平成18年度の環境審議会
習志野市環境審議会は、環境の保全及び創造に関する施策を円滑に推進するために設置されています。本審議会は、市長の諮問に応じ、次に掲げる事項について、調査審議する機関です。
- 境基本計画に関する事項
- 環境の保全に関する事項(環境基本法(平成5年法律第91号)第44条に規定する事項を含む)
- 一般廃棄物の減量等に関する事項(廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第5条の7に規定する事項を含む)
- 自然の保護及び緑化の推進に関する事項
- 前各号のほか、環境施策を推進する上で必要な事項
平成18年度習志野市環境審議会及び各部会の日程
- 第2回環境審議会:平成18年9月26日〈会議のお知らせ〉
- 第1回廃棄物・リサイクル部会:平成18年7月25日〈会議の内容〉
- 第1回自然保護・緑化推進部会:平成18年7月24日〈会議の内容〉
- 第1回環境審議会:平成18年7月5日〈会議の内容〉
平成18年度第2回習志野市環境審議会のお知らせ
会議名
平成18年度第2回習志野市環境審議会
開催日時
平成18年9月26日(火曜)午後3時〜午後5時
開催場所
習志野市役所本庁舎5階AB会議室
議題
- 環境基本計画案について
- その他
傍聴定員
10名
傍聴手続の方法
- 傍聴受付場所 会場前
- 傍聴受付時間 午後2時30分~午後2時50分
- (注意)傍聴を希望される方は、傍聴受付場所で傍聴者受付カードに氏名、住所をご記入ください。
- (注意)傍聴を希望される方が多い場合は、抽選により決定します。
平成18年度第1回習志野市環境審議会廃棄物・リサイクル部会の内容
会議名
平成18年度第1回習志野市環境審議会廃棄物・リサイクル部会
開催日時
平成18年7月25日(火曜)午後1時30分〜午後3時30分
開催場所
習志野市消防庁舎4階教養室
議題及び会議の概要
(1)習志野市一般廃棄物処理基本計画案について
7月5日の全体会議において、付議された「習志野市一般廃棄物処理基本計画」について、事務局より計画案内容等の説明後、質疑応答、意見交換を行った。
標記計画案についての主な意見
- 前回の一般廃棄物処理基本計画は平成18年度に終了とあるが、何年度に作成されたものか。 これから策定する計画に課題を活かすべきと思うので、前回作成した計画での進捗状況や問題点はどうなっているのかを知りたい。
- 前回の計画では排出原単位はどうだったのか。減量やリサイクルの方針は今と変わらないと思うが、炉が新しくなる前の状況はどうだったのか。総括して示して欲しい。
- 一般廃棄物処理基本計画の下に位置する計画はどう関連しているのか。どの計画とどの計画がどうつながっているかわかりにくい。
- ごみを減らすとコークスを燃やさなければならないが、現在の炉はどういう状況か。
- 事業系ごみが増加しているが、事業者に対する指導はどうなっているのか。事業系ごみは増加している。もっと大型店に対する指導をしてはどうか。
- 事業系ごみは有料だから、財政上は増加するほど「ウェルカム」なのか。
- 粗大ごみの増加はどのような状況か。
- 平成32年度までに人口の増加を5.2%と見込んでいるが、再開発を見込んでいるのか。人口が増加すればごみも増加するため、協議して欲しい。
- 課題で挙げられているごみステーションの問題は実際におきており、冷蔵庫が排出されていたこともあった。指導はどうなっているのか。また、みんなの公園にごみステーションを設置するのはどうかと思う。
- 団体回収はどういう団体が行っているのか。また市民に対する啓発、指導はどう行っているのか。
- 中間処理にお金をかけているように、収集運搬にもお金をかけるべきではないか。
- 最終処分場の将来はどうなっているのか。
- 基本理念や方針は、わかりやすくして欲しい。
- 目標値までの積み上げはこれから検討するのか。
- し尿処理施設は処理量が減少し、老朽化しているが、残すのか、更新するのか。広域処理は考えていないのか。
(2)その他
次回会議日程について:平成18年10月初旬の開催予定とし、会場確保等事務局一任とした。
平成18年度第1回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会の内容
会議名
平成18年度第1回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会
開催日時
平成18年7月24日(月曜)午後1時30分〜午後4時05分
開催場所
習志野市消防庁舎4階教養室
議題及び会議の概要
(1)習志野市緑の基本計画案について
7月5日の全体会議において、付議された「習志野市緑の基本計画」について、以下の進行で意見交換、事務局説明、質疑応答を行った。
主な意見は以下のとおり
- 市内に残された自然環境の把握<現状認識>
- 大規模:谷津干潟、実籾地区、藤崎森林公園周辺、秋津と香澄の公園、農地5ヵ所(市街化調整区域)、ハミングロード、茜浜緑地、菊田川河口など
- 中規模:斜面林、社寺林、企業の敷地内の緑地など
- 小規模:学校の敷地(花壇、林、ビオトープ、プール)、個人の比較的大きな庭、屋敷林、澪筋、目につかない水路、涌水など
- 保全の目標と手段
- 自然をどう残していくのか。緑を増やすことと同時に生物の多様性を考えるなど攻めの計画が必要。ふるさと意識が醸成されるような、子どもの頃の思い出が自然とともにある習志野市であってほしい。
- 自然を残すには、一人ひとりの意識が重要であり、市民の意識の向上が必要。学校ビオトープについては、生息地として点になる。積極的にやるべき。
