平成30年7月掲載分

更新日:2022年09月29日

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炎天下の野菜畑で“真夏のお花見”?楽しんだ!

 7月初旬、家庭菜園で野菜作りを楽しむ知人から「“お花見”に来ませんか?」と、時ならぬお誘いが…ハア~?“真夏のお花見”って!何かの間違い?と疑いつつも、汗も滴る炎暑の中、故事・諺に倣って「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の気構えで“謎の誘い”にのってみた。

 鷺沼4丁目、鉄道の線路沿いにある菜園で“一列縦隊”を組み、打ち上げ花火に似た花を咲かす「トウモロコシ」の光景を見て納得!“夏ならではの野菜の花を楽しむ会”だった…と。

トウモロコシが沢山植えられ、背が高く伸びがトウモロコシに雄穂が出ているトウモロコシ畑の写真

 知人の案内で巡った家庭菜園。「スイカ」「キュウリ」に「フルーツトマト」や「カボチャ」など、“夏野菜”の花々特有の鮮やかな黄色が目に眩しい。

黄色で大きな花が開いているスイカの花の写真

スイカの花

丸く膨らんでいるいくつかの実と黄色い花びらのフルーツトマトの花の写真

フルーツトマトの花

オレンジ色の花びらの中にいる2匹の黒蟻の写真

 かたや派手なオレンジやピンク色の「春ウコン」の花芯では黒蟻が右往左往、晴れ間の捕食活動に余念が無い。

 強烈な太陽の透過光で “真昼の星座”のように輝く、「ナス」の紫や「ジャガイモ」の白色の花は強烈な存在感を示し、「サヤインゲン豆」の形状からは想像できぬ、清楚で可憐な白い花の“造形美”にも目を奪われた。

青空とまぶしい太陽の光、紫色のなすの花が綺麗に咲いている写真

ナスの花

中央が黄色で白色の花びらの綺麗なジャガイモの花の写真

ジャガイモの花

青空と輝く太陽の光、花びらが数枚重なって上を向いて咲いているサヤインゲンの花の写真

サヤインゲンの花

 園内では、巨大な野イチゴと見間違う赤褐色の「桑の実」や「オニユリ」「ケナフ」など、普段見慣れぬ花々にも出会え、目から鱗・額に大汗の“夏野菜・お花見会”を楽しんだ。

小さな粒が集まっている赤い桑の実が沢山なっている写真

桑の実

オレンジ色で、褐色の斑点が無数にあり、花びらが後ろ向きに反り返って下向きに花を咲かせているオニユリの写真

オニユリ

 さて、作物の収穫真っ只中の家庭菜園は市内随所に散在するが、入園時は畑のオーナーに一声かけて!「李下(りか)に冠(かんむり)を正(ただ)さず」で行きましょう!

綺麗な青空に筋雲が浮かび、七色に輝いている円形の虹が太陽の周りに現れている写真

 帰り際、見上げた太陽の周囲に七色に輝く「円形の虹」が…。これは気象用語で「日暈ひがさ」や「ハロ」と呼ばれ、「雨が近い」という“空のサイン”だ。
ならば、明日は猛暑も和らぐ戻り梅雨か?とホッと一息、家路を急いだ。

取材・写真

広報まちかど特派員 坂田 薫さん

「ならしの」は今、夏の彩り!

木の枝の先にとまっているオリーブ色の鳥で、大声で鳴くオオヨシキリの写真

「谷津干潟」に夏のお知らせ
ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシ…
「オオヨシキリ」が大声で鳴いている…
とにかく「あっつうー」夏、夏、夏!
老・若・男・女みんなの夏は来ぬ !!

行ってみよう!ウオーターフロント茜浜へ

 ギラギラ燃える太陽・シーサイドで日焼けを楽しむ若者・暑さを吹き飛ばすモーターボート。
 世界の国々と結ばれている「習志野の海」は活き活きと今、夏色に染まる…
 “夏の海 空の青さと グラデーション”

青く広い海が広がり、空には白い雲と青空が広がっている太陽が映える海と空の写真
海には大きな船が進んでおり、岸壁に寝転んで日焼けを楽しむ人の写真
暑さを吹き飛ばすモーターボートが白波を立てて海を進んでいる写真

景気をつけろ♪「夏祭り」

 昔ながらの夏祭りの「粋」が、みんなの「元気」を呼び覚ます!
 景気をつけろ♪「豊年満作」ならしの祭りだよ…

笑い麺を被り、ばか面踊りを披露しているin谷津干潟の夏祭りの様子の写真

ばか面踊りin谷津干潟

白い法被を着た男衆が神輿を担いでいる八坂神社御輿渡御の写真

八坂神社御輿渡御

大きなかき氷の横で男の子が大きな口をあげて「冷たい!」という表情をしている写真

冷やー!

