平成26年5月掲載分

更新日:2024年03月12日

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平成26年度 市民カレッジ開講式がとり行われました

2014年5月26日

 市民カレッジは、2年間にわたる継続した学習を通して、習志野を知り、多様な人間関係を育みながら自己実現を図るとともに、習志野を愛する心を育て、自発的に地域活動に参画できる市民を育む場であり、今年で20年目を迎えます。入学資格は、20歳以上の習志野市内在住・在勤・在学者で、2年間継続して受講できる人となっています。講義は、各分野の専門家・市民・行政の担当者が講師になって行われます。

各班ごとに分かれて座り自己紹介をしている方々の写真

開講式前に各班で自己紹介するカレッジ生

 5月10日(土曜)午前10時から、習志野市消防庁舎5階で本年度の市民カレッジの開講式が行われました。市民カレッジ2年目のステップアップ編に進む19期生49名、今年度1年目スタート編20期生59名計108名が出席しました。また開講式前には、2月に大雪で中止になった2年目19期生の修了式と1年目20期生の自己紹介などが行われました。
開講式には、宮本泰介学長(習志野市長)、植松榮人副学長(習志野市教育委員会教育長)、来賓に斉藤賢治習志野市議会議長、清水大輔文教福祉常任委員会委員長が列席しました。

 宮本学長からは「市政60周年の節目に当たり、これから学ぶ習志野学を通して、今後習志野地域社会への貢献と絆づくりの礎になってもらえるよう期待している。」と励ましの言葉がありました。その後植松副学長、ご来賓各位からのお祝いと実りあるカレッジを楽しんでほしいと挨拶がありました。また、20期生代表の塚原俊夫さんからは「期待に応えるカレッジ生として学び、成果ある結果を出すためにも、これからの指導、助言、援助をお願いする」と力強い誓いがありました。

壇上に立ちマイクを持って講和をする宮本市長とそれを聞くカレッジ生の方々の写真

カレッジ生に対し講話を行う宮本学長

 開講式が終了し、引き続いて宮本学長の演題「心豊かなまちをめざして」の講話が行われました。講話では、習志野市は市制施行60周年を迎え、今の資産を次世代に正しく繋げていく大切な時点を同時に迎えていること、少子高齢化と昼間人口減少で地域社会の絆が弱くなってきていること、60年経過し老朽化したインフラの整備で財政が逼迫してきていること、いろいろ情報が飛び交わっているが正しい情報を正しく受け止め、正しい行動をすることが大切であるなどの話がありました。そして「良い市民生活が送れる習志野」になるには、市政は行政が主導権をもって運営されるのではなく、市民が正しく判断して主権を持って運営する必要があること、「心豊かなまち習志野」になるには、子どもが健やかに育つ、未来をひらく教育、生涯にわたる学び、互いを認め合い尊敬し合う社会の推進を行う必要があることを学びました。結びでは「地域を学ぶのは大変楽しいことであり、習志野市のよき理解者として、この学びを生かした皆様の力を役立ててほしい。」と話され、宮本学長の講話は終わりました。

20年目の節目を迎え、習志野市のさらなる発展を目指し、新たな力が躍動します。

取材

広報まちかど特派員/西川俊二さん

社会教育課

問合せ

立夏に「親子田植え体験会」で自然満喫!

2014年5月16日

手前にたくさんのピンク色が咲き、奥の田んぼに子供たちが膝までつかっている写真

自然を感じるほたる野の水田

 市内で唯一”里山の景観”を残す、実籾本郷公園東の水田「ほたる野」で5月5日、”ゴールデンウィーク恒例”の「親子田植え体験会」が開かれた。
 この催しは、毎年この時期に市内の自然環境を守るボランティアグループ「NORA(ノラ)の会」(鈴木正義会長・会員約20名)が主催する行事で、市民からは”初夏の風物詩”として親しまれ、今夏25回目。

田んぼに入り田植えをする子供たちの写真

泥んこになりながらも、貴重な体験

 この日の参加者(親子・グループ等約150人)は午前10時過ぎ、NORAの会会員らによる簡単な「田植え作業講習」を受け、用意された「もち米の苗」を手に水田に足を踏み入れた。
 手も足も泥んこ…など”初体験”の人がほとんど。
 慣れぬ作業に手こずる若い両親をよそに子どもらは、「ワ〜!冷たい!」「土がヌルヌルして面白い!」等と歓声をあげながら元気いっぱい田植えを楽しんだ。
 開始から1時間程、水田に”整列”した苗がそよ風になびき、作業に熱中する親子の額にも汗が光った。

