平成23年12月掲載分

更新日:2022年09月29日

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冬晴れにぺったん!ぺったん!「親子餅つき大会」

2011年12月28日

冬晴れに恵まれた12月4日、実籾の自然保護地区「ほたる野」の稲田で、初冬恒例「親子餅つき大会」が開かれた。

畑のある広場に大勢の人達が集まっている餅つき大会の様子の写真

毎年恒例、餅つき大会

 この催しは、市内在住の有志らで組織する自然保護ボランティアグループ「ほたる野を守るNORA(野良)の会」(鈴木正義会長)会員らが“米の一生”を都会の親子に学んでもらおうと、春に田植え、秋に稲刈り、初冬の収穫祭(餅つき)までを体験させる“食育の総仕上げ”で、今年で21回目。

男性スタッフが見守る中、杵で餅をついている親子の写真

親子でぺったん!

 この日参加した親子は約100人。
 同会で用意した25キログラムの炊きたて「月見餅米」が次々と木臼に放り込まれると、NORA会員の指導の下、パパもママもちびっ子も慣れぬ手つきでぺったん!ぺったん!

大人の男性3人がかりで餅つきを行っている写真

市長もぺったん!

 開始早々、休日返上で駆けつけた宮本市長も子供らに混じって力一杯杵を振り上げ、「久々に童心にかえりました!」とにっこり。
 湯気の立ち昇る“つきたて餅”は、その場で「きな粉餅」や「あんこ餅」にして参加者に振る舞われた。

問合せ

ほたる野を守るNORAの会/鈴木

電話

090-2900-3414

取材

広報まちかど特派員/坂田 薫さん

まちづくり講座2 おおくぼかるた取り合戦

2011年12月27日

 12月10日、大久保公民館学習圏会議主催による「かるた取り合戦」が、市民会館で開催されました。
 この大会の目的は、『習志野かるた』の普及、そして小学生に習志野市について知ってもらうことです。また、初春に行われる「習志野かるた大会」の“前哨戦”にもなっています。

かるたを目の前に4名の女の子が正座して座っている写真

伝わってくる試合前の緊張感

 会場に集まったのは、総勢37人。市内各小学校の実力者たちです。参加者は低・中・高学年の3部門に分かれ、それぞれ対戦相手を変えて3回戦を行い、合計得点を競います。受付が終わると、各選手はゼッケンを着けて「何枚取れるか挑戦だ!」と意気込み、熱戦が開始されました。
 勝負は3人1組。ステージ上に座布団が敷かれ、そこで戦いが繰り広げられます。各組には審判として、ボランティアで応援に来ている第二中学校吹奏楽部の一年生がつきました。読み札を読み上げたのは、習志野リーダースクラブの面々です。

中央の女の子が両手を伸ばしてかるたを取っている写真

繰り広げられた熱戦

 勝負にはだんだんと熱が入り、どの組も激しい戦いとなりましたが、厳正なルールに基づいて試合が進んでいきました。
 開始から2時間ほど経過し、白熱した真剣勝負もすべて終了。早速、得点が集計され、各部門の上位3人に優秀賞、敢闘賞、努力賞が与えられました

 イベントの最後、主催者の「新春の習志野かるた大会に出る人はいますか?」という質問に、子どもたちの手が元気よく挙がり、非常に頼もしく感じられました。子どもたちの習志野かるた大会での活躍を期待しましょう。

問合せ

大久保公民館

電話

047-476-3213

取材

広報まちかど特派員/山口 英明さん

我らがオービックシーガルズ、連覇成る

2011年12月26日

 12月19日、社会人アメリカンフットボールのXリーグ王者を決める社会人日本選手権が、東京ドームで開催されました。2年連続6度目の優勝を狙うオービックシーガルズと、4度目の挑戦で初の頂点を狙う富士通フロンティアーズが対戦。
 戦前の予想は、攻守共に一段と充実した隙の無い試合運びのオービックと、攻めの速い若さの富士通の好試合ということでした。

白色と紺色のユニフォームを着た選手たちが試合を行っている様子の写真

守備の隙間をかいくぐるラン

 第1クオーター開始早々、富士通がタッチダウンを奪い、富士通優勢で展開。第2クオーターもオービックにとって苦しい展開が続き、前半が終わって3対7の劣勢。
 ハーフタイムを挟み第3クオーターが始まると、キックオフされたボウルをWR(ワイドレシーバー)木下選手が相手守備陣を振り切り、98ヤード独走のダッチダウンというビッグプレーが生まれ反撃開始。第四クオーターでは、QB(クォーターバック)菅原選手のパスが次々と決まり出し、怒涛の攻撃でタッチダウンし遂に逆転。最後は富士通の猛攻を、守備陣がゴール近くで釘付けになりながらしっかり守り抜き、24対17で富士通を破り優勝し、2連覇を達成しました。

白色とオレンジ色の横断幕をバックに集まっている選手と関係者の集合写真

次はライスボウル2連覇だ!

