平成29年10月掲載分

更新日:2022年09月29日

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観戦ではなく、参戦を

 9月24日、フロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)でオービックシーガルズ対オール三菱の試合が行われ、今年も沢山の人が会場に足を運びました。

 アメリカンフットボールでは、オフェンス(攻撃)・ディフェンス(守備)の際、それぞれフィールドに11人の選手がいます。そして、オービックシーガルズでは、「フィールドの選手と共に戦いましょう」という意味で、ファンを「12人目の選手」と呼んでいます。

チヤガールの応援と観客の声援が一体となっている試合会場の写真

みんなでファーストダウンのポーズ

 試合中、オフェンス時には、選手に声援を送ります。ボールが10ヤード以上前進してファーストダウンを獲得すると、「ワン・ツー・スリー ファーストダウン」と声を合わせ、両手を上げて攻撃方向を指します。ビックプレーが決まったら、大歓声!タッチダウンが決まったら、「アクアスピン」でタオルを回しながら選手とともに喜びます。

白のユニフォームの選手が紺色のユニフォームの選手の足元にタックルをしている迫力のある試合の写真

 ディフェンス時は、相手チームの3rdダウン(ファーストダウン獲得前)やゴール前で、声を張り上げ「クラウドノイズ」で参戦です。

 スタンドとフィールドが一体となり、ファンは12人目の選手として試合に参加し勝利を目指すのがオービックの応援スタイルです。

 試合会場では、チームDJのタッチダウン金子さん(元オービックシーガルズ選手)が、初めて試合を見に来た人にもわかりやすくプレーを解説し、ここぞという応援ポイントも教えてくれ、参戦を盛り上げてくれます。

フィールド内で右手を上にあげ応援をしている佐藤さんと織戸団長の写真

ファンを盛り上げる佐藤さん(左)と織戸団長(右)

 今回、スタンドの最上段からひと際大きな声を出していたのが「コールリーダー・佐藤佑司さん」。佐藤さんが、オービックシーガルズを知ったのは、津田沼駅でパンフレットを貰ってからとのこと。そこから、初めてスタジアムに出向き、選手の運動能力の高さとファンの人達のクラウドノイズに驚いたそうです。横浜スタジアムで織戸団長に並んで初めてコールをし、声の大きさを買われ、すぐにコールリーダーに抜擢されました。

 佐藤さんは、「選手の熱いプレーと共にコールで参戦できるのは幸せです。習志野は、スポーツに恵まれた地域です。是非、スポーツの醍醐味を味わえるスタジアムに足を運んで欲しいですね。必ず世界が広がります。特に若い方に来て頂き、スタンドからの応援に参加していただきたいです。」と話しました。

 激しいぶつかり合いの迫力や臨場感、参戦して選手と一緒に勝利を喜ぶのは、実際の試合会場で体感するのが一番と感じたホームゲームでした。

 秋津での試合は年に一度ですが、来年1月3日のライスボウルを目指して試合はまだ続き、10月末には富士通戦(会場:横浜スタジアム)もあります。
 入場券がデジタルチケット(Livepocket)でPC・携帯から簡単に購入できるようになり、試合が更に身近になりました。
 皆さんも、オービックシーガルズの試合に足を運んでみませんか。

問合せ

産業振興課

取材

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

芸術・文化の秋「芙蓉園文化祭」に集う

2017年10月20日

芙蓉園の建物を道路から入り口を正面に全体を写した写真

 秋も一段と深まり、市内の各地域で市民文化祭が開かれていますが、東部保健福祉センター内にある高齢者福祉センター芙蓉園でも、10月5日から7日の3日間にわたって「芙蓉園文化祭」が開催されました。
 この文化祭は市民の文化・芸術活動の発表の場をつくること、市民相互の交流を深めることを目的に、毎年秋に開催しており、今年で24回目を迎えています。
 雨の上がった最終日に筆者も訪ねてみました。

 展示会場では、折り紙で四季折々の植物を表現した作品、実籾本郷公園など身近な風景を描いた水彩画、祭り・人々の生活シーンなどを題材にした写真をはじめ、様々な作品が展示されており、来場者はじっくり見入っていました。