「涼」を楽しむ風物詩

 涼風に揺れる風鈴の響きに癒され、ソーメンの「涼」を味わい、線香花火の「彩り」を楽しむ。
 これぞ、ゴージャスな日本の夏ごよみ…

暗闇の中、緑や黄色ピンク色などにきれいに光っている涼風に揺れる風鈴の写真
たらいに置かれたガラスのボールに入ったソーメンと、小鉢のつゆにつけて、箸ですくっているソーメンの写真
綺麗なオレンジ色の火花を放っている線香花火の写真

 今、習志野は「稔りの秋」へ向けてエンジン・フルパワー・オン!

取材・写真

広報まちかど特派員 佐藤 清志さん

夏の花、蓮を楽しむ 〜大久保・薬師寺〜

2018年7月15日

薬師寺に咲くピンク色の蓮の花の写真

 大久保一丁目の薬師寺で夏の花、蓮が見頃を迎えています。
 さまざまな樹木に包まれた境内には、「二千年蓮」と「ミニ蓮」があり、2品種の蓮を観賞することができます。

瓦屋根の門とその奥にある薬師寺の写真

 京成大久保駅北口から徒歩3分に位置する薬師寺は、大久保の開祖といわれる市角頼母家の持仏堂であったとされています。明治中期には、大久保小学校の仮校舎として利用されていました。

 ここで見られる二千年蓮は、千葉県の弥生時代の遺跡から見つかった種子を発芽させたものといわれています。
 二千年前の種によって咲いている花を目の前で見ていると、植物の奥深さ、そして神秘さを感じます。

花が閉じつぼみになっているピンク色の漣のつぼみの写真(蓮は午後には閉じてしまいます)

 蓮は、朝に開花し午後には閉じてしまうとのことで、午前中に観賞するのがポイントだそうです。

 近所に住む男性は、「背丈があって、花がきれい」と話しました。

 薬師寺では、蓮の花は7月に入って咲き始め、次々と開花し7月中旬ごろまで楽しめるということです。
 美しい蓮を眺め、心を和ませるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

大きな円形の葉の間に見え、花茎を伸ばしたピンク色の連の花のつぼみの写真

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

信頼の愛称は「母ちゃん」、パワフルな87歳! 〜ご主人や仲間と立ち上げたパークゴルフクラブ「友和(ゆうわ)クラブ」副会長〜

2018年7月11日

村嶋副会長の写真

友和クラブの村嶋副会長

 東京湾の潮風に包まれ一面のグリーンが映える「茜浜パークゴルフ場」で、元気に躍動する仲間たちとともにスタートホールに立つ村嶋 泰江(よしえ)さん(87歳)が見事なショットを見せました。
 村嶋さんは市内パークゴルフ仲間では知る人ぞ知る有名人です。
 戦時中に、東京・浅草から千葉県に疎開し、習志野市に住み始めて50年になるそうです。「習志野市は住み慣れた素晴らしい故郷です」とのこと。

帽子を被りサングラスをかけているご主人・正一さんと村嶋副会長が並んで写っている写真

ご主人・正一さんと

 65歳まで働いたあと、近所の友達から誘われパークゴルフを始めたのは70歳のとき。大久保のパークゴルフ場で初めてプレーした時の“爽快感”が忘れられず、今も続けています。
 習志野市が茜浜パークゴルフ場を開設した平成18年5月、ご主人の正一さん(86歳・友和クラブ会長)や仲間達と共に、パークゴルフ愛好者を集め立ち上げた「友和クラブ」の副会長として雨天以外はほぼ毎日、茜浜パークゴルフ場に足を運んでいるそうです。