 選手が次々に倒れる激しい肉弾戦、スピードのある切れ味鋭いラン、速いショートパス、超ロングパスに観客はどよめき、魅了されました。
 今回の震災で茜浜のグラウンドが被災し、練習場所の確保がままならず、チームとして苦しいシーズンのスタートでした。それだけに喜びもひとしお。よくやったオービック、おめでとう!!
 次は1月3日に東京ドームで開催される「日本選手権・ライスボウル」で、学生王者・関西学院大学と対戦し、2連覇を目指します。市民の皆さんも応援に行きませんか。“ライブ”は迫力がありますよ。

取材

広報まちかど特派員/大塚義雄さん

千葉工業大学で津田沼祭開催

2011年12月26日

 11月20日〜22日、千葉工業大学で大学祭が開催され、学生やOBの子ども連れ、習志野市民など大勢が参加しました。
 メインステージでは、「よさこいソーラン風神」がダイナミックな演舞を。お笑いライブでは、U字工事などのお笑いタレントがテンポの良いしゃべりで笑いを振りまき、コンサートではCHiYOと川嶋あいがヒット曲を披露。観客を魅了しました。

お揃いの衣装を着た人達が「よさこいソーラン風神」を踊っている様子の写真

「よさこいソーラン風神」による迫力の演舞

 広場の一角には模擬店が30数店並び、仲間やファミリーが楽しそうに歓談・食事し、まるで屋台村でした。屋内でもギター演奏を聞きながらお茶を楽しんだり、茶室で抹茶とお菓子が出てきたり、いい雰囲気を演出していました。
 館内では、学生自作のレーザープロジェクターからの強力レーザー光線の投影、ロボットサッカー大会が行われたロボフェスタの開催、自作パソコンソフトによるゲームや手作り回路のLED展示がされるほか、実験教室では子供たちが触れて、ゲームして、理科実験に興じていました。千葉工大のものづくりの力を肌で感じ、頼もしく思った次第です。実用化が楽しみです。

ロボット同士がサッカーゲームを行っている様子の写真

ロボットによるサッカーゲーム

 今年の大学祭のテーマは“強い想い”。津田沼祭を通じて、被災した習志野市を盛り上げるとともに市全体が頑張ろうと思えるような大学祭を“強い想い”で開催しました。若者たちのエネルギーを肌で感じ、元気をもらいました。
 技術立国・日本を支える人材に育ってくれることを期待すると同時に、大学祭に参加した子供たちが科学する芽をさらに大きく育てて欲しいものです。創造力あふれる工科大学ならではの大学祭でした。

問合せ

 千葉工業大学津田沼祭実行委員会

電話

 047‐478‐0254

取材

広報まちかど特派員/大塚義雄さん

新三役に昇進の若荒雄、活躍を誓う

2011年12月22日

左側にスーツを着た男性、右側に新番付表を指さしている若荒雄関が座っている写真

新番付表を指さす若荒雄(右)

 12月21日、鷺沼にある阿武松(おおのまつ)部屋。この日、所属する若荒雄(わかこうゆう)が、大相撲初場所の新番付で新三役に昇進することを受け、記者会見が開かれました。
 若荒雄は今年、初場所・夏場所で勝ち越し、さらに11月の九州場所では12勝3敗という好成績を挙げ、自身初となる敢闘賞を受賞するなど、1年を通して大活躍。その結果を受けての三役昇進となりました。平成6年に創設された阿武松部屋からは、初の三役誕生です。

阿武松部屋の前で、2名の関取が両手を取り合って握手をしている写真

新十両・阿夢露(あむうる)と共に活躍を誓う

 弟子が新三役を務めることについて、師匠の阿武松親方(元関脇・益荒雄(ますらお))は「横綱は強い。しかし、そこを倒していくのが三役の役目。場所を盛り上げられるかどうかは三役に懸かっている」と発破をかけました。若荒雄は「初場所に向けて燃えている。来場所は暴れ回りたい」と意気込みを語ってくれました。
 「不器用なので、目の前の一つ一つを乗り越えていくしかない」と語る27歳の若武者は、一歩一歩、さらなる高みへと歩を進めていきます。

