平成30年3月掲載分

更新日:2022年09月29日

ページID : 5809

わたしたちは忘れない 3.11追悼イベント

2018年3月27日

 3月11日(日曜日)、京成津田沼駅前南口広場で「わたしたちは忘れない」をテーマに「竹宵の会」主催の「3.11東日本大震災の追悼イベント」が開催されました。

 今回の追悼イベントでは、太鼓の演奏に始まり、竹宵の会代表・尾曽さんの挨拶、その後、宮本市長からも「平和の豊かさと災害に備える真の平和のありかたを考え、次に災害が起きた時に生命と財産を守っていく現実的な対応を講じていきたい」という挨拶がありました。

ワインレッドのジャンバー姿でマイクの前で挨拶をしている尾曽さんの写真

主催者・竹宵の会 尾曽さん

私たちは忘れない!3.11東日本大震災7周年追悼イベントと書かれた看板の横で挨拶をしている市長の写真

宮本市長の挨拶

 その後、篠笛奏者の山田路子さんと林作衛さんによる演奏、オペラ歌手・立川かずささんの追悼の歌が披露され、最後に立川さんと会場に集まった人で復興支援ソングの「花は咲く」を合唱しました。

山田さんと林さんが並んで篠笛の演奏をしている写真

山田路子さんと林作衛さんの篠笛演奏

会場の中心の人達は椅子に座り周りの人達は立ちながら合唱をしている写真

「花は咲く」の合唱

 また、茜浜のグラウンドで練習を終えた約70名のオービックシーガルズの選手やスタッフの皆さんも参加し、募金活動に協力してくれました。そして、午後2時46分、宮本市長がアナウンスする防災行政無線により、参加者全員で黙とうを奉げました。

会場に集まったたくさんの人達が黙とうをしている様子を写した写真

会場に集まった人、全員での黙とう。オービックシーガルズの選手達も参加してくれた。

 このイベントを主催した「竹宵の会」は、震災の翌年に開催された追悼イベントで竹灯りとキャンドルの協力で参加し、翌年から毎年3月11日に追悼イベントを開催しているとのこと。
 竹宵の会では、震災直後に福島県浪江町から避難して来られた方の支援をしており、この追悼イベントだけでなく、にんじんカフェでの交流や年2回避難されている方と共に福島へ訪問、映画会などを継続的に開催しています。

 東日本大震災から7年が経ちましたが、未だに故郷に戻れず避難されている方が全国で7万3千人を超え、千葉県内には2664名の方がいらっしゃるそうです。
 竹宵の会代表・尾曽さんは、「一日も早い復興を願いつつ、避難されている方が自宅に戻られるまで長く交流を深めていきたい」と話してくれました。
 東日本大震災を忘れず災害に備える事の大切さを改めて思った一日でした。

 竹宵の会は、上記の活動以外にも環境にやさしいエコ活動を行っており、6月16日(土曜日)にはモリシア前の津田沼公園で「キャンドルナイト」の開催を予定しているとのことです。

問合せ

協働政策課

取材

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

習志野ワーキングマザーの会「育児と仕事の両立 もやもやをシェアする交流会」に参加しました!

2018年3月20日

 2月18日(日曜日)に保育園りりぱっとで行われたイベント「育児と仕事の両立 もやもやをシェアする交流会」に、子連れで出席してきました。

小さな机を囲み、親子が座りながら資料を見ている写真

 朝日がさす明るいお部屋で、運営の方が紙芝居をしてくれたり、話しやすい環境を作ってくれたおかげで、アットホームな会となりました。
 「仕事」「パートナー」「育児」3つの観点から今年復帰するママの不安を共有し、先輩ママたちの解決法を聞くことができました。

 アドバイスをいただいて今回私が取り入れたのは、「保育園の第一連絡先をパパにする」ということ。お迎えに行けなくても、お迎えに関するタスクを分けられたり、わが子の体調や様子をリアルタイムに知ることによって、子育てに対し見えてくるものが違ってくるようです。

 習志野ワーキングマザーの会は定期的にイベントを開催しています。次回は「先輩ワーキングマザーに習う時短料理」です。4月21日(土曜日)午前10時から11時45分、谷津コミュニティセンターにておいしい作り置きのレシピを学べるとのことでしたので、ご興味ある方はぜひ!

