思春期 こんなこと、あるある!!(自分は他の人と違うと感じる)

更新日:2022年09月29日

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自分は他の人とどこか違うと感じる

3人組の女の子が同じ話題で盛り上がるのを、暗い顔で見ている女の子のイラスト

これまでは周りのことをあまり意識するようなことがなかったBさん。中学生になってから友達との違いを意識するようになってきたようです。みんなと同じようにできないと、欠点だ、だめだと感じているみたい。最近は、あらゆることに消極的になっています。

思春期(およそ10〜18歳)になると、自我が芽生えて体も精神的にも成長していきます。「自分とは何か」ということを意識しはじめます。自分と周りの人との違いが見えて、悩みながら自己を形成していく時期です。本人も親もお互いに関わり方が難しい時期ですね。

自分らしく、自分の好きな読書をする女子学生と、それに気づいた友人のイラスト

友達との比較を優劣で考えてしまいがちですが、そうではなく性質や好き嫌いなどの違いとして捉えられたり、自分の得意な点にも目を向けられたりすると劣等感や無力感ではなく、自分らしさを意識できるようになっていくのではないかと思います。

  • 自分の得意なことや好きなことについて目を向けられるように促していくこと
  • 親や大人がまだ手をかけていくこと

親と距離を置きたがる時期ではありますが、一人で乗り越えさせるというよりは、出来るだけ気持ちを受け止めつつ、大人の支えがあると安心ではないかと思います。

困った場合には、信頼できる身近な人、学校の担任、子育ての相談窓口など、ご自身に合う方法で相談することも考えてみてくださいね。

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