平成29年9月掲載分

更新日:2022年09月29日

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保育所入所などについて、こども保育課に聞いてきました!

2017年9月28日

 こんにちは!広報まちかど特派員になった中川です。
 昨年9月に息子が生まれ、今年の4月から保育所にお世話になることになったのですが、はじめての子育てで、保育関連の情報を集めるのにとても苦労しました。
 市役所に何度も電話したり、お世話になることを検討していた保育園に足を運んだりする中で、もっとたくさんの情報が公に出ているといいなぁと感じ、これから情報が必要となるお母さんたちのために、取材をしたいと思ったのが広報まちかど特派員に応募したきっかけです。
 この1年間は、お母さんのためになる情報を、主に扱っていきたいと考えています。
 今回は、子どもの出生届を出した後にお世話になる「習志野市こども保育課」を取材しました。

こども保育課って何をしているところ?

保育所、幼稚園、こども園の入所入園手続きに関わることをやっています。

  1. 調整係(課内の庶務。私立の保育園に対する給付費の支払い・市からの運営補助金の支払いなど)
  2. 指導研修係(保育の質の維持と向上を目指した研修の企画・現場の管理運営。定期的に訪問し、保育の状況を確認したり、現場からの相談事を一緒に考え、解決策を見出したりしていく。)
  3. 入所・入園係(保護者からの相談対応・保育料関連手続きなど)

お知らせ

子育て支援コンシェルジュの方に相談している女性の写真

 新庁舎に移動し、こども政策課、こども保育課、子育て支援課、児童育成課が横並びになりました。
 また、子育て支援コンシェルジュを配置し、いつでもいろんなご相談が可能です。
 コンシェルジュには、保育所の所長をされていた方などが務めていらっしゃり、行政の手続きにも詳しく、頼もしい方ばかりでした!

マットがひかれオレンジのソファーで区切られている子供の遊び場の写真
イスやベビーベッド、おむつ換えベットなどが置かれている室内の写真
ガラス張りの新庁舎を下から上に向けて写した写真

保育所・幼稚園・こども園・小規模保育の違いは?

【保育所】家庭に代わって子どもを保育する場所
種別 保育時間 対象年齢 保育料
市立 7時から19時 0から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
私立 7時から19時
(20時までの園もあり)
0から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
【幼稚園】3歳児以上が教育を受ける機関
種別 教育時間 対象年齢 保育料
市立 9時から14時
(17時までは預かり保育可能)
4から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
私立 9時から14時(注釈) 3から5歳児 施設ごとに違い、概ね3から4万円の保育料

(注釈)園により異なり、19時まで預かり保育可能な園あり

【こども園】保護者の就労状況に関わらず、教育と保育の両方のサービスを一体的に受けられる。習志野市は幼保連携型で運営。
種別 教育・保育時間 対象年齢 保育料
市立 長時間児 7時から19時 0から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
市立 短時間児 9時から14時
(17時までは預かり保育可能)
4から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
私立 長時間児 7時から19時
(20時までの園もあり)
0から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料
私立 短時間児 9時から14時(注釈) 3から5歳児 保護者の方の所得に応じた保育料

(注釈)園により異なり、17時までと20時まで預かり保育可能な園あり

【小規模保育事業所】
種別 保育時間 対象年齢 保育料
私立 7時から19時
(8時からの園もあり)
0から2歳児 保護者の方の所得に応じた保育料

保育所・こども園長時間児、小規模保育入所(園)手続きのスケジュールは?

〔4月からの場合〕
流れ 時期
書類配布 11月中
受付(各保育所にて) 12月中
結果 1次 2月下旬
結果 2次 3月中
入所説明会 3月中
〔毎月〕
流れ 時期
受付・役所面談 入所入園の前月1から12日
結果発表 20日前後
説明会(各保育所等にて) 入所後

こども保育課への質問と回答

質問1 急ピッチで保育所を増やしているようですが、質や安全面はどのように考えていますか?

 公募で保育所等の事業者を募集し、審査基準により適当と判断した事業者を選考しています。また、保育所等開設後も定期的に訪問し、安全面や衛生面、その他、様々な観点から保育内容について確認を行っています。

質問2 認可外の施設のうち、助成金が出るか出ないかの選定基準を教えて下さい。

 市内のものは、習志野市の基準を満たした場合には支給しています。 市外(八千代市・千葉市・船橋市)については、県の基準を満たした施設が対象となります。

質問3 二次選考のスケジュールが遅い(3月)のはなぜですか?

 できるだけ多くの方の申し込みを受けるため、一次募集の受付期間を長くしておりましたが、来年度は期間を短くするなど検討しております。

質問4 選考基準の両親の勤務先が通勤時間で計算されないのはどうしてですか?

 使用する公共交通機関によって通勤時間の差がでてしまうため、自宅から勤務先までの距離を基準としています。

質問5 入所後、勤務形態が変わるとどうなりますか?