- 規制がなくなり、農地がつぶされ、家がどんどん建っている。都市計画だけの基準でなく、開発業者にある程度の広さの規定を義務付けることができないか。また、学校林、屋敷林の手入れに市民レベルでボランティアに取り組むことが必要。都市の緑は手を入れないと維持できない。
- できるだけ土を残した公園づくり、足をつけられる海など、実際に触れられる自然環境が必要。
- 元々残っている自然環境を保全してほしい。里山は人の手を入れて維持し、入って楽しめるような環境に。ビオトープは生き物の生息場所として重要であり、元々いた生き物が保全されるようにしてほしい。緑化としては街路樹や花壇などに外来種は使わない方がよい。
- 自然は放っておくと減る。小規模の開発には緑化規制がないが、都内では設けている。行政、ボランティアを含め保全には努力していきたい。その際啓発活動は大事であり、広報などを活用してほしい。
- 教育や啓発活動も必要であり、学校、先生方の意識も変わっていかないといけない。また、自然環境を保全したいという考えもあれば、生活の障害として失くすことを望む考えの人もいる。自然環境には場合によってはケガをするなどリスクがあり、その保全には、自己責任とリスクについての市民の認識を啓発していくことが必要。すぐ効果がでてこないので、時間がかかる。
- 市の調査結果、計画の報告
事務局より、本市の現況、計画の施策体系及び基本目標について説明。 - 市民の現状認識と市の計画のすり合わせ
- 「緑を育みます」の時期、予算をどう考えているのか。
- 緑のマスタープランの検証は。
- 「緑の拠点をつくります」について、どういう自然空間、公園整備等を考えているのか。地域によってニーズが違うというのはよくわかるが、市として一定の哲学、方針は必要ではないか。
- 報告書の中で、具体的な形でカルテを策定してほしい。次の段階へどのようにしていくのかを面の形で明らかにすることができる。
- (保全の)ベースになるところの啓発活動が入っていない。市民レベルでの認識が増えないといけない。
- 水辺の保全について、涌水地も含めた幅広い水辺を盛り込んでほしい。「緑のネットワークの構築」の中に、都市マスタープランの"緑の東西軸"を反映できるようにするとよいのでは。また、公園の整備部分はまとめてもよいのでは。
- 構成として、「緑の財産を守ります」が一番最初にくるのではないか。また、多様な生物とのふれあいをどこかに入れていただくとよい。
(2)その他
次回会議日程について:平成18年10月初旬の開催予定とし、会場確保等事務局一任とした。
平成18年度第1回習志野市環境審議会の内容
会議名
平成18年度第1回習志野市環境審議会
開催日時
平成18年7月5日(水曜)午後3時〜午後5時35分
開催場所
習志野市役所本庁舎5階AB会議室
議題及び会議の概要
1)環境基本計画案について
市の諮問を受け、事務局より計画案内容等の説明後、質疑応答、意見交換を行った。
標記計画案についての主な意見
- 本計画の各実行計画について、できる限り数値目標を設定していくことを基本計画の中に入れてほしい。
- 「中間での見直し」とは、どういう仕組みを考えているのか。
- 体系図の施策の柱「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」という表現について、より多くの市民に伝えるにはカタカナを使わずに日本語で説明した方がよいのではないか。
- 「緑」ということで、植物に重点化されている気がするが、他の生物とのふれあい、共存という発想はどこに含まれるのか。
- 本当に実が上がったかどうかの見直しはどのようにされるのか。数値目標がないものについては、具体的にどういう評価がされるのか。誰がいつまでに何をするのか、それぞれをどうやっていくのかなどが基本計画では見えにくい。
- 目標が「海」から「水辺」に名前を変えたが、目安や指標などに完全に反映されていない。また、ビオト-プの考えを入れるべきではないか。
- 「人工海浜」という場合には、一般的に人口の砂浜を言うが、実際は垂直護岸であり、「人工”海浜”」と言えるのか。
- 水辺について、海や干潟のように点ではなく、つながりの考えを盛り込んでほしい。
- 生物の調査については、保全の意識も高まるため、市民調査の手法を実施してほしい。子どもの参加等も考慮し、財政的負担の少ない方法で実施してほしい。
- 外来生物種について記載してはどうか。
- 公共施設の緑化について、校庭の芝生化や校舎の壁面緑化など、子どもに関係した学校等の緑化について検討してほしい。
- たばこのポイ捨ては。このことについて望む市民は多い。
- 環境学習テキスト作成時の意識付けについて、地域の現状把握に事前の自然環境調査を実施する中で、市民が参加し、自ら調べ、それが地域の子どもたちの教材になるような流れを意識し、明確に持っていただくと、一つひとつがバラバラにならず結びついていくのではないか。
- 事業者に環境保全に対して指導、啓発、学習させていくこと、その機会をつくってあげることも大事である。
- トリクロロエチレンによる地下水汚染例からどう教訓を学ぶのかを、活かせるようにしてはどうか。
(2)緑の基本計画案について
市の諮問を受け、事務局より計画策定概要の説明後、自然保護・緑化推進部会へ付議するものとした。
(3)一般廃棄物処理基本計画案について
市の諮問を受け、事務局より計画策定概要の説明後、廃棄物・リサイクル部会へ付議するものとした。
(4)その他
次回会議日程について:平成18年9月下旬の開催とし、事務局一任とした。
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更新日:2022年09月29日