠くから撮影した写真

これも習志野(村重 剛)

旧鴇田家住宅の中にある囲炉裏や窓越しに景色が見える写真

習志野の古民家(村松 公男)

撮影場所

  • 颯爽と:津田沼一丁目公園
  • 私の踊りを見て頂戴!:谷津干潟
  • 茜浜の思い出:茜浜
  • 晩夏の木陰:香澄公園
  • 習志野市名木百選の1本:新栄の交差点付近
  • 地元のシンボル:藤崎
  • 新都心夜景2014:茜浜
  • あじさい咲くハミングロード:鷺沼台二丁目
  • これも習志野:旧鴇田家住宅
  • 習志野の古民家:旧大沢家住宅

総評(写真家 早坂 卓 審査員長)

写真にはその作者の人生観が表現されてしまう。たしかにその強弱はあるだろう。見る側に強烈な印象を与える作品もあれば、弱いものもあるという事だ。
いずれにしても、撮った人の被写体に対する思い、考えなどが写り込んでいない写真は、よい写真とは言えない。よい写真は長く見ていても飽きない写真だと私は考えている。さらに付け加えれば、写真技術の高い作品(シャッターチャンスが良い、構図がユニーク、ピントがシャープ、色が綺麗など)であっても作者の撮影意図が感じられなければ評価は低いかも知れない。
さて、そのような視点で今回の応募作品を見ていくと、厳しい評価になるわけだが、そのなかでも「市長賞」は6人の審査員のほぼ満票を得ての受賞となった。「黄金色 群れた鳥たちの動き」など、恵まれたチャンスを見逃さなかった、作者の優れた審美眼を評価した。
「習志野市まちづくり観光推進協議会賞」受賞の市制施行60周年記念花火大会を撮った花火写真は、高い場所からという有利な撮影ポイントをもっと生かせば、さらに評価は高くなっただろう。すべての受賞作品を講評する事はここではできないが、総じて「ふるさと魅力部門」は習志野の特徴を表現した写真が多かった。しかし、「ならしのらしさ部門」の作品はまだまだテーマに対するこだわり、ひねりが足りなかったようだ。
そのために大事なのは「ものを見る目」だろう。写真に限らず、絵画、小説、映画、俳句など、いろいろな芸術を普段より鑑賞する事でその感性は磨かれる。
さらにおおげさに言えば、様々な人生経験を積む事で、ものを見る目を養う事ができる。そうすれば「長く見ていても飽きない写真」が撮れるようになるだろう。

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