「食品ロス」を減らしましょう!

更新日:2025年10月27日

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食品ロスとは?

料理するナラシド

「食品ロス」とは、食品廃棄物等のうち、期限切れ、売れ残り、食べ残しなど、食べられるのに廃棄される食品のことをいいます。
日本国内では、年間約472万トンの食品ロスが発生しており、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた、食料援助量約480万トンとほぼ同等になります。

※472万トンを1日に換算すると…
・大型トラック1,290台分
・1人あたりおにぎり1個分

食品ロスの約半分は一般家庭から

472万トンの食品ロスのうち、半分にあたる236万トンは、一般家庭から発生しており、主な理由は、
・食べ残し
・直接廃棄(賞味期限や消費期限を過ぎたため、使用せず廃棄)
・過剰除去(食べられる部分まで過剰に除去して廃棄)

の3つです。

これらは、少しの意識で減らせるので、一人ひとりが「もったいない」の意識を持ち、食品ロス削減に取り組みましょう。

家庭系の食品ロス内訳

今日からできる!食品ロスの削減方法

家庭での取り組み

食品ロスは家庭から

食品ロス削減3か条(提供:消費者庁)

ご家庭では、次の「食品ロス削減3か条」を意識した取り組みをおすすめしています。

【食品ロス削減3か条】
1.買い物前には家にある食材を確認
(冷蔵庫を確認して、無駄な買い物を防ぎましょう)

2.使い切れる分だけ買う
(安さにつられて買いすぎないよう注意しましょう)

3.食べられる分だけ調理
(家庭からの食べ残しは、年間で約100万トンも出ているといわれています)

【プラスαのひと工夫】
・野菜の皮などを厚くむきすぎないようにしましょう
余った食材は、別の料理にリメイクしておいしく活用しましょう

外食時の取り組み

  • 食べきれないと思うときは、注文時に小盛りやハーフサイズメニューを選びましょう
  • 食べきれなかった料理は、自宅に持ち帰ることができないかお店に確認しましょう

3010(さんまるいちまる)運動を実践しましょう!

 3010運動は、長野県松本市が発祥の、食事会や宴会における食べ残しを減らす取り組みです。
 乾杯後の30分間はできたての料理を味わい、お開きの10分前は食べきりましょう。

「宴会では、3010運動を。」ポスター
  1. まずは適量を注文
  2. 幹事さんから「おいしく食べきろう!」の呼びかけ
  3. 開始30分、終了10分は席を立たずにしっかり食べきりましょう
  4. 食べきれない料理は仲間で分け合う
  5. それでも食べきれなかった料理は、お店に確認して持ち帰りましょう

消費期限と賞味期限を正しく理解する

食品ロス削減には、消費期限賞味期限を正しく理解することが重要です。

「消費期限」…食べても安全な期限
過ぎたものは食べない方が安全です。
品質の劣化が早い、生ものやお弁当などの食品に記載されています。

「賞味期限」…おいしく食べられる期限
過ぎたものでもすぐに食べられなくなるわけではありません。
見た目や匂いなどで個別に判断しましょう。
長期保存ができる、スナック菓子や即席めんなどの食品に記載されています。

消費期限と賞味期限のイメージ

消費者庁の調査では、消費期限賞味期限について理解していない人の割合は、24.8%もいることがわかりました。

それぞれの意味を正しく理解し、日々の買い物や食品の管理、食べきりに活用しましょう。

(参考)消費者庁:食品ロス削減関係参考資料 令和7年4月21日版

この記事に関するお問い合わせ先

このページはクリーンセンタークリーン推進課が担当しています。
所在地:〒275-0023 千葉県習志野市芝園3丁目2番1号
電話:047-453-5577 ファックス:047-408-9581
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