透明なケースに入れられたアオダイショウの抜け殻の写真

珍しいアオダイショウの抜け殻

 一方、水田脇の土手上では、「ほたる野」で先日採取した「アマガエル」数匹が水槽の中で元気よく飛び跳ねたり、別のケースには、珍しい丸々一匹分の「アオダイショウの抜け殻」が展示されたりで、普段あまり自然と接することのない”都会っ子”らへ「こどもの日」のビッグプレゼントとなった。

 「ほたる野一帯は市内でも貴重な”自然”の宝庫。今後も稲刈り、脱穀、餅つきなど、この環境を活かした催事を皆さんに提供します」と語るNORA・鈴木会長の表情が一瞬ほころんだ。

取材

広報まちかど特派員/坂田薫さん

問合せ

ほたる野を守るNORAの会/鈴木会長

電話

090-2900-3414

おはなしはたのしい!読み聞かせに60人

2014年5月12日

本を子供たちに見せながら読み聞かせをする女性と、座ってみているたくさんの子供たちの写真

読み聞かせを通して交流

 「おはなしはたのしい!2014春」という本の読み聞かせの会が、4月26日に大久保図書館で開かれ、親子合わせておよそ60人が集まりました。この会は「子ども読書の日」の4月23日(2001年12月制定)に合わせ、毎年その近くの日に開かれるもの。読み聞かせなどをしたのは習志野文庫連絡会の「実籾おかあさん文庫」(佐藤佐知子さん代表)の4人。

机の上に立てた本を2人でもって読み聞かせをしている写真

おはなしの世界にもう夢中!

 この日は大型絵本「そらまめくんのベッド」、紙芝居「アボカドあかちゃん」、絵本「なわとびしましょ」の読み聞かせがありました。このほか、パネルシアター「とんとんとん だれのうち?」のクイズ遊び、英語遊びの歌や数字、英語のじゃんけん大会が行われました。
 最後のじゃんけん大会で優勝を射止めた小学3年生の女の子は、「子ども達だけで来たのは初めてだった。クイズ遊びで動物のお家を当てるところが面白かった。」と話していました。一緒に来た友達は、「“なわとびしましょ”の絵本で、おサムライさんがなわとびのなわを踏んだところが面白かった。」と話していました。

 代表の佐藤さんは「60人ものお客さまで部屋がいっぱいになり、嬉しかったです。今年は特に保護者の中にお父様やおじい様と見受けられる男性が多く、イクメンの方が増えたように見えました。例年にないことです。」と語っていました。

取材

広報まちかど特派員/小島明さん

問合せ

大久保図書館

電話

047-475-3213

ねんりんピック千葉県大会健康マージャン代表が決定!

2014年5月9日

 4月22日、大久保の「麻将(まーじゃん)ひろ場セブン」で健康マージャン習志野市代表選考会(主催:千葉県ねんりんピック健康マージャン育成会)が行われた。これにより、10月に栃木県で開催される第27回全国健康福祉祭とちぎ大会(ねんりんピック栃木2014)の千葉県大会出場者が決定した。

左から南谷さん、須々木さん、野苅家さん、升崎さんが並んでいる写真

左から南谷さん、須々木さん、野苅家さん、升崎さん

 参加者40人のうち、見事県大会の出場を決めたのは、1位の野苅家幸男(のがりや・ゆきお)さん(70)、2位の升崎哲男(ますざき・てつお)さん(75)、3位の須々木杯(すすき・しげる)さん(67)、4位の南谷克秀(なんや・かつひで)さん(67)の4人。
 代表の一人に決まった野苅家さんは、「30年マージャンをやっているが、こんなにツイたのは初めて。その一言につきます」と語っていた。千葉県大会は5月11日に千葉市で行われる。

いくつか置かれた麻雀卓に4人ずつ座り麻雀を打っている様子の写真

代表の座をかけた真剣勝負

 ねんりんピックは、厚生省(現・厚生労働省)の創立50周年を記念して1988年(昭和63年)に始まった。スポーツや文化24種目の交流大会、健康・福祉に関する多彩なイベントなどが、毎年各県持ち回りで開催されている。これによって、高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与している。スポーツではグラウンド・ゴルフ、なぎなた、太極拳など、文化では囲碁、将棋などの腕が競われる。
 健康マージャンは、「賭けない、飲まない、吸わない」をモットーにしている。2009年(平成21年)からねんりんピックの競技になり、今年で6年目。千葉県勢は昨年までの5回のうち、3回優勝している。

