思春期 こんなこと、あるある!!(書くことが苦手)
書くことが苦手

小さいころから、読み書きの遅かったE子。でもまさか、登校できなくなったその理由が、「書くことが苦手」だったからなんて。確かに今も、字の形はきれいではないし、「を」を「お」と書いてしまうこともあるし、文章では漢字が少ないですが、「書くこと」にそんなに悩んでいたとは、まったく気付けませんでした。
特別な訓練をしなくても身につく人の方が圧倒的に多い読み書きですが、一方で、
- 一生懸命がんばって読んだり書いたりを繰り返しても、なかなか覚えられない。
- 書いたものが自分でも読めないくらいの字になる。 など
人それぞれの状態があって、悩みの程度はどれも深いものがあります。
どんなに頑張ってみても思うようにはできない自分と向き合うことは相当苦しかったと思います。
また、思春期ということもあって、助けてほしいと言い出せなかったのかもしれません。ほとんどの友達ができることが自分はできない、そんなこと恥ずかしくて相談できないという思いもあったのではないでしょうか。

先ずは、とても苦しい思いの中で、一人頑張っていたE子さんに気づけずにいたことも含めて、そのままの思いをE子さんに伝えてみてはどうでしょう。頑張っていたことを認め、気づけなかったことについて話をしたうえで、しばらく休むことや、今後のことについて一緒に考えたいなどの提案ができればと思います。
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更新日:2022年09月29日