クラブを両手で持ち、振り上げている村嶋さんのティーショットの様子の写真

村嶋さんのティーショット

 毎日コースを歩くため健康そのもので、87歳の現在までお産以外は入院したことがないことが自慢です。
 「パークゴルフはクラブ一本と元気な身体さえあれば、市の施設なので低料金で楽しめるので本当に幸せです。昼食持参で一日中プレーしても会員は450円で楽しめ、多くの友達ができることも魅力の一つです。」と元気に答えてくれました。

 友和クラブ主催で大会を開催すると、いつも80名以上が参加するとのこと。
 参加者の一人、関野さんは「メンバーの誰からも『母ちゃん、母ちゃん』と呼ばれる村嶋さんは、優しさと厳しさの気遣いができ、常にリーダーシップを発揮する“肝っ玉母ちゃん”です。今でも一日36ホールから54ホールをこなすパワーには驚かされます」と話していました。

大勢の大会参加者の皆さんが集まっている様子の写真

大会参加者の皆さん

村嶋さんが青いジャンパーを着た男性と向かい合い、表彰を受けている様子の写真

表彰式

 習志野市パークゴルフ協会事務局長の酒井さんに聞いたところ、市内にパークゴルフ場は3カ所あり、登録会員は260人だそうです。

 特に、茜浜パークゴルフ場は利用者も多く、今年10月には習志野市民大会が開催予定です。皆さんの健康の秘訣は「仲間とプレーを楽しみ、日頃からくよくよせず楽しく過ごすこと」だそうです。
 今日も元気な高齢者の皆さんが鮮やかな緑の芝生の上で、生き生きとパークゴルフを楽しんでいます。

後方には木々が並び、屋根付きの広々とした休憩スペースが設けられている茜浜パークゴルフ場と多くの参加者の方々の写真

取材・写真

広報まちかど特派員 佐藤 清志さん

「はっけよい ! 残った」〜 阿武松 (おおのまつ)部屋見学会〜

2018年7月8日

 6月10日(日曜日)習志野市スポーツ振興協会主催「阿武松部屋朝稽古見学&ちゃんこ会」が実施されました。

朝稽古見学

 朝8時30分、抽選で選ばれた参加者がいざ土俵へ見学に向かいました。

土俵の中で、2人の力士がぶつかり稽古をしている写真

 激しいぶつかり稽古、したたる汗、砂まみれになっての取り組みと、間近で見る相撲は、目を見張るものがありました。
 不知火(しらぬい)、音羽山(おとわやま)の両親方の胸を借りてのぶつかり稽古では、若い力士たちがゼーゼーと息を上げ、熱が入っていました。
 参加者は、「あまりの迫力に驚きました」、「こんなに辛い稽古をしているのを初めて知りました」などと話をしていました。

阿武松部屋

阿武松部屋の土俵で練習をしている力士の方々、見学に訪れた方々が右側の畳が敷かれた場所で座って見学をしている写真

 阿武松部屋は、元関脇 益荒雄(ますらお)(現 親方)が、習志野市鷺沼5丁目に部屋を開いて今年で24年目になります。現在、力士15人、幕内力士は5人誕生しました。親方は今年、相撲協会理事に就任し、審判部長も努めています。
 5月場所では、阿武咲(おおのしょう)関が十両優勝し、来場所以降の更なる飛躍が期待されています。

ちゃんこ会

テーブルの上に沢山の料理が並べられ、参加者の方が親方の話を聞いている「ちゃんこ会」の様子の写真

 稽古の後のちゃんこ会では、親方、力士たちと懇談しながらちゃんこを頂き、終始和やかで楽しい会食となりました。
 配膳してくれる力士に話を聞くと「“ちゃんこ”というのはお相撲さんの食事のこと言います。ピザもラーメンも好きで食べます。コメは、どんぶりで朝晩5杯ずつは食べます」と話し、さすがにあの巨体ですから、毎日10キロの米を炊くのも納得です。
 また、親方は「背中をみてついてこいというやり方ではなく、今の子どもたちに合わせて箸の上げ下ろしまで細かく教えています」と話し、とても参考になりました。

