平成30年9月掲載分

更新日:2022年09月29日

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オービックシーガルズ 日本一奪還へ、習志野からスタート

2018年9月28日

 年に一度のホームゲームを楽しみにしていた多くの人たちが、今年もスタンドをアクアブルーに染めました。8月26日、「第一カッターフィールド(秋津サッカー場)」で、Xリーグ秋季シーズン開幕戦となる、オービックシーガルズ対BULLSフットボールクラブ戦が行われ、オービックシーガルズが90-3で圧勝しました。習志野市でのXリーグ公式戦は今年で6回目、すべて勝利しています。

 今年は、キックオフが10時と早い時間からのスタートになりましたが、9時の開場時間には長い行列が出来ていました。会場ではオービックシーガルズのチームカラー、アクアグリーンのTシャツ無料配布、ご当地グルメ「習志野ソーセージ」の販売の屋台も出店し、これらも試合に来た人の楽しみになっています。

 試合前のフィールドには、抽選で選ばれた子ども達が花道を作り選手が入場してきます。コイントスはスペシャルゲストの宮本市長が行いました。

選手入場ヘルメットを被った選手たちが子ども達が作った花道の間を子ども達とタッチをしながら入場している写真
審判と選手2人が並んでフィールド内を歩いて入場している写真
水色のポロシャツを着た男性がコインを上に投げ、コイントスをしている写真

 試合は、WR#84西村選手のパントリターンタッチダウン(攻撃側が相手にボールを渡すためにパントキックした時、キャッチした相手がそのまま走ってタッチダウンすること)で先制し、その後もRB#29李選手、DL#31三井選手、QB#3スカイラー選手がタッチダウンを決め、第1クオーターで34-0と突き放しました。

 アメフトのルールがわからない、難しそうと思っている方も多いと思いますが、アメフトは簡単に言うと、ボールをパスやランで相手チームのエンドゾーンに進めてタッチダウンを狙うスポーツです。ラグビーと違って、攻撃と守備が明確に分かれています。また、ボールを前にパスする事ができるので、ロングパスのような華麗なシーンも見られます。そして、相手の攻撃を阻(はば)むために相手選手をブロックする事もできるので、重量級の選手のぶつかり合いも見応えがあります。

 とても暑い日でしたが、タッチダウンやナイスプレーが出る度にスタンドは大盛り上がりでした。ハーフタイムには、習志野高校吹奏楽部の皆さんが素晴らしい演奏を披露してくれました。また、試合終了後は、フィールドに入り写真撮影、サインなど選手と交流できるホームゲームならではのお楽しみが待っています。今年は、QB#3スカイラー選手、TE#85ホールデン選手に長い列が出来ていました。

選手が腰を下ろして、マジックを手に持ち、女の子が差し出したタオルのようなものに、サインをしようとしている写真
習志野高校吹奏楽部が楽器を演奏しながら、動きを加えマーチング演奏を披露している写真

開幕戦を終えたオービックオービックシーガルズから習志野の皆さまへ

大橋GM

 夏の最後、この暑さでも10時から集まって頂いて、これだけ応援して頂いて、選手もやりがいがあったと思いますし力も続いたと思います。この勢いで、決勝戦が行われる年末年始までいきたいと思います。

主将TE#88安東選手

 今シーズンは必ず圧倒して、皆さんに感動して頂けるようなプレーをお見せしたいと思います。習志野の皆さんと一緒に日本一になれるよう頑張りますので、1月3日まで一緒に突き進んでいきましょう。

チームDJ TDK(タッチダウン金子)さん

 習志野から始まったこの勢いを繋げて、習志野から日本一という事で、決勝のある正月まで勝ち切りたいと思います。習志野市民17万人のみなさん、是非お正月にドームに応援に来てください。

シーチアの皆さん

 熱い参戦ありがとうございます。皆さんの応援が選手、チームの力となっています。1月3日の試合まで駆け抜けていきたいと思います。これからも応援宜しくお願いします。

 日本一を決める「ライスボウル」までは、レギュラーシーズン6試合の後、勝敗数で組み合わせが決まる8チームでのトーナメント戦があります。そして、12月17日(月曜日)東京ドームで社会人日本一を決める「JAPAN X BOWL」決勝戦が行われます。それに勝つと、年明けの1月3日(木曜日)、東京ドームで社会人日本一のチームと学生日本一のチームが戦う「ライスボウル」があり、そこでアメフト日本一のチームが決まります。5年ぶりの日本一まで長い道のりですが、是非、試合会場で一緒に応援していきましょう。

