平成27年4月掲載分

更新日:2022年09月29日

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オービックシーガルズ王座奪還へ

2015年4月30日

2015シーズン決起会と書いてある横断幕が張られたステージ上に並び挨拶をしている選手たちの写真

ファンへあいさつするオービックの選手たち

 3月29日、モリシア津田沼にて、オービックシーガルズ2015シーズン決起大会が開催されました。昨シーズンは富士通フロンティアーズに敗れ、日本選手権5連覇を阻まれ、悔しい思いをしましたが、心機一転、新チームにて王座奪還を目指します。

ヘルメットにサインをする砂川選手の写真

新キャプテンの砂川選手

 決起大会では、コーチや選手が熱く決意を語ってくれました。オービックシーガルズの顔とも言うべき古庄(こしょう)選手(今シーズンからコーディネーター兼任)からキャプテンを引き継いだ若干24歳の砂川選手は、ベテラン・若手の中心になって、強くて勝つチームを作っていくと決意を述べました。また、ベテランの渡辺選手(子どもフラッグフットボールで、さる先生でお馴染み)からは、12月に東京ドームで開催される社会人決勝や翌年1月3日開催の学生王者との対決となる日本選手権に期待して欲しいとの力強い挨拶もありました。また、オービックシーガルズ習志野応援団の織戸団長からは、団員を1万人に増やしてオービックシーガルズの勝利をサポートする、という強い決意が披露されました。

防具をつけユニフォームを着てボールを持った男の子2人の写真

ユニフォームを着てポーズをとる子どもたち

 決起大会の他に、豪華なオリジナルグッズプレゼント抽選会やサイン会、アメリカンフットボールの体験コーナーもあって、会場は盛り上がりました。

 試合は、5月3日、春の東日本交流戦のノジマ相模原ライズ戦で始まります。また、7月には、アメリカンフットボールの世界選手権がアメリカにて開催され、オービックの選手も参加します。秋には、社会人選手権ジャパンエックスボウルに向けたリーグ戦が始まり、12月後半に東京ドームで決勝戦。新年の3日には、学生王者と社会人王者が対決するライスボウル(日本選手権)が開催されます。

 いよいよ、コーチ・選手・ファンが一体となって、新生オービックシーガルズのチャレンジが始まります。習志野から日本一を目指します。

問合せ

商工振興課

電話

047-453-7396

取材・写真

広報まちかど特派員/大塚義雄さん

オービックシーガルズの体幹トレーニング開催

2015年4月14日

 1月24日、2月28日、3月14日の3回にわたり、屋敷公民館でアメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」による「体幹トレーニング」が開催されました。講師はチームトレーナーの栗田さん(愛称クリケン・トレーナー)です。健康な生活を続けるためにも体幹を鍛えようと、さまざまな世代の皆さん16名が参加しました。

 初回は、まず腹筋から。床に寝ころび両手を上に真っ直ぐ伸ばした状態から腹筋を使って上体を起こし、そのまま5秒停止、その繰り返しです。
 2人一組で、本人の限界と思える高さより少し高いところにバーをパートナーに設定してもらい、挑戦するのがポイントです。

胡坐をかいた状態で背筋を伸ばし腕を上にあげるポーズをしている参加者の方々の写真

両手を上げて5字のポーズ

 次に、アメリカンフットボールの選手が取り入れている4つの非日常動作「V・A・A・M」姿勢の実践。
 V字姿勢は、起立して手を真っ直ぐ上(V字)に、腹をヘコませるように腹筋に力を入れ背中も伸ばします。
 「はい、そのまま1分間がんばりましょう」とクリケン・トレーナーに言われましたが、この1分のなんと長いこと。日常使わずに固くなっている筋肉を使いストレッチすることが、こんなにしんどいとは。

 A字姿勢は、起立して、肩を上げ首をすくめ(A字)、そして脱力。これにより広背筋をストレッチします。
 TVやパソコンを見ながらでも可能で、肩や首のこりに効きます。
 もう一つのA字姿勢は座った状態(骨盤が固定された状態)で体をひねる動き。限界までひねったら、その状態からひねった方向に側屈(体を側方に曲げる)を入れます。少し苦しいですが不思議とひねりの可動域が大きくなったのが実感できます。
 M字姿勢は「しゃがむ(M字姿勢)・立ち上がる」のスクワット。ただし、胸を張って背筋を伸ばし、腹筋に力を入れ、尻を突き出した「正しい姿勢」で行うことで、腹筋・大臀筋(だいでんきん)(おしり)・大腿筋(だいたいきん)(もも)・股関節を鍛えます。このスクワットを繰り返すことで、「ヨイショ」と言わずに、簡単に椅子から立ち上がれるようになります。

 世の中が便利になるにつれて、それだけ人間の体は「使わなくてもいい」「サボりやすい」環境になっていることを痛感しました。

手を頭の後ろで組み、ふくらはぎが床と水平になるように足を曲げ、膝と肘をくっつけるラッコのポーズをする男性の写真

ラッコのポーズは結構キツイ!