折り紙で四季折々の植物を表現した作品が壁に展示されている写真
部屋の2箇所の角に展示されている作品をみている2名の来場者を後ろから写した写真

 ステージ会場では、日本舞踊、フラダンス、琴・ハーモニカ演奏、民謡、詩吟などの舞台発表が繰り広げられていました。
 また、今回初めての企画として、屋敷連合町会によるヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、ボイストレーナー鳥居明美先生による「皆で歌おう会」が実施されました。「皆で歌おう会」は、ボイストレーニングで、筋トレ、脳トレ、歌で健康をめざしており、『高校三年生』『いつでも夢を』など、昭和の名曲をみんなで合唱し、美しい歌声を会場内に響き渡らせていました。

芙蓉園文化祭と書かれた幕が掲げられた舞台で演奏をしている出演者と聞いている来場者を写した写真
芙蓉園文化祭の舞台で踊りを踊っている女性と観客を写した写真

 来場した人たちは、「それぞれの作品に、個性があって素晴らしい。」「年配の方々の頑張りが伝わる。感動した。」「昭和の名曲を歌うと、若き頃を思い出す。そして、みんな笑顔になれる。」と話していました。

 高齢者福祉センター芙蓉園・センター長 中村信幸さんは、「各サークルが、一年間の活動の成果を文化祭で発表しています。ぜひ楽しんでほしい。芙蓉園は、高齢者のみなさんがサークル活動などを通して、生きがいやふれあいを楽しみ、心身ともに健康で過ごすための施設です。60歳以上の方なら、どなたでも利用できます。入浴施設、カラオケもあるので、気軽に利用してほしい」と話していました。

 市民のみなさんの日ごろの成果が発表された文化祭。素晴らしい作品、発表を堪能することができました。
 この秋、みなさんも新たに何かを始めてみてはいかがでしょうか。

問合せ

高齢者福祉センター芙蓉園
 電話:047-476-9596

取材

広報まちかど特派員 中島正夫さん

いざという時、大切な子どもの命を守るために

2017年10月12日

エスカレーターの横のセンターコートで4名の奉仕団員が並び、参加した人たちがブルーシートに座っている写真

 9月9日「救急の日」に、モリシア1階センターコートにて、「パパ・ママ救急法講習会」が開催され、23人の小さな子どもを持つ保護者が参加しました。
 乳幼児の救急法に特化したこの講習会は、ボランティアの皆さんで構成されている習志野市地域赤十字奉仕団が主催しています。

手前が託児所、奥で「パパ・ママ救急法講習会」を行っているセンターコートを上から会場全体を写した写真

 当日は奉仕団員の方による託児もあり、すぐ近くでみていてくださるので安心して講習に集中できました。
 会場には、乳児と幼児の人形が6体ずつ用意されており、数人の班にわかれて講習を受けます。

 喉に食べ物などが詰まってしまったときに取り出す「異物除去法」と、呼吸が確認できない場合に行う「心肺蘇生法」を中心に、講師の方のデモンストレーションを見た後、実際に人形を使って各班で練習をしました。
 乳幼児と大人ではAEDのパッドを貼る位置や人工呼吸の息の吹き込み方などに違いがあるといった知識を得られるだけでなく、練習用AEDを本番さながらに操作することもでき、とても充実した内容です。

AEDの写真
練習用の赤ちゃんの人形の写真
練習用の赤ちゃんの人形の背中を叩いている講師の先生と説明をしている講師の先生の写真

 参加者の皆さんは、講師の方も驚くほど真剣そのもの。役割を交代しながら、何度も何度も練習を重ね、2時間の講習はあっという間に終わってしまいました。
 講師の方からのお話によれば、救急法は、1回より2回、2回より3回と練習を重ねるほどに上達します。いざという時に備えるには、何度でも今回のような講習会に参加することが大切だそうです。奉仕団の田所喜美子委員長も、「一回で終わりではなく、続けることに意味があると思って毎年開催している」とお話してくださいました。
 この講習会は今年で6回目。奉仕団の方々の「大切な宝物である子どもを守りたい」という思いが詰まっています。

 習志野市地域赤十字奉仕団は団員を募集しているとのことですので、ご興味のある方は是非、お問い合わせください。

問合せ

社会福祉課

取材

広報まちかど特派員 式守 あかねさん

郷愁感じる 秋の花々

2017年10月10日

 実籾本郷(県立実籾高校付近)の道路沿いで、秋を彩るコスモスやヒガンバナの花が見ごろとなり、ドライバーや道行く人の目を楽しませています。

実籾高校の傍の道路沿いに咲くピンク、白、濃いピンクのコスモスの写真
道路沿い電信柱の下に咲くヒガンバナの写真

 9月24日、カメラを手に訪ねてみると、道路沿いの斜面に、白やピンク、紫などの色鮮やかなコスモスと、華やかな紅色の花をつけたヒガンバナが咲き誇っていました。ここでは、2種類の秋の花を同時に楽しむことができます。