申し込み

 代表の金子さんは、新しいまちで本音で語り合える仲間が欲しくて設立されたとのこと。習志野市のワーキングママ・ワーキングパパ同士の交流会や仕事と育児を楽しむためのイベントの開催をしています。

主な活動報告

お子さんも一緒に参加しているワーキングマザーの会で机で話をしている人達とマットの上でおもちゃで遊んでいる人達を写した写真

問合せ

習志野ワーキングマザーの会または、男女共同参画センター

取材

広報まちかど特派員 中川 美穂さん

おいでよ、大久保へ!ハミングさくらまつり!!準備中!

2018年3月15日

第22回ハミングさくらまつりのチラシ

 今年で22回目を迎える大久保のハミングさくらまつり。大久保東小学校とハミングロードをメイン会場として、3月31日(土曜)に前夜祭、4月1日(日曜)に本祭りが開催されます。また、ハミングさくらまつりの前後2週間は、ハミングロードの桜がライトアップされます。夜桜も素敵ですよ!!

ハミングさくらまつりの実行委員会で資料を見ながら話し合いをしている写真

 ハミングさくらまつりは平成9年頃に「ハミングロードの見事な桜の下でお花見をしよう」と当時の青年たちが立ち上げたイベントで、今では習志野の春の風物詩となっています。
 準備は地域住民の手作りで行われており、10月頃から実行委員会を開いて、いろいろな企画を検討しています。立ち上げ当時に生まれた子も大学生となり、今ではボランティアとして準備に加わってくれています。

「習1グランプリ」の案内チラシ

 前夜祭と本祭りでは、全国で金賞に輝く地元の第二中学校吹奏楽部などのパレード、ステージで「習1グランプリ(習志野で1番カッコいい身体は誰だ)」、グラウンドでストラックアウト・パン食い競争など、いろいろな催しを計画しています。勿論、ハミングロードは歩行者天国でいろいろな模擬店が出ます。
 また、春の交通安全運動週間の時期でもありますので、警察や地域の消防団のPRも兼ねて、消防車やパトカーの乗車体験記念写真コーナーを設けています。

 この20年余りの間にはいろいろ状況も変わってきていますが、ハミングさくらまつりは色々な職業の方々との出会いもあり、年齢を忘れて地域の仲間との交流に役立っています。

取材

広報まちかど特派員 佐藤 佐知子さん

父子鷹 (おやこだか)〜人生は出会い〜 小川淳司ヤクルト新監督と父・小川誠治さん

2018年3月1日

習志野市新春歌詞交歓会の舞台の上で和服を着た人達が演奏をしている写真

Part.1 小川淳司ヤクルト新監督編

 2018年1月11日に開催された習志野市新春歌詞交歓会で、注目の小川淳司ヤクルト新監督にお会いすることができました。監督が壇上に上がると、会場から「淳ちゃん頑張れ!」と温かい声援が飛びました。習志野市にとって小川監督は、昔からの身内なのです。

小川淳司ヤクルト新監督がマイクで挨拶をしている写真

 監督は昭和32年習志野市の生まれで、身長は185センチメートルあります。昭和50年には、習志野高校の投手として全国高等学校野球選手権大会で優勝を果たしました。
 高校時代のことを伺うと、「毎日が徹底した基本の繰り返し。それが優勝という結果になって現れたと思う」と話してくれました。そして「苦しい時代があったからこそ今がある」と続けました。
 野球部の後輩へのアドバイスとして、「基本を大事にして目標を持つこと」 「人として成長していくこと」 「野球以外にも視野を広げること」の3点を挙げ、熱いエールを送ってくれました。

 また監督の父、誠治さんには、「とても厳しい人でしたが、長男でありながら自由に人生を歩ませてもらいました。感謝しています」と話していました。高校時代、ご両親は毎回応援に来てくれたそうです。愛情を深く感じたことでしょう。小川監督は「出会い」をとても大切にされており、これは監督の祖父と父、誠治さんからの教えを引き継いだとのことです。