問合せ

阿武松部屋

電話

047-452-1621

余韻を与えた演奏〜習志野高校吹奏楽部定期演奏会〜

2011年12月16日

ステージ上で青色と白色の衣装を着た吹奏楽部員が演奏を行っている写真

今年も演奏で観客を魅了した

習志野市立習志野高等学校吹奏楽部による第49回定期演奏会が、11月26日・27日の2日間、習志野文化ホールで開催された。
演奏会は2日間で3回公演されたが、3回とも文化ホールは超満員。これは、過去48回の演奏会がいかに素晴らしかったかを物語っていると言えるだろう。
会場の入り口には、開場30分前から観客が長い列を成し、人々が演奏会を待ち遠しく思っていることが伝わってきた。
入口の係員の機敏な行動と礼儀正しさ、ステージで楽器を用意する人の手際の良さも素晴らしく、これだけでも今回の演奏会の大成功を感じさせた。

前列の4名が片足を伸ばして膝をつき、後ろの部員は真っすぐ立っている吹奏楽部員がマーチングでポーズが決まった様子の写真

ポーズも完璧にきまった

自信をもって演奏される様々な曲は、どれも観客を魅了するものであった。
特に迫力があったのは3年生が演奏した『歌劇「イーゴリ公」より』で、石津谷治法顧問が体全体を使ってリズミカルに指揮し、曲にあった抑揚、強弱など、まるでプロの吹奏楽団が演奏しているようで、観客をびっくりさせた。
そのほかブラックライト、音楽劇『ヘンゼルとグレーテル』や、ステージマーチングショーも心揺さぶられるもので、観客は座席から身を乗り出すようにして迫力ある演奏に聞き入っていた。

司会進行も、はっきりとした声と観客を引き寄せる話術でよく研究されていて変化に富み、心にくいほどであった。

演奏会が終わっても、すぐに立ち上がろうとする観客はひとりもいなかった。正に、観客に余韻をあたえる見事な演奏会であった。

問合せ

習志野市立習志野高等学校

電話

047-472-2148

取材

広報まちかど特派員/横平 正昭さん

自然環境を守り続ける

2011年12月15日

「千葉の干潟を守る会」の40周年を記念した講演会や写真展が、11月15日から11月20日に菊田公民館で開催された。

展示パネルに飾られた写真や、長テーブルの上に置かれている資料を見ている来場者の写真

干潟の歴史が展示された

自然を生活の場として生きてきた動植物は、環境の変化によってすみかを失い、逃げ場を失くして死に至ることが多い。
生き物の生活の場を失わせてはならないと、千葉の干潟に生きる動植物の自然環境を守るために「千葉の干潟を守る会」が発足した。1971年(昭和46年)のことである。

「みんなの力で守ろう三番瀬!」と書かれた横断幕の上に絵や資料などが展示されている写真

展示された資料の数々

1960年代から、国の高度経済成長政策による「京葉工業地帯造成計画」が打ち出され、東京湾全体の沿岸部の浅瀬を埋め立て、工業団地の建設や都市化(宅地化)が推進された。習志野市の沿岸部(津田沼・鷺沼地先)も埋め立てられた。
現在、ラムサール条約登録地となっている「谷津干潟」も埋め立て地区の中に入っていたが、環境問題がクローズアップされる時代背景の中で、市民活動の高まりや大蔵省(現財務省)が土地の所有者であった(現在の所有者は環境省)ことなどから、埋め立てられずに残された。

今回の記念イベントでは、「千葉の干潟を守る会」のメンバーによって記録された写真のほか、図や絵などが展示され、谷津干潟を中心とした過去40年間の変化が、参加者の目を奪っていた。
11月19日には記念講演「東京湾の環境その過去・現在・未来」として東京農工大学名誉教授の若林敬子さんが自ら行った調査について、データを用いた発表を行い、50人あまりの参加者が、真剣に講演に聞き入っていた。

最後には、「三番瀬の被災」について、「三番瀬を守る連絡会」の中山敏則さんから報告が行われた。

問合せ

千葉の干潟を守る会

電話

043-274-2995/近藤

取材

広報まちかど特派員/横平 正昭さん

まちづくりリーダー養成講座フォローアップ研修

2011年12月14日

11月18日と25日の金曜日、2週にわたって習志野市と「レガーレ・ならしの(注釈)」共催による「まちづくりリーダー養成講座フォローアップ研修」がサンロード津田沼6階大会議室で開催されました。

