地域猫活動

地域住民が主体となり、ボランティア及び行政が共同して実施する地域猫に関する活動のことです。 

地域猫活動は地域住民と飼い主のいない猫との共生をめざし、不妊去勢手術やエサやり、トイレなどの適正管理を行い、新しい飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目指しています。
 ただし、実際に数を減らしていくためには、複数年の時間を必要としますので、当面は、これ以上猫を増やさない、エサやりによる迷惑を防止するなどを目的としています。
 地域猫活動は、「猫」の問題ではなく「地域の環境問題」として考えていく必要があります。 

地域住民の皆さんが協力し合い、共に猫たちと良好な関係を築くことで、地域全体が住みやすい場所になります。

詳しくは、ページ下部にある参考資料をご参照ください。

（千葉県健康福祉部衛生指導課、令和6年12月発行）

猫の繁殖力はとても強いため、1回の出産で3〜6匹の子猫を産みます。このため、不妊去勢手術をすることで繁殖を防ぐことができます。

耳の先端がV字カットされている猫はTNR(Trap捕獲する、Neuter手術する、Return元の場所へ戻す)した手術済みの猫のしるしです。猫の耳を観察し「飼い猫」か「不妊去勢手術済み」か確認することが出来ます。

手術費用の助成制度

手術費用を助成する制度がある場合もありますので、詳細については習志野市役所環境政策課へご相談・お問い合わせください。

1.エサやり（場所、時間、担当）

エサを与える場所と時間を決め、食べきれる量を与えましょう。食べきれる量のエサを与えることで食べ残しによる悪臭、害虫を防ぎます。

食べ終わったあとは速やかに容器の回収、清掃をしましょう。

2.トイレの設置（場所、清掃、担当）

猫用のトイレを設置し、毎日清掃します。

トイレの場所は、エサ場から少しは離れた場所に設置することをおすすめします。

※令和7年4月より習志野市ポイ捨て等及び生活環境が損なわれる給餌の防止に関する条例（ポイ捨て防止条例）が施行されました。

適切な地域猫活動などによる給餌自体を禁止するものではありませんが、公共の場所において条例で定める周囲の人たちの迷惑となるような事態は指導対象となりますのでご注意ください。

猫についてのご相談

• 習志野健康福祉センター（習志野保健所） 電話番号047-475-5154
• 千葉県動物愛護センター 電話番号0476-93-5711

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費助成金、さくらねこ無料不妊チケットの手続きについて

• 習志野市環境政策課 電話番号047-453-5579

さくらねこ無料不妊手術チケットについて

• 公益財団法人 どうぶつ基金へお問い合わせください

（千葉県健康福祉部衛生指導課発行）

（環境省自然環境局総務課動物愛護管理室、平成22年2月）

（千葉県健康福祉部衛生指導課、平成24年3月発行）