入場券がデジタルチケット(Livepocketで簡単に購入できるようになりました。

西村選手がボールを脇に抱えてフィールド内を走っている試合中の写真

WR#84西村選手は1試合で3本のリターンTD

地面に倒れている相手チームの選手、ボールを持抱えて走りだしている選手、すぐ後ろに相手チームの選手がボールを奪おうと飛び上がっている試合中の写真

簡単には倒されないRB#43望月選手

オフェンスラインの選手が、クォーターバックの選手の前に着いてブロックをして守りについている試合中の様子の写真

オフェンスラインがQBをしっかりブロック

地面に倒れ込んでいる相手チームの選手、ボールを両手でしっかりと握り、走っているスカイラー選手の写真

今日も走ってTD!QB#3スカイラー選手

相手チームの選手の側で、飛んできたボールに両手を伸ばしジャンプしてつかみ取ろうとしている写真

相手のパスをブロックするDL#23バイロン選手

ボールを持って地面に倒れ込んでいる相手チームの選手の足を掴み地面に倒れているブロンソン選手の写真

DB#21ブロンソン選手は#23バイロン選手の弟

仲間が相手選手を抑える中、ボールを抱え走り抜けている試合中の写真

3本のTDを決めたRB#29李選手

相手チームの選手が3名いる中、ブロンソン選手が飛び上がってボールをキャッチした瞬間の写真

身体能力の高さが際立つDB#21ブロンソン選手

取材・写真

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

男女ともに仕事も家庭もへ

2018年9月26日

「見つめてみよう!私たちの働き方」テキストの表紙の写真

 7月29日、習志野市男女共同参画週間事業シンポジウムが開催されました。今年度のテーマは「見つめてみよう!私たちの働き方」です。

講師、田中俊之さんが講演をしている写真

 第一部の講演会のテーマは、「男性も家に帰ろう~誰もが生きやすい社会に~」。
講師は、男性学の第一人者、田中俊之さんです。「男性学の新展開」など著書多数。
 男性学という耳慣れない言葉ですが、「男性が男性であるゆえに抱える悩みや葛藤を対象にした学問」です。
 田中さん本人も共働きイクメンです。
 自身の体験談を交えながら「男は仕事、女は家庭」から「男も女も仕事も家庭も」への転換が必要と語りました。

 「親の世代とは若者の結婚に対する考え方や家族の形態が明らかに違う。イメージと現実がずれているのにイメージだけを大事にしている」との言葉に、そういえばと納得しました。
 また、「男性もお喋りを無駄と考えるのではなく、相手との共感を目的にしたコミュニケーションとして楽しんでほしい」、「人生は仕事だけではなく、家庭や地域との繋がりのあるワーク・ライフ・バランスが大事」と強調しました。

舞台上に司会者とパネラーの パネリストに田中さん、習志野ワーキングマザーの会代表 金子麻由子が座り、モニターの映像を見ながらパネルディスカッションが行われており、参加者の方々が席に着いて話を聞いている様子の写真

 第二部は、パネルディスカッション「違いを認めフォローしあう社会へ」。
 パネリストに田中さん、習志野ワーキングマザーの会代表 金子麻由子さん、コーディネーターに東邦大学教授 朝倉暁生さんです。

 金子さんは、2人のお子さんがおり2度の育休取得、現在は転職サイトを立ち上げ半分在宅の働くママ。
 金子さんは「今や30万人が育休をとる時代。家事の分担は働いていることに対するお互いの理解が必要」と語りました。
 平日昼間の男性の地域参加について田中さんからは、「独身者は、今4人に1人。将来は3人に1人になるので単身者の地域での活動として、例えば野球のコーチなどを募ってみては」との意見がありました。
 最後に朝倉さんからは、「自分で壁を作ってしまうのではなく対人コミュニケーションを大事に地域活動など何でもいいから行動していくほうが良いのではないか」との提案がありました。

 今回のシンポジウムには大勢の若いパパ、ママたちの参加があり、これからの生き方への関心の高さが感じられました。

取材・写真

広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

実籾本郷公園周辺も秋の気配

2018年9月21日
 市内でも朝晩冷え込むようになり、秋の気配が感じられるようになりました。
 ヒンヤリとした朝を迎えた9月12日、地元の秋色景色を探しに実籾本郷周辺をぶらりと散歩しました。

