平成30年4月掲載分

更新日:2022年09月29日

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ほたる野を泳ぐ鯉のぼり

2018年4月25日

 こどもの日を前に、実籾本郷公園に隣接した「ほたる野(市自然保護指定地区)」の田んぼでは、澄み切った青空に元気よく泳いでいる鯉のぼりがお目見えし、市民の目を楽しませています。

ほたる野の水田の上で泳いでいる鯉のぼりの写真

この鯉のぼりは、約20年前から市民団体「ほたる野を守るNORA(ノラ)の会」が地域住民より譲り受けた鯉のぼりを掲揚しています。

 「NORAの会」は、里山の自然環境保護を目的とし、ヘイケボタルの自生地の再生活動を行うとともに、地域の農家から田んぼを借りて子どもたちの体験学習を行うなど、昔懐かしい風景を守るために活動しています。

 NORAの会代表の蔭山盛久 (かげやまもりひさ)さんは、「5月5日には、体験学習として親子田植え会を予定しています。鯉のぼりは毎年、田植え会を前に泳がせていますが、傷んだものもあるので取り替えたいと考えています。家庭で使われなくなった鯉のぼりがあったらぜひ譲ってほしいです。自然が残っているほたる野で泳がせてみませんか」と話しました。

大空を泳ぐ青と赤の2匹の鯉のぼりの写真

 鯉のぼりは、すでに譲り受けたものをこれから増やしていき、5月下旬ごろまで楽しむことができるそうです。
春風を受けて上空を元気に泳ぐほたる野の鯉のぼりを見にお出かけになってみてはいかがでしょうか。

問合せ

ほたる野を守るNORAの会

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

初夏も行こうよ!さくら広場!

2018年4月20日

 春の暖かさも、いつの間にか初夏の陽気になってきました。襟元を抜ける潮風が心地よい季節です。習志野市はすぐ海と出会え、海を間近に感じられるという恵まれた条件がそろっています。そんな海に近い場所に桜を楽しめる場所があるのです。

 それは、新習志野駅近くのアミューズメント施設ラウンドワンとイオンモール幕張新都心に挟まれた「さくら広場」。習志野市の桜の名所であることを、皆さんはご存じでしょうか?そんな「さくら広場」を写真でご紹介します。

さくら広場で撮影された沢山の満開の桜の写真
さくら広場の桜の麓に白いチューリップが植えられている写真
木の根元にピンクや白、黄色、紫色などさまざまな色の花が輪になって咲いている様子の写真

 今年の桜は終わってしまいましたが「まだ行ったことがない」という人は、ぜひ来年挑戦してみてください。「来年まで待てないぞ」という人は初夏の桜の木がおすすめです。青葉繁る頃の桜の木々もいいものです。

取材・写真

広報まちかど特派員 佐野 敏昭さん

春爛漫 園内を彩る桜花 〜実籾本郷公園〜

2018年4月9日

 気温上昇の変化により、実籾本郷公園のソメイヨシノの桜が例年より早く見ごろとなりました。初夏の汗ばむ陽気で、絶好の花見日和となった3月28日にカメラを手に訪ねてみました。
 園内は、多くの花見客で賑わっていました。所々立ち止まりながら散策している人やカメラで撮影をしている人、桜の下でシートを広げお弁当を楽しんでいる人など、思い思いに満開となった桜を満喫していました。

実籾本郷公園の桜並木を歩く人々の写真

 散歩道には桜並木があり、咲き誇るピンク色の桜のトンネルに思わず足が止まります。桜の天井となった美しさは見事であり、華やかでした。

公園内にある旧鴇田家住宅の池と池の傍で咲いている桜の写真

 公園内にある旧鴇田家住宅を背景に見る桜や水鳥が優雅に泳ぐ池のそばで咲く桜など、コラボレーションを楽しみつつ、写真に収めてみました。

 四季折々の花木を楽しむことができ、気軽に散策できるのが魅力の「実籾本郷公園」へ訪ねてみませんか。

実籾本郷公園・旧鴇田家住宅

木々に囲まれた実籾本郷公園・旧鴇田家住宅の写真

アクセス

京成本線実籾駅から徒歩12分

旧鴇田家住宅の開館時間

午前9時30分~午後4時30分

旧鴇田家住宅の休館日

第2・4月曜日(祝日にあたる場合はその翌日に振替)
年末年始(12月29日~1月4日)

旧鴇田家住宅の入場料

無料

問合せ

実籾本郷公園:公園緑地課 旧鴇田家住宅:社会教育課

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

大久保小学校 ♪プラタナスフェスタ♪

2018年4月3日

 大久保小学校は、明治6年創立以来145年を迎える歴史のある学校です。昭和44年から市の国語の研究指定校で、読解力を高める国語教育に力を入れています。児童数は3月末時点で830名おり、26学級(ひまわり、さくら学級含む)あります。

プラタナスフェスタで合唱をする大久保小学校の参加者たちの写真

 2月15日、大久保小学校では、「卒業生を送る音楽会♪プラタナスフェスタ♪」が開催されました。各学年とも趣向を凝らし、合唱やミニコント、楽器の演奏と盛りだくさんで、真心がこもっていました。この日のために一生懸命練習したことが感じられる発表でした。
 平成29年11月に全日本小学校バンドフェスティバルで金賞を受賞した吹奏楽部の演奏曲は、パイレーツ・オブ・カリビアン。各パートが十分に力を発揮し、深みと迫力のある演奏が披露されました。吹奏楽部の部員は、4年生から6年生まで合わせて3月末時点で76名おり、楽器の練習だけでなく、音楽をイメージするために歌の練習や体力づくりもしています。また以前から、習志野高校吹奏楽部の部員が指導に来て合同練習もしています。
 早山美生校長は、「一生懸命練習し、みんなでひとつのものを作り上げる一体感を感じたのではないでしょうか。この事が、皆さんの成長につながっています」とのことでした。

プラタナスフェスタで演奏を行う吹奏楽部の方々の写真

 音楽会のあと、吹奏楽部顧問の今井麻美先生(習志野高校出身)と吹奏楽部部長の久保 心結 (みゆう)さんにお話を伺うことができました。

プラタナスフェスタの表彰状とトロフィーが飾られてある写真

 今井先生は部活動を通じて、「時間を守る」、「返事と挨拶をする」という生活態度を大事にしているそうです。これまで全国大会で銀賞、銅賞を何度も受賞したことはありますが、2017年は「金賞をとる」ことを目標に精一杯練習したそうです。
 また、久保さんは、全国大会について、「本番は、舞台が大きくて緊張しましたが、みんなの気持ちがひとつにまとまっていました」、「練習を重ねていたので楽しんで演奏しようと思いました」と振り返っていました。そして金賞は、夢のように嬉しく感激したそうです。

 最後に今井先生は、「素直で目標に向かって頑張る子どもたちです。音楽を通して子どもたちが成長していることを感じました」、「保護者や地域、学校関係の皆様に感謝しています」と述べられ、さらに「今年も、チーム習志野で連続金賞を目指します」と意欲十分の明るい声で宣言してくれました。

 長年の夢を叶えた吹奏楽部の偉業は、学校全体そして習志野全体に歓びの波動を広げています。そしてこれが児童ひとりひとりの自信となり、心に輝き続けることでしょう。大久保小学校の皆さん、楽しいひとときをありがとうございました。これからも音楽を心の友として進んでいきましょう。

習志野市のブランドメッセージ

あしたのハーモニーが響くまち 習志野市

取材 広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

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