 2回目も腹筋から始まりました。可愛い動物、ラッコの姿勢を取ります。手を頭の後ろに組んで、上体を起こしながら肘を膝頭に付ける。更に、右肘を左膝に、左肘を右膝に付ける動作を交互にすると、腹斜筋(ふくしゃきん)(わき腹)が鍛えられ捻転力(ねじる力)が増します。
 次に、仰向けの状態で腰の後ろにできる隙間を潰すようにお腹に力を入れます。このお腹の力(腹圧)を保った状態で30秒キープするだけで体がポカポカしてきました。腹筋運動が苦手な人にも良さそうですね。

 続いては、棒を使ってのストレッチです。これは家にあるホウキやゴルフクラブでも代用できます。
 棒の両端を持って上に掲げ、そこから棒を背面に回します。何回かトライすると肩甲骨周辺の筋肉がストレッチされ胸が開いた良い姿勢になります。その状態から少し膝を曲げ、左右に体をゆっくりひねります。これで股関節・腹筋・腹斜筋(ふくしゃきん)がストレッチされます。一度ひねって、止めて、更にもう一度ひねることがポイントです。
 「これは、ゴルフにいいねぇ」という声も上がっていました。このひねりの動きは特に、日常生活の積み重ねによる左右の差が顕著に見られました。

棒を背中に回して腕を絡ませて胸を張るような姿勢で棒を背中に固定する男性の写真

棒を背中に回して…

棒を背中にまわした状態で体をひねるストレッチをする男の子の写真

ひねって、止めて、またひねる

 3回目は、前2回の復習をしながら、肩甲骨・腹筋・股関節のストレッチです。ラッコの姿勢から、上げたかかとをパートナーに持ってもらって、かかとをそこに引掛けるようにしながら、上体を起こしていきます。従来のラッコ型腹筋ストレッチより更に大腿筋 (だいたいきん)・大臀筋(だいでんきん)・腹筋に負荷がかかります。
 次に、あぐらを組んだ状態で、アゴの下で両手を組み「肘」でクロール&背泳をします。肩甲骨周辺のストレッチです。

中腰で背筋を伸ばしおしりを突き出す「パワーポジション」というポーズをする男性の写真

実際に試合で使用している「パワーポジション」

 最後は、棒を背面に回したままで、胸を開き、背筋を伸ばし、膝を少し曲げ、尻を突き出すポーズ。この姿勢をオービックシーガルズでは、「パワーポジション」と呼び、選手が試合中にこの姿勢を取っています。相手よりも素早く動き、また相手タックルの強い衝撃を逃がすための姿勢なのだそうです。

 終わりに、オービックシーガルズの渡部取締役からチームの「1.01」という考え方の紹介がありました。「.01」とは、1%と言う意味で、毎日1%を変えるだけでも、継続していけば、大きな違いが出るという考え方です。「1.01」を70回掛けると「2」を越えます。毎日1%ずつ変えていけば、2ヶ月と10日で「2」を超えるのです。1日24時間の1%は約15分です。1日15分の過ごし方を変えるだけでも大きな変化が生まれます。
 体幹トレーニングに参加して目からうろこの3日間でしたが、最後に「脳トレーニング」までしていただきました。「肉体」も「脳」も健康で、かつ持続的成長をすべく、日常の生活の中で努力を続けたいと思いました。

問合せ

屋敷公民館

電話

047-475-4354

取材・写真

広報まちかど特派員/大塚義雄さん

みそづくり体験講座が開催されました

2015年4月9日

調理実習室のような場所で説明を聞いている参加者の方々の写真

詳細な説明を受ける参加者

 市民カレッジ18期卒業生「まちづくり18」が企画した、みそづくり体験講座が開催されました。参加者に加え、講師やまちづくりスタッフを迎え、みそづくりにチャレンジ。
 みそづくり20年のキャリアがあり、市民カレッジ卒業生である西尾さんの指導の下、作業が開始されました。
 参加者が5班に分かれ、みそづくり経験のあるスタッフが各班に2人、助手として付きました。
 料理に関しては手慣れた主婦の方々も、みそを作るのは初めてで勝手が分からず、はじめは戸惑いもありましたが、講師から「食材の大豆を煮立てて出来上がる時の仕上がりで、みその出来上がりの味に大きく影響する」と伝えられ、あくと大豆の皮を丁寧にすくい取ることに真剣になっていました。

 こだわりの食材として北海道産大豆、印旛産の米(こめ)麹(こうじ)、そして赤穂の天日干し天塩が用意され、参加者も大喜びでした。
 大豆の煮詰め方に関しては、家庭で作る際に、どちらでも出来るようにと普通鍋と圧力鍋の2通りで行いました。
 煮詰めた大豆をざるに移し、その後ビニール袋に入れ、足で踏み潰しました。バランスを取りながら足で踏むのは難しく、皆さん夢中になって楽しく盛り上がりました。初対面のメンバーも打ち解けて、あちこちから笑い声が起こりました。

幾つかの鍋に作られたみそ汁をおたまで混ぜている様子の写真

西尾さんが仕込んだみそで作ったみそ汁の試食

 助手の方々が自分の経験を踏まえ、細かく指導をして、参加者全員の保存容器にみそがしっかり詰まりました。6カ月後の出来上がりが楽しみです。
 みそづくりの後、西尾さんが1年前に仕込んだみそで作ったみそ汁をみんなで試食しました。その美味しさに、6カ月先がさらに楽しみになったようでした。
 また、他の講師から、麹を寝かして旨味を作り出す和食の極意と旨味だしの話がありました。旨味の良い料理は濃い味にする必要がなく、減塩となるため健康に良いとのことで、風味とだしの大切さを実感しました。

 「参加者全員が出来上がったみそを持ち合って、6カ月後に試食会をできたらいいね」という声も上がりました。
 参加者は1.5キログラムの仕込まれたみそを大事に持って帰路につきました。

問合せ

社会教育課

取材

平成26年度広報まちかど特派員/西川 俊二さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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