 月64時間以上働いているようなら、特に変わることはありません。

質問6 第二子が生まれた場合、第一子はそのまま預かってもらえますか?

 育児休業取得中であれば、継続在園が可能です。

質問7 こども園と保育所の教育・保育の違いは?

 市の基準カリキュラムに基づいて運営されており、大きな違いはありません。

質問8 保育ママ制度は検討しないのですか?

 事故を防ぎ、保育の一定の質を担保することを重視して、複数の保育士等が保育する小規模保育事業所を導入致しました。

質問9 各保育所に入所するための最低点を教えてもらえませんか?

 「保育所・クラス年齢別入所決定者数と最低点」を参照ください。

質問10 同点の場合の精査方法を教えてもらえませんか?

 同点審査補助表というものがあり、こども保育課の窓口で公開しているので、必要であればお越しください。

質問11 妊娠中でも保育園の見学ができるようにしていただきたいです。

 母子手帳提示により妊婦であることを確認させていただいた上で、見学可能としていきます。
 今年度から子育て支援コンシェルジュも配置され、ますます充実してきたこども部。お困りの際は、一度ご連絡・訪問してみることをお勧めします!

問合せ

こども保育課 電話:047-453-7364

取材

広報まちかど特派員 中川 美穂さん

「マクラメハンギング作り」を通じて世代間交流

2017年9月26日

 東部保健福祉センター内にある芙蓉園にて、「マクラメハンギング一日講習」が8月23日に開かれ、親子や高齢者の方など20組の皆さんが作品作りにチャレンジしました。 このイベントは、夏休みに親子で作品作りを楽しむと同時に、高齢者の皆さんと地域交流を深めてほしいと今回初めて開催されました。

 マクラメハンギングとは、麻ひもを編み、ウッドリングと合わせガラス瓶を吊るす手法のこと。ガラス瓶の中には、観葉植物や貝殻、ステーショナリーなど制作者の思い思いのものを入れて、インテリアとして楽しむことができます。およそ2時間で、写真のような素敵なマクラメハンギングが完成しました。

麻ひもを編んでマクラメハンギング作成している手元を写した写真
4名の人達がクラメハンギングの完成品を見せながら記念撮影をしている写真
お母さんと子供2人が並んで子供達が作成したマクラメハンギングを持ちながら記念撮影をしている写真

 参加した子どもたちは「大変そうに見えたが、実際やってみたら楽しかった。」「お年寄りの皆さんが、親切に教えてくれた。うまく出来たのでうれしい。」と話しました。

 また、高齢者の皆さんは「思ったより簡単で楽しかった。頭の体操、そして手の運動になり、認知症予防にもなるので、また挑戦したい。」「地域の人たちが若い人に教えることにより、また作品作りの励みになる。」と話してくれました。

ロ型に設置された長机で大人も子どもも一緒にマクラメハンギングの制作をしている写真

 指導された広澤康子さんは、「一見作るのは難しそうですが、ひもを編んでいくだけなので世代に関係なく誰にでも簡単に作れます。10月5~7日に芙蓉園で開催される文化祭では、サークルメンバーの作品展示もあるので、ぜひ見に来てほしい。」と話しました。

 世代を超えた今回のイベントは大盛況のうちに終わりましたが、芙蓉園では、60歳以上の方を対象に、さまざまなサークルがあわせて44団体あります。そのほとんどのサークルが会員を随時募集しています。文化祭で興味のあるサークルを探してみてはいかがでしょうか。

車が表に2台と入り口横に1台停まっている東部保健福祉センター内芙蓉園の外観写真

問合せ

芙蓉園(東部保健福祉センター内)

取材

広報まちかど特派員 中島 正夫さん

起業応援します!起業家交流会&ならしの創業塾

2017年9月20日

 8月6日、「ちば起業家交流会in習志野」が習志野商工会議所で開催されました。このイベントは、起業家同士の情報交換と起業家を応援・支援する仕組みをつくり、地域を活性化へつなげようと千葉県の主催で県内10カ所で開催されています。

習志野商工会議所の門をアップで写した写真
スクリーンを見ながら起業家交流会をしている写真

 まず、起業家で一般社団法人たからばこ代表理事 保坂栄美さんの講演がありました。テーマは「経営者としてのこれまでと、これから」。
 保坂氏は、平成21年に習志野市で初めての児童デイサービス2型(現在は放課後等デイサービス)を開業。障がいのある児童の放課後療育の場として、下校後や土曜日、長期休暇時に支援しています。その後、エコ活動、子どもシニア食堂などにも活動の場を広げています。(たからばこは、市民活動団体が自主・自発的に行う、まちづくりに役立つ公益的な事業として、平成29年度市民参加型補助金補助対象事業に決まりました。)