公園内の園路の両側の木々が色づき始めた秋の風景写真

 京成本線実籾駅から徒歩12分に位置する実籾本郷公園の園路には、木々が少しずつ色づき始めました。園内には散歩している人たちが多く見られ、一足早い秋の風景を楽しんでいました。

田んぼで、刈り終えた稲を稲干し台に干している様子の写真

 公園に隣接したほたる野(市自然保護指定地区)の田んぼでは、稲刈りを終え刈った稲を陰干ししている風景が広がっていました。この間まで黄金色一色だった田が一変し、季節の移り変わりを感じさせてくれます。昔なつかしい農村地域ならではの光景を目にすると心が洗われる感じがします。非日常的な雰囲気を味わうことができるのどかなスポットです。

 公園に近い県立実籾高校付近の道路沿いでは、秋を彩るコスモスの花が見頃を迎えていました。道路沿いの斜面には、白やピンク、紫などの色鮮やかなコスモスが咲き誇っていました。自生し、毎年美しく咲いている姿に、歩道を歩く人たちは秋の気配を感じている様子でした。コスモスの花は10月上旬頃まで楽しめそうです。

道路沿いに咲いている色々やピンク色のコスモスの写真
綺麗に咲いているいくつかのピンク色のコスモスの花とつぼみを近くで写した写真

 身近なところで、一足早い秋の風景に出会い、季節の変化をあらためて感じることができました。あなたも身近な秋を見つけて楽しんでみませんか。

取材・写真

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

地元に貢献「4大学交流会」

2018年9月18日 8月25日、学園大久保商店街路で夏まつりが行われました。今回の夏まつりで、初めて実施されたのが「クイズラリー」です。大久保の商店や大学を回って、クイズを解いて賞品をもらおう!という企画です。

 この企画を実施したのが「4大学交流会」という団体です。メンバーは、日本大学生産工学部、日本大学理工学部、東邦大学、千葉工業大学の学園祭の実行委員で、5・6年前から、それぞれの学園祭の告知や企画を合同で実施したり、相互協力などをしている団体だそうです。

4大学交流会の皆さんがうちわを持って笑顔で写っている写真

4大学交流会の皆さん

 今回の「クイズラリー」は日大生産工学部3年生の北野さんが中心となって、地元で地域に密着したまちづくりができないかと、商店街に持ち込んだ企画です。
 クイズの用紙をお店に貼ってラリーという形式で商店街を探索し、お店を知ってもらい、少しでも地元を盛り上げることができればと考えたそうです。
商店街は日頃から大学との繋がりが強いこともあり、夏まつりでの「クイズラリー」の実施は、大歓迎だったそうです。

 夏まつり当日は炎天下ではありましたが、親子でクイズを解きながら歩く姿が多く見られ、全問正解で景品をもらい、大喜びをしている人もいました。
 また、4大学交流会の皆さんは、クイズラリー以外に会場の交通整理などにも協力していました。

店舗前に掲示された紙のクイズの問題を見ながら参加者の方々みんなで知恵を絞って正解を探しを考えている様子の写真

みんなで知恵を絞って正解を!

受付で女の子が4大学交流会の皆さんに正解数を確認してもらっている写真

何問できたかな?

問題の場所が示された大久保の地図の写真

問題は大久保の中に!

 今回中心となった北野さんからは、「初めての企画でしたが来年もぜひ協力したい、また他の地域からも声が掛かれば考えてみたい」と頼もしい言葉がありました。
 皆さんも「4大学交流会」の皆さんが企画する学園祭に足を運んでみませんか。

  • 日本大学生産工学部 第27回桜泉祭
    11月3日(土曜)・4日(日曜)日本大学生産工学部津田沼キャンパス
  • 東邦大学 第57回東邦祭
    11月17日(土曜)・18日(日曜)東邦大学習志野キャンパス
  • 千葉工業大学 第69回津田沼祭
    11月23日(金曜)~25日(日曜)千葉工業大学津田沼キャンパス

取材・写真

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

生命の起源を探るプロジェクト『メテオ』千葉工大津田沼キャンパス荒井朋子先生にインタビュー

2018年9月11日

 「生命の起源を探る」夢のプロジェクトを進める「惑星探査研究センター」が習志野市にあることを知っている人は多くないのではないでしょうか。夏休みのある日、研究を続ける女性研究者の荒井朋子主席研究員にインタビューをしました。

