習志野市の地球温暖化対策

更新日:2023年10月13日

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地球温暖化とは

 地球の温度は、太陽から受ける光のエネルギーと地球からの熱放射とのバランスによって成り立っています。
 大気中に含まれる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスは、地表から放射される熱を吸収し、再び地表に向かって放射し地表を温めます。このように、地表が太陽光により直接加熱される以上に温められることを温室効果といい、大気中で熱を吸収する気体を温室効果ガスといいます。
 こうして、地表付近の気温は全地球平均で15℃前後に保たれ、人間や動植物によって住みよい環境になっています。しかし、近年の人間活動によって、この温室効果ガスが大量に大気中に排出されるようになり、その結果、大気中の温室効果ガス濃度が高まり、地表面付近の気温が徐々に上昇してきています。この現象を地球温暖化といいます。

習志野市地球温暖化対策実行計画 −職員による第4次行動−

計画の目的

 習志野市地球温暖化対策実行計画(以下、「本計画」という)は、市内における地球温暖化対策を推進するため、市が率先して自らの事務・事業について、温室効果ガスの排出量を削減するとともに、地球温暖化対策推進法第20条の3第1項に基づく実行計画として策定するものです。

本計画の基準年

 本計画の基準年を平成29(2017)年度とします。

計画の期間

 本計画の期間は、令和元(2019)年度から令和12(2030)年度までの12年間とします。

計画期間が長期となるため、4年ごとに第1期、第2期、第3期と位置付け、中間見直しを行っていきます。

計画で対象とする温室効果ガス

 地球温暖化対策推進法に定められた温室効果ガスは、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六フッ化硫黄(SF6)の6種類です。このうちパーフルオロカーボン及び六フッ化硫黄については、活動量の把握が技術的に困難であることから本計画では除外します。

計画の対象範囲

 本計画では、市が行う事務・事業及びすべての施設を対象とします。

温室効果ガスの削減目標

 本計画第1期(令和元(2019)年度~令和4(2022)年度)では、「温室効果ガス総排出量を平成29(2017)年度に比べて12%削減」を目標として掲げていました。

令和4(2022)年6月7日に「ゼロカーボンシティ習志野」を表明したことから、令和5年4月1日付け本計画第2期における改訂で国と同水準の目標を設定し、推進していきます。

本計画における削減目標は、国の計画による、エネルギー起源の部門別「業務その他」の削減率51%、非エネルギー起源の削減率14%と同水準の目標を定めました。

  • エネルギー起源に伴う排出量とは、電気や熱、燃料の使用に伴い排出される温室効果ガスのことをいいます。
  • 非エネルギー起源に伴う排出量とは、家庭や事業者から排出されるごみの焼却や、汚水処理を行うプロセスで発生・排出される温室効果ガスのことをいいます。

習志野市地球温暖化対策実行計画-職員による第4次行動-(改訂版)【第2期計画】

※数値の誤りが判明したため修正をして、令和5年10月13日に差替えています。

第1期における項目別温室効果ガス排出量実績

 

第1期における項目別温室効果ガス排出量実績
  平成29(2017)年度 平成30(2018)年度
令和元(2019)年度
令和2(2020)年度
令和3(2021)年度
令和4(2022)年度
令和4年度の削減率〈基準年度(平成29年度)比〉
電気

14,443

13,944 13,812 12,751 12,583 12,318 ▲15%
都市ガス 3,411 3,269 3,479 3,867 3,979 4,122 21%
コークス 6,982 6,326 6,746 6,732 6,344 5,809 ▲17%
公用車の燃料 427 427 426 333 361 387 ▲9%
その他 187 140 172 99 101 94 ▲50%
売電量 ▲247 ▲235 ▲473 ▲537 ▲351 ▲764 209%
エネルギー起源に伴う排出量 25,203

23,871

24,162 23,245 23,017 21,966 ▲13%
廃棄物等の焼却等 33,058 28,631 30,026 34,709 35,436 38,336 16%
非エネルギー起源に伴う排出量 33,058 28,631 30,026 34,709

35,436

38,336 16%
総排出量 58,261 52,502 54,188 57,954 58,453 60,302 4%

習志野市地球温暖化対策ガイドライン

ガイドラインの目的

 平成30年度まで延長しておりました習志野市地球温暖化対策地域推進計画に替わり、平成31年4月より習志野市地球温暖化対策ガイドライン(以下、「本ガイドライン」という。)を策定しました。本ガイドラインは、市が家庭や職場で行う省エネ活動の一例を紹介し、推奨することにより、市全体の温室効果ガスの排出量の削減と環境負荷の軽減を図ることを目的としております。

習志野市地球温暖化対策ガイドラインのページ

習志野市地球温暖化対策地域推進計画に基づく過去の実績報告

 平成21年度から平成30年度を計画期間とする「習志野市地球温暖化対策地域推進計画」及び「習志野市地球温暖化防止実行計画」の達成状況について、以下のとおり公表します。

取り組み事例

市の取り組み

  • クリーンなエネルギーの選択
  • 再生可能エネルギー設備導入の推進
  • 公共施設の省エネルギー化
  • 公用車の適正管理
  • 省エネ意識の向上と普及・連携
  • ICTの推進による事務改善
  • 二酸化炭素吸収源の確保
  • ごみ排出量の減量とごみ処理・処分量の削減

市民・事業者の取り組み

  • 再生可能エネルギーの導入
  • 省エネ診断の実施
  • エコドライブの推奨
  • 3Rの推奨
  • クールビズ、ウォームビズの徹底
  • 節電、節水の徹底
  • グリーンカーテンの導入
  • ごみ出しにおける分別の徹底

環境省取り組み

 地球温暖化防止のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を展開しており、本市も地球温暖化対策に取り組む意思表示として「COOL CHOICE(クールチョイス)」に賛同しています。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは環境政策課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9291 ファックス:047-453-9311
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