2つの長テーブルをつけた周りに座って話し合っている参加者の人達の写真

活発に意見を交わす

この研修は、今年の1月〜3月にかけて実施された「まちづくりリーダー養成講座」の受講生に対する復習と、さらなるレベルアップのための研修です。
 「まちづくりリーダー養成講座」では、講師による座学と討議形式が採られていましたが、今回のフォローアップ研修では自主的なグループ討議が中心でした。
フォローアップ研修に参加した27人は、これから地域社会に溶け込もうとする人やさらにスキルアップを図ろうとする人、仲間を求めて来る人などさまざまな人たちで大変活気に溢れていました。
参加者たちはファシリテーター(中立的な立場で舵取りする役)を務めるレガーレ・ならしののメンバーのもと、4つの地域グループに分かれて研修を行いました。

黒板に貼られた模造紙の左側に立っている男性の話を聞いている参加者の写真

発表にも熱が入ります

初回の11月18日には東日本大震災をテーマとして、「震災時に何をしたか」、「困ったことは何だったか」などをグループで話し合い、グループ内のコミュニケーションを図り、同じ地域同士の交流を深めました。
2回目はさらに自主性を高め、それぞれの「地域の課題」について考えました。各グループ自ら選定した地域の課題について、何ができるのか、どうしたらいいのかをグループで討議して結果を発表しました。各グループともかなり白熱した議論が展開され、何かが見えてきたようです。
今回の研修では、「だれか」ではなく「みんな」で地域のことを考えるという姿勢も見えてきました。フォローアップ研修は今後も開催されるとのことで、参加者たちには次回への意欲がみなぎっていました。

(注釈:「レガーレ・ならしの」とは…地域にいくつもある“活動”や“熱い思いを持った人たち”を結び、繋いでいく、中間支援的な活動を行うことで、まちづくりの可能性を広げていくことを目的としている団体です。「レガーレ(LEGARE)」とは、イタリア語で「繋ぐ」・「結ぶ」という意味です。)

問合せ

市民協働推進課

電話

047−453−9337

取材

広報まちかど特派員/山口 英明さん

千葉県済生会習志野病院 健康フェア

2011年12月12日

青色のシャツを着た人達がロビーで管楽器の演奏を行っている様子の写真

ロビーに音楽が響いた

 晴天に恵まれた11月26日、今年で6回目となる“健康フェア”が市内泉町の千葉県済生会習志野病院で行われました。
当日は特別講演「膝の痛みは〜あなたの関節は大丈夫?」のほか、1階ロビーでは管楽器やピアノ演奏、地域サークルによるフラダンスを楽しめました。

手術室で看護師さんより実演が行われている院内ミステリーツアーの様子の写真

院内ツアーは大人気

病院ならではのイベントもあり、医療スタッフによる「血流・骨密度・体脂肪・血管年齢」の測定や、測定結果に対する助言や相談も受けられたほか、院内ミステリーツアーなどが人気を集めていました。
院内ミステリーツアーは、看護師さんの案内でMRI・CTで撮影された体内の画像(現場の技師さん自身の画像を使用)を見たり、人体模型を用いての胃カメラ(内視鏡)の実演、手術室における手術の様子が分かる模型や、実際に手術で使われる各種器具が見られるなど大変興味深い内容で、参加者は自分が手術を受けた場合を想定してか、質問もたくさんあり関心の深さを伺わせました。
屋外模擬店(豚汁など8店)、バザー・ゲームコーナー、JAの野菜・花などの販売も有り、時のたつのを忘れるほどでした。

テントの下に沢山の野菜が並べられお客さんが見ているバザーの様子の写真

バザーでは野菜も販売

「千葉県済生会習志野病院」は習志野市周辺の地域医療の中核病院として、他の医療機関とも連携し、地域の皆さんの“健康と福祉の増進のため”医療スタッフの皆さんを初め職員の皆さんも日々努力を重ねています。
 今後もこうしたイベントを通じ、地域との交流を深めていってほしいと思います。

問合せ

社会福祉法人恩賜財団済生会 千葉県済生会習志野病院

電話

047-473-1281

取材

広報まちかど特派員/堀木 幸さん

ふれあい祭り

2011年12月6日

 11月23日(水曜日)に習志野市国際交流協会ふれあい祭実行委員会の主催による第4回ふれあい祭が香澄公園のピクニック広場で開催されました。
 ふれあい祭は、いろいろな国の人々が自由に集まり、ふれあうという目的で始まった催しです。
 今までは屋内で開催されていたそうで、屋外で大々的に開催するのは今回が初めてとのことです。

テントの下で赤色の法被を着たスタッフが並んで、食事券を求める人達の長蛇の列の対応を行っている写真

長蛇の列ができる大盛況!