荒井朋子先生のプロフィール

荒井朋子先生の顔写真

荒井 朋子先生

生まれも育ちも東京都。茨城県つくば市在住。
東京大学理学部地質学科卒業。同大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。専門は隕石学,惑星物質科学。
大学院在学中、日本学術振興会特別研究員として、NASAジョンソンスペースセンター(JSC)およびカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学。学位取得後、宇宙開発事業団(NASDA-現:JAXA)にて有人および無人宇宙機の運用・開発に約7年間携わる。NASDA/JAXA在職中には、国際宇宙ステーション(ISS)の生命科学実験棟や実験装置および月探査衛星『かぐや』の開発に従事。退職後は国立極地研究所,東京大学総合研究博物館を経て2009年4月千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)設立時から現職。
2012年11月~2013年1月米国南極隕石探査隊に参加(米・英・加・日4カ国12名中、女性4名)

数少ない女性研究者として宇宙探査研究を始められた動機は何ですか。

暗闇に光っているスーパームーンの写真

スーパームーン(平成30年1月2日)

 子供の頃から宇宙に漠然と興味があり、特に地球以外の惑星がどうなっているのか、生命はいるのか等の疑問について、その答えを探したいと思い、大学で地球外の天体から来た石(隕石やアポロの月試料)を分析する研究室に進み今日に至ります

宇宙開発事業団に配属された200名のうち女性は2名だけで、宇宙飛行士山崎直子さんとご一緒だったと伺いました。

 はい、隕石学(鉱物学)の博士号を取得し、月や惑星探査のプロジェクトに関りたいと思いJAXA(当時はNASDA)に入社しましたが、想定外に宇宙ステーションの米国の実験棟を開発する「セントリフュ−ジプロジェクト」に配属となりました。山崎さんはその時の同僚(先輩)で、工学の知識のない私に宇宙開発のいろはを教えてくださいました。

現在取り組んでいるプロジェクト『メテオ』はどのようなミッションを行っていますか。

沢山の星の光がきれいなラインを描いている光跡がの写真

 2年間流星を宇宙から観測するプロジェクトです。国際宇宙ステーションは高度400キロメートルを飛んでいて、流星は通常高度100キロメートルで光るので、国際宇宙ステーションからは、上から見下ろす形で観測できます。悪天候の時は観測ができない地上と違い、常に観測できます。千葉工大の惑星探査研究センター内のメテオ運用室では、カメラのコントロールや撮影した画像を直ぐに宇宙ステーションから降ろして確認作業を日々行っています。
 一般の方の見学や写真撮影も可能です。
(プロジェクトの詳細は次のホームページ参照、流星画像など面白い画像を紹介)

現在の研究の目標と今後の展望について簡単に教えて頂けますか。

 現在は、ふたご座流星群のふるさと(小惑星フェートン)に探査機を送り、小惑星からどのように塵が吹いているのか、地球に塵をもたらす小惑星がどんな天体なのかを調べる「デスティニープラス」というミッションをJAXAと共同で進めています。流星群の塵や宇宙から地球にやってくる塵には有機物や炭素が沢山含まれることが最近の研究で分かってきています。地球が誕生した太古の昔、生命の種となる有機物や炭素が、宇宙からもたらされたと考える仮説を調べるために、地球に飛んでくる塵を調べる研究がいろいろな分野で進んでいます。流星群とは、地球の軌道を横切る彗星や小惑星から飛ばされた塵が地球にやってきて、その塵が地球の大気に突入するときに高温高圧になり光る現象です。したがって有機物や炭素を含む塵を地球に運ぶ彗星や小惑星を調べることは、地球に生命の種を運ぶ天体とはどういう姿をしていて、どうやって塵を出しているのか、そしてそれらの塵が生命の種としてどのような役割を果たしたのかを理解する上でとても重要です。「デスティニープラス」ミッションでこの大きな謎に挑みたいと考えています。

