平成29年3月掲載分

更新日:2022年09月29日

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ならしのスタディーズ

2017年3月31日

 3月上旬、始まりの予感がするこの時期にふさわしいイベントが、大久保にある「ギャラリー林檎の木」でありました。
 今回の仕掛け人である「まちづくり会社ドラマチック」代表の今村ひろゆきさんの呼びかけに応えて、市内で活動している人、これから活動を始めたいと考えている人などが集まり、情報を交換し合うコミュニティ「ならしのスタディーズ」が開催されました。

奥に映し出されたスクリーンの左側に立っている男性の話しを聞いている参加者の写真

 「習志野市を愉しい街にしませんか?誰でもOKです。お喋りしましょう。」の問いかけで、この日はお店をする人・ママさん・地域活動をしている人・学生さんなどバラエティに富んだ人達が40人程度集まりました。
 初めに、習志野市で既に活動している3組のゲストから活動内容の発表がありました。

 1組目は夫婦ユニット nom (のむ) de (で) cocoa (ここあ)さんの発表です。中央公園を利用して「おすそわけピクニック on (おん) Restaurant (れすとらん) Day (でい)」を開催しています。「作りすぎた夕飯をお隣さんにおすそわけするように、みんながちょっとずつ自分の『好き』や『FUN』を持ち寄ってシェアしたら、誰かと仲良くなれたり、モノ/コトを知ることができて、外に出るのが今よりもっと楽しくなるんじゃないか。」そんな想いから活動が始まったそうです。

 2組目は市民活動団体 Donna (どんな) Popolo (ぽぽろ)さんの発表で、毎月、子育て中のママに向けた勉強会やイベントを開催し、ママたちの自己啓発や交流の場づくりを目的として活動しているそうです。受講中は子どもを預かってくれるサービスもあり、子育て中の母親にとって、ありがたい存在です。
 3組目は千葉工業大学生の発表です。空き店舗が増えた袖ケ浦団地ショッピングセンターに活気を取り戻そうと、学生と都市再生機構(UR)と市で袖ケ浦団地活性化プロジェクトを立ち上げ、空き店舗を活用したにぎわい創出の活動に取り組んでいるそうです。
 3組の活動内容は、聞いている人をワクワクさせるような魅力がありました。グループ毎に分かれ、情報共有した後、参加者一人ひとりが自分のできることをアピールして終了となりました。
 こんなまちになったらいいねという想いをここでは「妄想」と呼んでいます。「『妄想』は現実になるかもしれない。習志野市という街を作るのは、私達市民。一人たりとも同じ人はいないように、その数だけ隠れた能力もある。それを繋げていけば、きっと面白いことがある。」ならしのスタディーズに参加して、そんなことを感じました。

取材・撮影

広報まちかど特派員 吉田しのぶさん

パソコンを楽しみませんか?

2017年3月8日

奥に映し出された資料の右側で説明している男性の話しを熱心に聞いている参加者の写真

幅広い年代の人が参加しています

 スマートフォンやタブレット端末が広く普及している昨今ですが、まだまだ思うようにパソコンを活用できないという人も多いと思います。
 2月10日・17日・24日、各日約4時間、大久保公民館で、パソコン入門講習2月コースが開催されました。参加者は50代から80代と幅広く、「分からない事が分からない」状態の初心者から、既に何回か受講してそれなりのスキルを身に付けた人までさまざまです。

奥に映し出された資料を見ながらパソコンを操作している参加者の写真

それぞれのスキルに合わせた指導

 テキストは講師が作成していて、チラシやはがきの作成方法など毎回工夫されています。講師もアシスタントも同世代なので、お互いの経験を踏まえながら和気あいあいと楽しくパソコンに向き合っています。

地図を開いているパソコンの画面の写真

調べものがとっても便利に!

 このパソコン講習の歴史は古く、習志野市民カレッジの開講時から18期までは、2年目の学習で選択できるようになっていました。しかし、現在は市民カレッジのカリキュラムにはありません。かつての卒業生が中心になってボランティア団体を結成し、「市民に向けて何か役立つこと」として10年以上前から講習会を続けています。日々進化するIT技術に対応して、昨年からはWi-Fiルーターをレンタルし、公民館でもインターネット検索やメール送受信の体験ができるようになりました。

 パソコン講習は毎年5回から6回開催しています。平成29年度は6月から開始です。どうぞ皆さん参加されてみてはいかがでしょうか?

問合せ

千葉県男女共同参画センター

電話番号

047-479-7245

取材

広報まちかど特派員/佐藤 佐知子さん

子育て交流会 in習志野

2017年3月3日

 今回は、千葉県男女共同参画地域推進員(以下地域推進員)の活動について、ご紹介します。
 地域推進員は、県内6つに分けられた各地域において、県や市町村とのパイプ役となり、男女共同参画を推進しています。
 「男女共同参画」という言葉は一般の方には耳慣れず、意味を正しく理解している方は少ないようです。身近な概念でありながら、その意味はなかなか伝えづらく、伝わりにくいのです。
 そこで、何か良い方法はないかと考え、平成21年度から紙芝居をきっかけとし、若い子育て世代と意見交換をする活動を始めました。

室内の壁にそって園児が一列に立ちダンスを踊っているのを、中央に設置されたパイプ椅子に座っている参加者が見ている写真

 2月16日に新栄幼稚園で開催された子育て交流会「紙芝居による出前講座」では、「ドレミファナラシド♪」など園児たちによるダンスが3曲ほど披露され、とても和やかな雰囲気の中でスタートしました。テーマは 「災害時での役割分担が男女で偏っていませんか?」「専業主夫」「私の夢はパイロット」「子育てはだれがするの?」の4つで、それぞれ自由に活発に和気あいあいとグループごとに話し合いをしました。全体で意見を共有したり、解説したりする時間もあり、あっという間の2時間でした。

参加者がグループごとに分かれ、円形に椅子を並べて座り話し合っている写真
中央奥の大画面の右側に1名、左側に3名立ち紙芝居が披露されているのを参加者が見ている写真

 皆さんもご存知のように、かつては「ランドセルの色が男の子は黒、女の子は赤」という時代があったと思いますが、今はお子さんの好きな色のランドセルを選べるのが当たり前ですよね。一人一人が自分らしく生活できる社会にしていくために、この講座がきっかけとなりますように。

問合せ

千葉県男女共同参画センター

電話番号

043−252−8036

取材・撮影

広報まちかど特派員/佐藤佐知子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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