 当日は好天に恵まれ、また勤労感謝の祝日とあって、香澄公園の木々も色づきだした秋空のもとピクニック広場には、たくさんの親子連れが集まりました。
 お昼時になると焼きそば、焼きうどんなどの食事券を販売するテントの前は長蛇の列となりました。

広場に集ってゲームをする大勢の子どもたちの写真

みんなでゲーム

 いも煮の無料提供をはじめ“よさこいそーらん”“和太鼓”“ばか面おどり”など催し物やゲームなども多数用意された他、チーバくんも登場するなど、盛りだくさんの一日となり、参加者は、たくさんの催しものを見たり、美味しい物を食べたり、いろいろなゲームに参加したりと、楽しく交流を深めました。

取材

広報まちかど特派員/山口 英明さん

東日本大震災から学ぶもの

2011年12月5日

 11月6日、菊田公民館で、茂木清夫後援会実行委員会主催による地震をテーマにした講演会が開催されました。
 この講演は東大地震研究所教授や地震予知連絡会会長などを歴任された茂木清夫先生(谷津在住)が「東日本大震災から学ぶもの」という演題のもと地元市民の皆さんのために語るというものです。

壇上に立っている男性の話に耳を傾け聞き入っている参加者の後ろ姿の写真

多くの人が聞き入っていた

 当日はあいにくの雨模様でしたが、時宜を得た講演には大勢の人がつめかけ、140も用意された椅子席もほぼ満員の盛況となりました。
 大勢の聴衆を前に茂木先生は、今回の東日本を襲った地震がいかに大きかったかをはじめ、「大きい地震は終わったからといって安心はできない。長く続く余震にも注意する必要がある」などの話をされました。
 茂木先生の話からは、『これまでのやりかたにとらわれず、自分で考える』をモットーに、先生が新しい発想で地震研究に永年取り組んでこられたことが分かります。

 また講演では、過去の世界の地震の発生例を多く挙げて解説を行うとともに、日本における最近の傾向や今後の予測、液状化現象にも触れられ注意を喚起していました。
最後には原発設置反対の持論を展開され、ドイツで脱原発が決定したことを挙げ、地震国日本で原発に固執することに疑問を投げかけて講演は終了しました。
 身近に起こったばかりの出来事なので来場者の関心度も高く、皆さんは先生の話に熱心に耳を傾けていました。地震・津波ひいては原発設置問題、いずれも避けて通れないものなので大いに参考になったことでしょう。

問合せ

袖ケ浦自治会館

電話

047-453-6560

取材

広報まちかど特派員/山口 英明さん

市民カレッジ生、習志野を再発見?

2011年12月2日

「習志野市民カレッジ」が開講してから、今年度ではや第17期生を数えます。
卒業生も1000人を超えるこの頃では、市内各地で卒業生同士の「何期?」「○○期よ」というやりとりが聞こえてきます。
市内のいろいろなイベントに参加してみると、地域で活躍されている方市民カレッジ卒業生の多いことにびっくりしますが、中にはカレッジに入学して初めてボランティアを経験する方も多いと聞きます。

グループごとに座っている参加者の右側に立つ男性がマイクを持って話しをしている市民カレッジの講義風景の写真

多くの市民が学ぶ「市民カレッジ」

市民カレッジは、第16期生から定員が120名に増員され、2年目の専攻過程「情報パソコン」「食と園芸」「健康スポーツ」に、新たに「まちづくり」コースが増設されるなど、充実が図られています。
講義の内容も少しずつ検討、見直しがされているようで、今年度は卒業生が講義を受け持つ機会が設けられました。

5体のお地蔵様を見たり写真撮影をしている参加者の写真

卒業生と市内散策!

卒業生である私も、専攻過程の健康スポーツコースでは「自然に親しもう」(大空の下で海・野鳥・花・木々と語り合おう)、必修課程では「まち歩き見て歩き」の講義を、それぞれ2日にわたり担当しました。

大きな模造紙に手書きでウオーキングマップが書かれている写真

ワークショップでマップを作成

講義は、今までの市民カレッジのように講師の話を聞くだけではなく、グループごとに企画・実践・反省と、ワークショップ方式で活発に進行しました。
各グループそれぞれに得意の知恵と経験を発揮し、「わがまち習志野」をたくさん発見し今後の市民生活に生かすことでしょう!

問合せ

社会教育課

電話

047-453-9382

取材

広報まちかど特派員/佐藤 佐知子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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