消防車両の紹介

更新日:2024年02月01日

各種消防車両の紹介

習志野市には、各消防署や出張所、消防団詰所に合計35台(非常用車両を含む)の消防車両があり、代表的な消防車両についてご紹介いたします。

写真の下の車両名は、無線で車両を呼び出すために決められているものです。

指揮車(しきしゃ)

本部指揮車の赤い消防車を左斜めから写した写真

             習志野指揮1

火災や救助など、複数台の消防車両が出場する災害時に、指揮命令、情報収集・分析、安全管理等の活動を行うための車両です。
市内には、中央消防署に1台配備していて市内全域を管轄します。

各活動隊の指揮統制を行うことで、災害現場活動の効率化を図ります。

 

ポンプ車(ぽんぷしゃ)

中央消防署の赤い消防車を斜め左からみた画像

          習志野中央ポンプ1

谷津出張所の赤い消防車を斜め左からみた画像

            習志野谷津ポンプ1

東消防署の赤い消防車を斜め左からみた画像

            習志野東ポンプ1

藤崎出張所の赤い消防車を斜め左からみた画像

            習志野藤崎ポンプ1

主に火災が発生した際に、消火栓や防火水槽等から水を吸い上げ放水し、消火活動を行うための車両です。
中央消防署、谷津奏の杜出張所、藤崎出張所に配備しているポンプ車には、少量の水と消火薬剤を混合し、泡により消火する装置(キャフス装置)が搭載されています。
市内には、中央消防署に1台、谷津奏の杜出張所に1台、秋津出張所に1台(非常用車両)、東消防署に1台、藤崎出張所に1台、合計5台を配備しています。

水槽付ポンプ車(すいそうつきぽんぷしゃ)

中央消防署の赤い消防車を斜め左からみた写真

            習志野中央水槽1

1,500リットルの消火用水を積載し、火災現場に消火栓や防火水槽がなくても一定時間放水して消火活動をすることができる車両です。
市内には、中央消防署に1台配備しています。

化学車(かがくしゃ)

秋津出張所の赤い消防車を斜め左からみた写真

                習志野秋津化学1

東消防署の赤い消防車を斜め左からみた写真

                   習志野東化学1

普通火災や工場等で特殊な火災が発生した時に、水や化学薬剤を使用し消火する車両で、1,300リットルから1,500リットルの消火用水と500リットルの化学薬剤を積載しています。
また、少量の水と消火薬剤を混合し、泡により消火する装置(キャフス装置)も新たに搭載されています。
市内には、秋津出張所に1台、東消防署に1台、合計2台を配備しています。

救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)

中央消防署の赤い消防車を斜め左からみた写真

             習志野中央救助1

東消防署の赤い消防車を斜め左からみた写真

               習志野東救助1

火災、交通事故、地震、風水害等のあらゆる事故や災害現場から人命を救助するための資機材を多数備えた車両です。
中央消防署に配備されている車両は、県内または県外で震災等の大規模災害が発生した場合に出動する「緊急消防援助隊」に登録されており、平成23年3月11日の東日本大震災において、岩手県陸前高田市に派遣し救助活動を行いました。
市内には、中央消防署に1台、東消防署に1台、合計2台を配備しています。

梯子車(はしごしゃ)

中央消防署の赤い消防車を斜め左からみた写真

        習志野中央梯子1

屈折はしご付消防車

            習志野東梯子1

ビルやマンション等、高層の建物において、火災や災害の発生により逃げ遅れた人を救出したり、消火活動をする車両で、中央梯子車は最大約41メートルの高さまで梯子を伸ばすことができます。東梯子車は地上高約25メートルで、障害物を回避するなどの屈折機能を装備した消防車です。
市内には、中央消防署に1台、東消防署に1台、合計2台を配備しています。

高規格救急車(こうきかくきゅうきゅうしゃ)

中央消防署の白い救急車を斜め左からみた写真

       習志野中央救急1(トヨタ製)

東消防署の白い救急車を斜め左からみた写真

       習志野秋津救急1(日産製)

ケガや病気で緊急性のある傷病者を「救急救命士」という資格を有する隊員が、高度な資機材を用いて応急処置を行い、迅速に医療機関へ搬送するための車両です。
市内には、中央消防署に3台(非常用車両を含む)、その他の消防署及び出張所に各1台、合計7台の高規格救急車が配備されており、中央消防署に令和4年8月に配備された車両には習志野市の頭文字であるアルファベットの「N」及びラムサール条約登録地である谷津干潟の「渡り鳥・水鳥」をイメージしたデザインを採用しています。

(解説)「救急救命士」とは、救急救命士法に基づき特別な教育を受け国家資格を取得した救急隊員です。一般の救急隊員と共に高規格救急車に乗車し、医師の指示の下、高度な応急処置(救急救命処置)を行います

 

支援車(しえんしゃ)

バス型の赤い消防車を斜め左からみた写真

         習志野警防輸送1

マイクロバスタイプの消防車両で車内後方に資機材積載スペースがあり、災害現場等へ消防職員(最大20名)と資機材を同時に搬送することができます。
市内には、消防本部に1台配備しています。

拠点機能形成車(きょてんきのうけいせいしゃ)

拠点形成車前方からの写真

              車両前方

拠点形成車を拡幅した写真(前方から)

             車両拡幅状況

拠点形成車を拡幅した写真(後方から)

                 車両後方

大型エアーテントを膨らませた写真

         大型エアーテント

大型エアーテント内部に並べた簡易ベッドの写真

                簡易ベッド

各種通信機器の写真

                通信機器

拠点機能形成車とは、東日本大震災での「緊急消防援助隊」の活動における教訓を踏まえ、総務省消防庁が、大規模災害時における被災地での長期的かつ過酷な環境下での消防応援活動を支援するための資機材を積載した車両を新たに整備し、平成25年度に習志野市へ無償貸与された「緊急消防援助隊」の登録車両です。
特徴として、大型エアーテント4式をはじめ、簡易ベッド、簡易トイレ、組立式シャワー、浄水器、調理器具等、約100名の隊員が宿営できる資機材や各種通信機器を積載しており、また、車両後部の荷台を拡幅し、車両自体を指揮本部や活動拠点として活用することが可能となります。

(解説)「緊急消防援助隊」とは、平成7年(1995年)阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害等において被災した都道府県内の消防力では対応が困難な場合に、国家的観点から人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施し得るよう、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、平成7年6月に創設された全国規模の応援部隊です。平成15年6月の消防組織法改正により、緊急消防援助隊が法制化(平成16年4月施行)されるとともに、大規模・特殊災害発生時の消防庁長官の指示権が創設されました。

緊急消防援助隊についての詳細は、下記の総務省消防庁ホームページ「緊急消防援助隊」をご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは中央消防署が担当しています。
所在地:〒275-0014 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番43号
電話:047-452-1286 ファックス:047-454-8151
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