壮大で世界的プロジェクトが習志野で行われていることを知り、驚きと感動を覚え、市民として誇りを感じます。習志野市と子供たちに一言お願いできますか。

 日本で惑星科学と惑星探査を専門とする研究機関はJAXA以外には、千葉工大の惑星探査研究センターしかありません。また、国際宇宙ステーションと直接通信できる施設もJAXAの筑波宇宙センター以外にはここしかありません。その点で習志野市は宇宙開発や惑星探査に非常にゆかりのあるまちであると言えます。
 宇宙のことに興味のある子供たち、千葉工大惑星探査研究センターに遊びに来て下さい!宇宙から飛んで来た石(隕石)や宇宙飛行士が月から持ち帰ったアポロの月試料が見られたり、宇宙ステーションと交信する様子を間近で見られたり、惑星探査機に乗っている観測装置を作る現場を見られたり、宇宙に関わるいろいろな情報や活動に触れることができる場所ですよ。研究センター所員一同、お待ちしています!

壁にはいろいろな映像が映されたモニターがあり、パソコンが何台も設置されている研究室で笑顔で写っている荒井先生の写真

 お忙しい中取材に応じて頂いた荒井先生。ご趣味はカラオケと剣道だそうです。
 文武両道で、幼少の頃からドリームズ・カム・トゥルーに邁進されるお姿は、習志野の子供たちに大きな勇気を与えることと感謝しながらインタビューを終えました。

取材

広報まちかど特派員 佐藤 清志さん

写真

広報まちかど特派員 坂田 薫さん

ボランティアが大活躍!!NARASHINOから世界に発信第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会

世界女子ソフトボール選手権大会横断幕が会場に貼られている写真

 8月2日~12日に第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会が第一カッター球場(秋津野球場)を含む千葉県内4会場で盛大に開催されました。
 世界の強豪16カ国・地域の代表チームが繰り広げた熱戦に会場は連日大変な盛り上がりを見せました。特に8月7日と9日に第一カッター球場で行われた日本代表戦には大勢の観客が詰めかけました。いずれの日も日本代表が見事に勝利し、会場は熱狂の嵐に包まれました。

 ところで、習志野の夏を熱くしたこのビッグイベントを多くのボランティアが支えていたことを皆さんご存知でしょうか?
 ボランティアには様々な活動がありますが、活動場所ごとに数名でチームを結成し、学生さんからシニア世代まで様々な世代の方が連携して職務を行います。
 真夏の大会でボランティアの最大の敵はなんといっても連日の猛暑です。選手が主役の大会でボランティアが熱中症で倒れることがないよう、水分補給とこまめに休憩を挟みながら活動をします。また、大会期間中は台風接近による荒天に見舞われる日もありましたが、互いに声を掛け合い、笑顔で元気に活動をしていました。

お揃いの黄色いTシャツに帽子を被った、チケット売り場担当のボランティアの方3名が笑顔でピースサインをしている写真

(1)

テントの下に設置されたプレス受付担当ボランティアの方2名の写真

(2)

関係者入口担当ボランティアの方2名が笑顔で写っている写真

(3)

総合案内所担当ボランティアの2名が受付に座っている写真
観客席担当ボランティアの4名が笑顔で写っている写真
ボランティアの男性がミストの機械に、タンクに入った水を補充している写真
ボランティアの方がお弁当を受け取っている写真

(7)

入場口担当ボランティア8名が入場口のテントの下に並んで写っている写真

(8)

駐車場アクセスポイントに立つ担当ボランティアの男性の写真

(9)

青いTシャツを着た男性と女性のボランティア事務局スタッフが並んで写っている写真

(10)

  • (1) チケット売り場担当。笑顔でお客様をおもてなしします。
  • (2) プレス受付担当。世界中から関係者が訪れます。
  • (3) 関係者入り口担当。選手が安心して競技に専念できるよう関係者以外の通行を制限します。
  • (4) 総合案内所。海外からのお客様へも親切に対応します。
  • (5)(6) 観客席担当。熱中症対策に設置されたミストへの水の補充は意外と重労働です。
  • (7) ボランティアセンターでお弁当を受け取り、しばしの休息。暑さとの戦いでこまめな休息は大事です。
  • (8) 入場口担当。日本戦は行列ができたお客様が安全に入場できるよう活動しました。
  • (9) 駐車場アクセスポイント担当。会場から離れていますが、意外と多くのお客様がアクセスします。
  • (10) ボランティア事務局スタッフ。大会期間中は大小、様々なトラブルが発生しますが、冷静沈着な対応でボランティアをサポートしてくれました。
ミストの機械の前で休んでいる4人のはイギリス応援団の方々の写真

 取材当日はチャイニーズ・タイペイとイギリスの対戦が行われていました。
 熱中症対策のミストはイギリス代表の応援団にも大人気です。

 NARASHINOから世界に発信した第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会は多くのボランティアの活躍で無事に9日間の熱戦を終えました。日本代表は惜しくも準優勝となりましたが、東京オリンピックではぜひとも金メダルを獲得してほしいですね。

取材・写真

広報まちかど特派員 平田 省一郎さん

東部体育館トレーニングルームでシェイプアップ!