小川淳司ヤクルト新監督のサイン色紙の写真

 最後ににっこりと笑顔で、「女性が明るいと家庭が元気になります。ヤクルトのマスコットのつば九郎は女性に人気があります。神宮球場に来てくれる親子は、母親の影響もあって、子供たちもつば九郎のファンになって野球を応援してくれます。女性の力は偉大です」と、嬉しい言葉がありました。そして、「ぜひ一度球場に足を運んでみてください」と結び、会場を後にされました。

 お話を伺って、頼れる兄のような小川監督は、縁と恩を大事にされるお人柄のように感じました。お忙しい中、終始にこやかにお答えいただき、深く御礼申し上げます。

Part.2 小川淳司新監督の父・小川誠治さん編

小川誠治さんと「一期一会」の書の写真

誠治さんと吉原聚堂(しゅうどう)先生の書「一期一会」

 小川淳司監督の父・小川誠治さんは、大久保生まれの大久保育ち、昨年米寿を迎えられました。家業の農業のかたわら、保護司や民生委員、高齢者相談員、介護相談員などの仕事を約50年近く続け、まさに、“地域の顔”として社会貢献の道を歩まれました。
 本業の農業では生涯現役を目指し、現在も奥様と共に野菜を作り、直売所で販売しています。

 昭和56年、誠治さんは先代の後を継いで保護司の任を受けました。その時に保護司の先輩から聞いた『罪を犯した者は、出会いの失敗者』という言葉を今でも深く心に留めています。この言葉は、息子・淳司さんにも伝えられ、出会いを大切にする淳司さんの信念にもなっています。
 保護司は「根気と寛容の精神」が必要で、農業と通じるものがあり、教え子に道を示す教師とも似ています。誠治さんは、「どんな人にもいいところがあるので、それを引き出してあげられる保護司になりたい」「出会って良かったと言われる人になろう」と努力されたそうです。さらには「言葉で教えるのではなく、自分で気付くことが大事」と相手の成長を見守ったそうです。

 民生委員、高齢者相談員、介護相談員としても市や施設へ提案を行い、住民と市役所の橋渡し役となりました。介護保険課の川口さんは「小川さんには、サービス向上に長年尽力して頂きました」と話していました。

 誠治さんに、息子・淳司さんについて伺うと「生まれた時から大きな子で4000グラムあり、身長は小学生の時から一番高く、中学生には170センチメートル超えていた。小中学生の頃は、野球に夢中で、庭にネットを張りピッチングやバッティングの練習をしていた」とのことでした。高校生になると、親が集まり「親バカ会」を作って追っかけをしていたそうです。淳司さんの卒業後の進路については「自分の人生は自由に決めてほしいと思い、進学も就職も本人に任せた」と話されました。

 子供の頃の淳司さんは、口数の少ないおとなしい子で、反抗的なことは一切なかったそうです。それは今も変わらず、年末には必ず実家に帰り、大掃除を手伝ってくれる親思いな息子さんだそうです。
 誠治さんは「淳司は本当にいい出会いに恵まれました。今回、二度もヤクルトの監督をさせて頂けるのはその時々にお世話になった皆さま方のお陰です。とても感謝しています」と何度も口にされました。
 最後に、淳司さんに望むことをお聞きすると、「健康で、誰からも好かれ頼られる人間になって欲しい」との子の父親としての願いが聞かれました。
 かくしゃくとした佇まいとお名前のごとく誠実な人格者の風格の小川誠治さん。父の心はしっかりと息子へ受け継がれています。数々の含蓄のある珠玉の人生訓をありがとうございました。
 4月からの小川淳司監督の采配そしてヤクルトの活躍に期待して皆さん応援しましょう!!

取材

広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
キャッチボールメールを送る


この記事に気になることはありましたか?

市ホームページをより使いやすくわかりやすいものにするために、皆様のご意見をお聞かせください。

感想をお聞かせください