今日のちゃんこ

しょうゆ味のちゃんこ鍋、煮物、卵焼き、天ぷら、野菜サラダがお皿に盛り付けられテーブルに並んでいる今日のちゃんこの写真

 今日は、しょうゆ味のちゃんこ鍋、煮物、卵焼き、天ぷら、野菜サラダです。
 床山の床貴さん床雄さん、当番の力士さんによるちゃんこはバランスのとれたメニューです。料理には地元習志野人参“彩誉”をふんだんに使っていました。
 ちゃんこが美味しいだけでなく、「おかわりどうぞ」と笑顔で差し出された大きな手が嬉しくて、おかわりする参加者が続出でした。

感想

阿武松部屋の皆さんと参加者の方々が集まって写っている集合写真

 大人気の相撲見学会、部屋の皆さんのおもてなしに参加者一同大満足でした。
 勝負の世界は“精進”あるのみ。強くなってください。これからも応援しています。

取材・写真

広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

旧鴇田家住宅で、七夕飾り体験

2018年7月6日

木製の両開きの門が開いている旧鴇田家住宅入口の門の写真

 織姫と彦星のロマンがあふれる七夕。そんな七夕の飾り付けを体験できるイベントが、実籾本郷公園内にある旧鴇田家住宅(千葉県指定有形文化財)で行われています。

 関東甲信地方は統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。本格的な夏に入り、厳しい暑さが続いているなか、7月1日に訪ねてみました。

折り紙で作られた様々な飾りや短冊などが飾られた笹竹の七夕飾りの写真

 飾り付けが設置されている土間に入ってみると、天井が高いおかげか暑さは感じられず、天然の心地良い涼しさを肌で感じることができます。ここに高さ3メートル余りの大きな笹竹が飾られており、笹には来場した子どもたちをはじめとする皆さんの願いが込められたたくさんの短冊や、折り紙で作ったさまざまな飾り付けが掲げてありました。

沢山の短冊や折り紙で作られた飾りが付けられている笹竹の七夕飾りの写真

 この七夕飾りは、会場に用意されている短冊に来場者がそれぞれの願いを託して、笹に飾り付けできるようになっています。この笹竹は、敷地内の竹を伐採し利用しています。

 旧鴇田家管理人は、「クリスマスツリーの飾り付けは、多くの家庭で行っているが、七夕飾りは昔と違って各家庭で見られなくなった。伝統ある行事を親子でぜひ体験してほしい」と話しました。
 七夕飾りは、旧大沢家住宅(千葉県指定有形文化財・森林公園内)でも同時に企画され、どちらも7月7日まで行われています。

あなたも地元の豊かな自然と文化に触れてみませんか。

問合せ

社会教育課

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

初夏に映えるアジサイが見頃 〜屋敷近隣公園〜

2018年7月2日

 屋敷近隣公園で、アジサイが見頃となりました。
 この公園は、東部保健福祉センターに隣接し、広場と複合遊具があり、緑にあふれた市民のオアシスとなっています。

咲き乱れる紫色のアジサイの花の写真

 関東甲信地方が梅雨入りした6月6日に、カメラと傘を手にしながら訪ねました。
 整備された散歩道や駐車場脇の斜面には、初夏に映えるアジサイが咲き乱れていました。
 ここでは、中心の花を飾る額縁のように周りだけ花を咲かせるガクアジサイが多く植栽され楽しむことができます。

小さな点々のような花が真ん中に集まって、その周りを大きな花が額縁のように囲んでいるように見える白色のガクアジサイの写真

 アジサイは市の花として、習志野市文教住宅都市憲章が制定された昭和45年、市民アンケートにより制定されました。市内の公園や学校など、さまざまな場所で見ることができますが、この公園でも紫や青、ピンクなどの色とりどりのアジサイを楽しむことができます。

濃いピンク色の小さな点々のような花が真ん中に集まり、その周りを大きな薄紫色の花が額縁で囲んでるように見えるガクアジサイの写真

 よく散歩に来ているという女性は「今年はいつもより早く5月中旬ごろから咲き始めました。爽やかで、とてもきれい」と話してくれました。

 梅雨の季節のしっとりとしたアジサイは心を和ませてくれます。
 花は、梅雨明けまでしばらくの間楽しむことができます。
 梅雨に似合う美しいアジサイ散策をお近くの公園で楽しんでみてはいかがでしょうか。

問合せ

公園緑地課

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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