「マイナ救急」実証事業が始まりました!

更新日:2025年10月01日

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 傷病者本人の同意を基本とし、マイナ保険証を活用して通院履歴や服薬情報等を閲覧し、救急活動の迅速化、円滑化を目指した実証事業が始まりました!

実施期間・実施救急隊

【実施期間】

令和7年10月1日~令和8年3月31日

 

【実施救急隊】

救急隊6隊の内5隊

(実証事業終了後は、6隊すべての救急隊が運用を開始する予定としております。)

事業概要

 救急隊は、傷病者等の同意を得た上で、傷病者のマイナンバーカードをカードリーダーにかざし、医療機関の選定に必要な情報をタブレット端末で閲覧し、取得した情報をもとに適切な医療機関を選定します。

マイナ救急の流れ

マイナンバーカードの閲覧を承諾している画像
  • 傷病者ご本人にマイナンバーカードの情報を閲覧して良いか確認をします。

【注意事項】「意識がない」など本人の同意が得られない場合でも、状況によっては情報を閲覧する場合があります。

区切りのための線
マイナンバーカードの読み取りを行っている画像
  • 情報閲覧に同意をいただけたら、マイナンバーカードの情報を読み取ります。
区切りのための線
医療機関や服薬情報を閲覧している救急隊員の画像
  • 読み取った情報を救急隊員が、専用のタブレット端末で閲覧します。

【閲覧する情報】

氏名、生年月日、住所、受診した医療機関、服薬情報など

 

【注意事項】読み取った情報は、画面で閲覧するだけで保存はしません。

区切りのための線
適切な病院選定及び処置を行っている画像
  • 閲覧した情報をもとに、円滑な搬送先病院の選定ができ、適切な応急処置を行えます。そして、搬送先病院で治療のための事前準備を行うことが出来ます。

期待される効果

 119番通報で駆けつけた救急隊員は、搬送されるご本人の氏名や生年月日等の基本的な情報のほかに、掛かりつけの病院や服用している薬の情報など様々な情報の聞き取りを行っています。

 これらの情報は、搬送する病院の選定や救急車内で行う応急処置、病院到着後すぐに治療を始めるための準備などに役立てられており、命を守るために必要な情報です。

 病気や怪我で苦しむご本人や、気が動転しているご家族の方から、これらの情報を正確に伝えていただくことは、場合によっては困難なこともあります。

 

そこで、「マイナ救急」です!

 マイナ救急では、救急隊員がご本人をマイナ保険証を活用し、傷病者の受診した医療機関や服薬情報などの医療情報を閲覧します。それにより、ご本人や付き添われるご家族の方の負担を軽くするとともに、傷病者の方が迅速かつ適切な処置を受けるために活用します。

 正確な情報を得られることで、病院の選定を早期に行え、適切な処置を行えることで救急活動も迅速化・円滑化を目指しています!

必要な準備

マイナンバーカードを持っているマイナちゃんの画像

マイナンバーカードを申請していない方は、まず申請を行いましょう。

マイナンバーカードをお持ちの方は、下記の順で医療機関や薬局で健康保険証として使うための登録を行ってください。

 

  1. 医療機関や薬局へ行く際は、マイナンバーカードを持っていきましょう。
  2. 受付にある顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置き、本人認証を行いましょう。(顔認証もしくは暗証番号)
  3. 各種情報提供の同意を選択をして下さい。

関連情報

詳しい内容については、総務省消防庁「マイナ救急特設サイト」にて、ご確認ください。

総務省消防庁ポスター

総務省消防庁のマイナ救急のポスター

この記事に関するお問い合わせ先

このページは警防課が担当しています。
所在地:〒275-0014 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番43号 消防庁舎3階
電話:047-452-1283 ファックス:047-454-8151
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