習志野市コミュニティバス(ハッピーバス)

更新日:2022年09月29日

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 習志野市では、市内における公共交通不便地域、空白地域の解消や、高齢者や乳児を抱えたお母さんなどの利便性向上のために、公共交通網を補完することを目的に運行を開始しました。

コミュニティバス導入の経過

 習志野市では、平成8年頃から市内の公共施設を循環ルートで結ぶ「循環バス」構想について庁内での検討に着手し、平成13年度には、習志野市循環バス検討委員会で公共施設等を結ぶ市内循環バスの運行について検討いたしました。その結果、循環バスで市内を循環する場合、一周2時間以上となり定時制の確保が困難であることや利用者のニーズに合致しておらず、利便性に乏しいなどの理由から導入を見送った経過があります。
 しかし、同委員会からは、高齢化の進展等に対応して様々な交通手段について検討を進めていく必要があるとのご意見もいただきました。
 そこで、循環バス構想の問題点を解決して、習志野市の実情に適したバスを運行すべく、平成18年2月に「習志野市コミュニティバス検討委員会」を設置し、コミュニティバスのあり方等について検討を行い、並行して市民の皆様に2度のアンケート調査を実施して、京成電鉄線の駅から路線バスの運行が少ない南北方向にバスを走行させることとし、平成19年11月29日からコミュニティバスの実証運行を開始いたしました。
 実証運行とは、本格運行を目指して、習志野市が事業の主体となって計画し、バス事業者が運行の主体となって、運行経費の約半分を運賃収入でまかなうことができる目標乗車人数を超える利用があるかなどについて、実際にコミュニティバスを走らせて検証するものです。
 本格運行とは、習志野市が事業の主体となって実証運行を行った結果、目標乗車人数を超える利用があった場合に、事業の主体をバス事業者へと移行し、コミュニティバスを路線バス化することです。

平成21年5月より京成津田沼駅ルートが本格運行へ移行

 実証運行の結果、京成津田沼駅ルートは目標人数を超える利用があったことから、平成21年5月より、事業主体をバス事業者とする本格運行へと移行しました。
 また、京成大久保駅ルート・実籾駅ルートは、目標に届かなかったため、平成21年5月より地域の意見等に基づいた運行計画へ変更し、実証運行を継続して行いました。

平成22年5月より京成大久保駅ルートが本格運行へ移行

 運行計画を変更した京成大久保駅ルートは、目標人数を超える利用があったことから、平成22年5月より、本格運行へ移行しました。
 なお、実籾駅ルートは、実証運行開始以降、目標を達成できない状況が続いており、平成22年4月末で実証運行を打ち切ることとしました。

今後のあり方

 習志野市が事業主体となって実証運行を開始したコミュニティバスは、平成22年5月より、運行するルートの全てについてバス事業者が事業主体となり、本市が収支の状況に応じて経費の一部を補助する本格運行へと移行しました。
 今後は、更なる利用者の増や運賃以外の収入の促進などに取り組み、市が補助することなくバスの運営が成り立つよう努めてまいります。

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