プレゼンテーション優良者に選ばれた吉川綾子さんを表彰している写真

 続いて、4名の起業家によるプレゼンテーションが行われ、吉川綾子さん、藤井京子さんもスピーチをしました。
 この二人は、6~8月に開講された習志野商工会議所主催の「ならしの創業塾」を受講。吉川さんは、無添加・無化学調味料の美味しいビーフシチューの製品化を目指し、藤井さんは、写真・筆文字・文章を通じて感動体験を提供したいとのことでした。
 その後の投票により吉川さんがプレゼンテーションの優良者に選ばれました。

起業家交流会でたくさんの参加者の人達が名刺交換をしている写真

 交流会の中では活発な名刺交換がされ、最後には参加者全員とナラシド♪との記念撮影がありました。
 参加したある男性は、「皆さんと知りあえてよかったです。(交流会と創業塾に参加し)中小企業診断士の先生のアドバイスでイメージの具体化ができました。起業は楽しそうです。異業種交流はためになりました。」と話していました。

 習志野商工会議所では、色々な支援制度やアドバイスも受けられます。これから起業を考えている方は、是非利用してみてください。

問合せ

産業振興課

取材

広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

祝・敬老 101歳のお母さん万歳

2017年9月12日

高橋 清子さんにお会いして

 平成29年3月時点で、習志野市には100歳以上の方が65人(男性7人、女性58人)いらっしゃいます。その中のお一人、大正5年生まれで101歳の高橋 清子さんにお会いしてきました。

ソファーに座って笑顔の高橋 清子さんの写真

高橋 清子さん

長寿祝いの表彰状の写真

101歳とは驚きです!

 かつての趣味はタップダンスだったという清子さん。その時鍛えた足腰の丈夫さでしょうか。今でも、家の階段の昇り降りを5往復はするというから驚きです。
 指にはめられた素敵な指輪からは、華麗な世界に魅力を感じていた若かりし頃の姿を想像することが出来ました。

 歳を重ねていくと、必要なことを必要なだけ語るのかもしれません。長い沈黙の中に清子さんの歴史を感じました。それでも、介護する娘さんの問いには、しっかりハッキリと答えて下さり、中でも一家を支える大黒柱として仕事を続けていた清子さんに「仕事をしていて辞めたいと思ったことはある?」の問いに、間髪入れずの「ない!」の一言が返ってきた時には、清子さんの人柄がより分かったような気がしました。

木箱の上に置かれた寿と書かれた銀杯を上から写した写真

100歳記念の銀杯

 好きなものを食べて、寝て、歌を聴くことを楽しみにデイサービスへ通う。生活の基本をしっかりとこなしていらっしゃる清子さんは、まだまだお元気です。にっこり笑いながら握手をして下さり、取材は終わりとなりました。

取材

広報まちかど特派員 吉田 しのぶさん

私のお母さんは世界一

ソファーに並んで座っている海老根 雅子さんと母・高橋 清子さんの写真

娘・海老根 雅子さん(左)と母・高橋 清子さん(右)

高橋 清子さんの一人娘・海老根 雅子さんのお手紙を紹介します。

「お母さんへ
 私を怒ることもなく、優しくのびのびと自由に育ててくれてありがとう。とても感謝しています。
 小学生の時、友人に『私のお母さんは世界一』と言ったけれど、今もそうです。元気で長生きしてくれるお母さんは、世界一です。大好きです。
 寂しがりやのお母さん。これからも私がずっとそばで親孝行するから安心してね。お母さん、本当にありがとう。」

メガネをかけた海老根 雅子さんの上半身を写した写真

海老根 雅子さん

 清子さんの一人娘である雅子さんは、結婚後も清子さんと一緒に暮らしてきました。
 雅子さんは、小学5年生の時から清子さんが仕事で不在がちであったため、しつけに厳しい祖母に育てられましたが、家族はけんかもせずとても仲が良く、家族みんなで旅行することが楽しみだったそうです。

 雅子さんには小学生の時の忘れられない思い出があります。母・清子さんが仕事で出張していた時、雅子さんが大腸炎で熱を出して心細くなり、清子さんに手紙を出しました。すると清子さんは、心配のあまり出張を切り上げ急いで帰宅したそうです。そのとき、子どもながらに母の優しさを実感したとのことでした。

 雅子さんは、育ててくれた祖母に晩年「清子を頼むね」と言われたことが今も胸に響いているそうです。また、幼い頃から大事に優しく育ててくれた母・清子さんへの日々の感謝の積み重ねが、今の介護につながっているように感じました。

〜高橋 清子さんに捧ぐ〜
大正・昭和・平成と戦争や大地震など大きな山をたくましく乗り越えてこられた一人の庶民
あなたは平和と安心の根っこ
ずっとずっといつまでも“お母さん”です。
感謝をこめて
百万回ありがとう

取材

広報まちかど特派員 三橋 美智子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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