色鮮やかなピンクのコスモスをアップで写した写真
華やかな赤色のヒガンバナをアップで写した写真

 近所の人は、「町内の人たちが、環境美化を心がけ道路沿いの清掃をしています。今年も色とりどりに美しく咲いた花を見ることができ、うれしい。」と話してくれました。

道路沿いに咲くコスモスを写した写真

 散歩していた人たちは、「道路沿いに花が咲いていると心が和む。コスモスは丈夫な花で、一度植えると、こぼれたタネによって毎年、花を咲かせてくれる。自然な花は元気があり、美しい。」「昔は、彼岸の時期に田んぼのあぜ道や土手でヒガンバナがいっぱい咲いていたが、最近は花を見かけることが少なくなった。ここで毎年見られるので楽しみにしている。この花を見るとなぜか故郷を思い出す。」と話しました。

 身近なところで秋の風景に出会い、季節の移り変わりをあらためて感じました。あなたも身近な秋を見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

取材

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

初秋の実籾本郷をまち歩き案内人と楽しむ

2017年10月3日

実籾駅前で参加者が輪になって集合しているの写真

私たちが今日の案内人です

 9月2日土曜日、台風の影響で少し小雨模様の朝、実籾駅前に「習志野四季のまち歩き」の参加者が集合しました。「曲がり家の 安らぎめざす 稲穂みち」と題して、実籾駅から実籾本郷を巡り、旧鴇田家で篠笛などを楽しむプログラムです。
 16名の参加者は、案内人(ならしのコンシェルジュ研究会のメンバー)に付き添われながら、最初の目的地の「JA千葉みらいしょいか~ご習志野店」を目指します。歩く速さはまちまちですが、案内人が安全に気を付けながら同行してくれるので安心です。

おばあさんのイラストがのったにんじんジュースの写真

習志野・幕張産のにんじんジュース

 「JA千葉みらいしょいか~ご習志野店」で「にんじんジュース」を頂いてちょっと休憩。

芝生の庭で案内人の説明を聞いている参加者の写真

立派なお庭

 「JA千葉みらいしょいか~ご習志野店」の次は、昔のたたずまいが残る実籾本郷の小道に入ります。民家の庭先を拝見し、昭和40年代建築の和風母屋と手入れの行き届いたお庭の景観に、一同感激。
 このころには、すっかり天候は回復して、青空が広がります。まち歩きで雨になる事はめったにない、との事。晴れ男や晴れ女がいるのでしょうね。

鴇田家住宅内で音楽鑑賞をしている参加者の写真

旧鴇田家住宅での音楽鑑賞

 旧鴇田家住宅に到着すると、先回りした案内人が、旧鴇田家住宅の中に舞台をしつらえて待っていてくれました。今回は、篠笛、朗読、一弦琴を鑑賞しました。その後、実籾駅の近くで昼食です。
 最後に、毎回お楽しみのお土産は、駅の北側に新しくできたお店の「横浜メロンパン」。案内人から参加者に手渡され、今回も笑顔で解散となりました。

参加者が立ち止まり談笑している写真

また参加してくださいね

 この「習志野四季のまち歩き」を企画・運営しているのは、「ならしのコンシェルジュ研究会」の皆さんです。平成23年1月に、市民カレッジ14期卒業生を中心に立ち上げ、現在、10名(男性5名、女性5名)が活動しています。「市民カレッジや習志野四季のまち歩きに参加していて、この活動に興味を持った」、「退職後、友だちが少なく、住んでいる習志野の事も知らないので、どうしようかと考えていた」など、加入のきっかけは様々。
 主な活動は、新たなプログラムの企画、コースの下見、まち歩きの実施、地元で美味しいと評判のお店を紹介するための情報収集で、特に、まち歩きの時間配分や混雑の状態を事前に把握するための下見は大切な活動の一つだそうです。これらの活動以外にも、メンバー同士で誘い合って出かけたりすることもあるとのこと。
 コンシェルジュ研究会は、メンバーを募集中です。習志野の事をもっと知りたい、新たなつながりが欲しいという方は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

問合せ

ならしのコンシェルジュ研究会
電話:080-6890-3141

取材・撮影

広報まちかど特派員 市川 隆子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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