高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業

更新日:2024年07月02日

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高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業について

令和2年4月に「高齢者の医療に関する法律」が改正され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」事業が開始されました。

習志野市は、令和2年度より千葉県後期高齢者医療広域連合から委託を受けて、後期高齢者の健康維持・フレイル予防に努め、高齢者が地域で健康的な生活が送れるように取り組んでいます。

 

一体的実施事業イメージ図

 

一体的実施事業イメージ図

取り組み状況

健診や医療、介護に関するデータ等を分析し、健康課題を把握し、高齢者への個別支援や地域の高齢者が集まる場所での健康教育・健康相談を行います。

高齢者への個別支援(ハイリスクアプローチ)

後期高齢者健康診査等の結果を基に、訪問や電話等で、個別に支援を行います。

1.低栄養予防

管理栄養士が栄養相談を行います。

2.オーラルフレイル予防(口腔機能低下予防)

オーラルフレイル予防に関する情報提供。また歯科衛生士が歯科相談を行います。

3.生活習慣病重症化予防

(1)高血圧予防

高血圧の人で未治療の人に保健師が、医療受診勧奨や生活指導を行います。

(2)糖尿病治療中断者への支援

糖尿病の治療中断している人へ、受診勧奨を行います。

(3)慢性腎不全予防

国民健康保健事業の慢性腎不全予防健康相談参加者で、引続き支援が必要な人へ保健師が相談を行います。

4.認知症予防

健康診査の質問項目で該当する人に介護予防教室(脳の活性化プログラム)の案内を行います。

介護予防教室の案内をした人のうち、教室への参加がない人へ保健師が訪問等を行い、認知症予防等の情報提供、相談を行います。

5.健康状態不明者への支援

医療及び健診未受診の人にアンケートを送付し、状況確認を行います。アンケートの返信がなかった人及びアンケートの内容より、必要に応じて訪問を行い、状況確認、必要なサービスにつなげます。

6.骨折予防

(1)骨粗しょう症検診未受診の人へ受診勧奨を行います。

(2)骨粗しょう症検診を受診した人で、要精密検査・要指導の判定の人へ精密検査受診勧奨及び保健指導を行います。

 

地域の高齢者が集まる場所での健康教育・健康相談(ポピュレーションアプローチ)

地域のサロン等高齢者が集まる場所に出向き、フレイル予防(食事、口腔ケア、運動等)について健康教育・相談を行います。

お申し込みを希望される方は、健康支援課までご連絡ください。

電話番号 047−451−1151(健康支援課)

フレイルを予防しましょう

フレイルとは、加齢に伴い気力や体力が低下した状態を言います。

また、「健康」と「要介護」状態の中間の段階であり、早く気づくことで、状態の維持・改善が可能です。

フレイルチェックをしましょう

国は、高齢者の健康状態を確認するため、15項目の質問票を作成しました。下記のリンクからフレイルチェックをしてみましょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

このページは健康支援課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-9302 ファックス:047-454-2030
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