取材

広報まちかど特派員/小島明さん

東消防署ができた 市東部の消防体制強化

2014年5月6日

 習志野市消防本部は4月1日付で組織改革を行い、東習志野2丁目の中央消防署実籾分遣所用地を拡張して、分遣所の隣に東消防署庁舎(985.2平方メートル)が新築され、業務が開始されました。また、秋津3丁目の南消防署が中央消防署秋津出張所に名称を変更しました。これらは道路事情の変化などによるものです。また同時に「分遣所」の名称が「出張所」に変更され、藤崎分遣所・谷津分遣所がそれぞれ、「藤崎出張所」「谷津出張所」に変わりました。

はしご車・救急車など5台の専用車が並んで停まっている写真

さまざまな役割を持つ専用車を配備

 東消防署には新たに、人命救助活動などの重要な業務を行う「特別救助隊」が南消防署から配置換えされ、消防隊員も16人増加の39人となりました。消防車も30メートル級はしご車、救助工作車および指令車が配置換えされ、これまでの普通ポンプ車、化学車、高規格救急車の3台と併せて合計6台が稼働します。

 さらに、これまで中央署管轄だった藤崎出張所が東消防署管轄に変更され、東消防署は藤崎、大久保、実籾、実籾本郷、東習志野、泉町、新栄、屋敷、本大久保1・4・5丁目を受け持つことになります。これによって習志野市東部地区の消防体制が強化され、東消防署は人口比・面積比ともに約4割の地区を担当することになりました。中央消防署管轄は、秋津出張所と谷津出張所の二つです。

 東消防署新庁舎の大きな特徴は、過去の大震災の教訓を生かし、耐震構造となっており、万一に備え連続30時間使用が可能な発電機の他、環境に配慮して太陽光発電装置も備えています。この他に3点を紹介します。
まず一つ目が、“仮眠室の個室化”です。これは市内初で、将来女性職員が配置された場合の対応が可能となりました。二つ目は、消毒室。感染症の患者を運んだ際に、隊員の身体などを洗うためのものです。そして第三が、庁舎内で消防車のエンジンをかけ続けた時に使う、排ガス装置です。東消防署には、これら最新の設備が揃っています。

個室になった仮眠室の写真

仮眠室

消毒用の装置やシャワーが設置された消毒室の写真

消毒室

天井の方に向けて繋がっている排ガス装置の管の写真

新設の排ガス装置

 旧実籾分遣所は今年度解体され、跡地に消防訓練施設が作られる予定です。完成後は署員が行う「ロープを渡る訓練」や「ポンプ操法訓練」などを見ることができます。
 平成26年に入ってから習志野市内の火災は17件に上っており、例年のペースに比べて多くなっています。各消防署では住民に対して「火を使う時には、その場を離れないこと。法律で義務付けられている住宅用火災警報器は、消火器とともに、ぜひ取り付けてほしい」と訴えています。

取材

広報まちかど特派員/小島明さん

問合せ

東消防署

電話

047-472-1498

習志野のいちご園

2014年5月1日

ハウスで栽培されている収穫前のいちごの写真

赤く実ったいちごがいっぱい!

 鷺沼台にある村山農園のいちご園を訪ねました。
 800平方メートルの大きい農園には、なんと12,000株ものいちごが実っており、ハウスの中に入ると、いちごの甘い、甘い香りがふぁ〜んと漂ってきました。種類は、果肉がジューシーで香りの良い「とちおとめ」と、果肉が大きく甘味と酸味のバランスが良い「紅ほっぺ」。大きく真っ赤に完熟したいちごが見事に鈴生りに輝いていました。いちごの花が咲くと、ミツバチが受粉に大活躍。例年12月から翌年5月まで、次から次へとおいしい実がなっていきます。

収穫されたたくさんのイチゴが転がっている写真

愛情たっぷり!真っ赤ないちご

 完熟いちごは、ハウス隣の直売所や農協の「しょいか〜ご」で販売されています。いちご園は、お父さんの代から17年、息子さんの代になって6年になります。お話を聞いて、美味しさの秘訣は、良質の堆肥を使っての土作りと、とっておきの肥料そして日々の室温や給水など、細心の注意を払って愛情たっぷりに良い苗を育てることと理解しました。

いちご園では、毎年2月から5月末まで毎週火曜日・木曜日・土曜日・日曜日の午後1時半〜4時半までいちご狩りも楽しめます。

村山農園のいちご狩り

  • 営業日 火曜日・木曜日・土曜日・日曜日
  • 営業時間 午後1時30分〜4時30分
  • 料金 大人1,500円 子供700円(時間30分)

取材

広報まちかど特派員/大塚義雄さん

問合せ

村山農園(千葉県習志野市鷺沼台2-18)

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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