2018年9月3日

 皆さんは、東習志野にある「東部体育館」がリニューアルオープンしたことをご存知ですか?
 東部体育館といえば「クライミングウオール」があることでも知られていますが、2階には「トレーニングルーム」もあるんです。

最初に「初回者講習会」を受けよう

 東部体育館のトレーニングルームを利用するには、まず「初回者講習会」を受講する必要があります。これは、安全にトレーニングを行うための健康チェックや器具の使い方を教えてもらうためのものです。効果的なトレーニングメニューも作ってもらえるそうです。
 「初回者講習会」は電話か体育館の事務室での予約が必要です。開催時間は曜日によって違いますが、土曜・日曜日を含めて、毎日講習会があるのも嬉しいですね。費用は、トレーニング室を2時間利用する料金(下記掲載)が必要となります。他に必要な持ち物等は予約の時に説明があります。

講習会の開催時間
開催時間 講習を受けられる曜日
10時〜12時 日曜、火曜、金曜
14時〜16時 日曜、月曜、木曜、土曜
19時〜21時 水曜、土曜

初回者講習会体験

 当日は、受付で利用料金を支払い、体育館1階にある更衣室で着替えを済ませます。更衣室には、ロッカー、シャワールームもありとても綺麗でした。

沢山のランニングマシーンの機械が並んでおり、女性がランニングマシンの上で歩いて運動をしている写真

 最初に、トレーニングルームを使う為の説明等を受けます。血圧、身長、体重、体組成(筋肉、脂肪、骨など体を構成する組織)を測ってもらいます。体脂肪率、BMI(身長に見合った体重かどうかの数値)、肥満度も出てきます。これから運動を続ける上での目安になりますね。
 トレーニングルームにはランニングやウオーキングができるトレッドミル、エアロバイクは背もたれがあるものとないもの、さらに最新のクロストレーナーもあります。筋力トレーニングの為の器具も9種類と豊富です。
 講習会では、一つひとつの器具の使い方を教えてもらいながら実際に使ってみます。

 途中で水分補給と休憩を交えて、1時間半程で終わりました。当然、一度では覚えきれません。トレーニングルームには、指導できるスタッフさんが常駐しているので、わからないことがあればいつでも教えてもらえます。ただ、基本的には自分でトレーニングするスタイルだそうです。

トレーニングルームの良いところは?

1.利用料金が安い!

 市内在住の一般(65歳未満)は2時間で590円、中高生と65歳以上は290円です(小学生以下は使用不可)。3カ月有効の回数券なら5回分の料金で6回利用できます。
 いつまでも健康でいるために、気軽に運動できますね。

2.駐車場が無料!

 体育館や総合教育センターとの共用ですが、80台の駐車場があります。台数に限りがあるので、できるだけ乗り合いで来てくださいとのことです。

3.器具が新しい!

何台ものサイクリングマシンが並んで設置されているトレーニングルームの写真

 トレーニングルームもリニューアルして、各器具も新しくなったそうです。
 フリーウエイトのコーナーにはパワーラック、スミスマシン、ダンベルも揃っていて上級者でも満足する充実の設備です。

4.スタッフさんが優しくて、利用者の雰囲気も和やか!

 スタッフさんの笑顔が素敵で、いろいろ気軽に聞けて、教えてもらいやすいのが嬉しいです。利用者の皆さんは、顔なじみになってくるとおしゃべりしたり、雰囲気が和やかなのが東部体育館のトレーニングルームの特徴なのだそうです。

 トレーニングルームの開館時間は午前9時~午後9時までで、利用時間は2時間になっています。お休みは、年末年始(12月29日~1月3日)です。
 しっかり運動する人も、スポーツジムに入会する程ではないけど、ちょっと運動してみたいという方も東部体育館のトレーニングルームを利用してシェイプアップしてみませんか?

問合せ

東部体育館

電話

047-493-7900

取材・写真

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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