有効期限切れワクチンの接種がありました
本市が委託業務として実施しているHib(ヒブ)感染症ワクチンの予防接種において、接種対象者(以下「対象者」)1名に対し、有効期限が過ぎたワクチンを誤って接種したことが判明しました。
市と医療機関で対象者の健康状態を確認したところ、現時点で健康被害は発生しておりません。
1.Hib(ヒブ)感染症ワクチン接種の概要
Hib(ヒブ)感染症ワクチンは、予防接種法に基づき、インフルエンザ菌、特にb型莢(きょう)膜(まく)を有する菌(ヒブ)による、乳幼児の化膿性髄膜炎、敗血症、咽頭蓋炎などの重篤な全身感染症を予防するため、生後2か月から生後60か月(5歳)までに接種する法定接種です。
接種方法は、生後2か月から7か月までに初回接種として3回、初回接種から7か月から13か月の間隔をおいて1回を接種します。
2.経過
11月30日 対象者(生後11か月女児)が委託先の市内医療機関(以下「医療機関」)においてHib(ヒブ)感染症ワクチンを接種。
12月23日 医療機関より提出された予防接種に関する書類(予診票)を、市健康支援課職員が確認したところ、有効期限切れワクチンを使用していたことが判明。
12月24日 医療機関から保護者に連絡。説明し謝罪。今後の対応ついて説明。
12月25日 市から保護者に連絡し謝罪。児の健康状態と今後の対応について確認。
3.原因
医療機関において、接種当日にワクチンの有効期限の確認がなされなかったため。
4.再発防止策及び今後の対応
今回、本市が実施しているHib(ヒブ)感染症ワクチンの接種方法に誤りがあり、接種されたお子様やご家族に不安やご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。
今後、医療機関に対し、国の定期接種実施要領、習志野市個別予防接種実施手引きの内容を徹底するように指導するとともに、予防接種の手技や用法・用量、ワクチン有効期限の確認を徹底するよう指導し、再発防止に取り組んでまいります。
また、本市と医療機関が連携し、対象者の健康状態の観察を継続してまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
このページは健康支援課(救急医療・予防接種係)が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-2922 ファックス:047-454-2030
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更新日:2025年01月06日