バランスシート探検隊活動報告(11月13日)

更新日:2022年09月29日

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バランスシート探検隊第2回協働学習が行われました

 今回の勉強会では、市事務局からの説明後、各グループに分かれての話し合い(グループワーク)を行い、最後に大塚隊長の総評がありました。
 なお、今回の探検隊事業では、隊員を2つのグループ(新習志野公民館グループ・谷津コミュニティセンターグループ)に分けました。
 今後、それぞれのグループで、担当する施設について財務書類分析や実地調査をすることで、複合施設の在り方について考えていきます。

平成29年度習志野市バランスシート探検隊 第2回協働学習
開催日時 平成29年11月13日月曜日
16時から17時
場所 千葉大学 人文社会系総合研究棟 グラデュエイト・ラウンジ
参加者
  • 政府会計学会理事
    千葉大学大学院教授 大塚 成男 隊長
  • 大学生隊員 千葉大学学生7名
  • 市職員隊員 障がい福祉課 社会教育課 会計課
  • 事務局 会計課

事務局からの説明

事務局からは、各施設のバランスシート、行政コスト計算書、固定資産台帳、単独施設と複合施設の費用比較などの説明をしました。
詳細な資料は平成30年発行の「習志野市の財務報告書」に掲載予定です。

グループワーク

今回のグループワークでは、各施設のバランスシートや固定資産台帳、利用実績等をみてわかることを議論し、発表しました。

参加者が2グループごとに分かれて座り、左手前の男性が立って発言をしているグループワークの様子の写真

グループワークの様子

新習志野公民館グループのグループワーク・発表

左側の女性が立って発表しているのを、手前からテレビカメラとマイクを持って撮影している新習志野公民館グループの発表の様子の写真

新習志野公民館グループの発表

  • 新習志野公民館は、建設・修繕にかかる借金が少ないため、バランスシート上は健全である。
  • 建物本体の老朽化率が48%である。会計帳簿上は、あと25年使用できることになっているが、実情はどのようになっているのか、今度の視察時に確認したい。
  • 事務局作成資料によると、複合施設と単独施設を比べたとき、1平方メートルあたりに掛かる経費は複合施設のほうが安い。廊下やトイレなど、共用部分があるからではないだろうか。 など

谷津コミュニティセンターグループのグループワーク・発表

右側の男性が立ち発表している谷津コミュニティセンターグループの発表の様子の写真

谷津コミュニティセンターグループの発表

  • 施設によって、業務を委託しているところと、市の職員が常駐している(市の直営)ところがある。これにより、市がお金を払う上で、業者への委託費となるか職員への給料となるかが変わってくる。金額以外についても、委託と直営の違いを実際に話を聞くことで理解したい。
  • 谷津コミュニティセンターは新習志野公民館同様、負債(借金)がないため、将来世代への負担は小さい。
  • 施設における各部屋の稼働率や、複合施設ならではの有効的な使用方法はあるのか。 など

大塚隊長の総評

大塚隊長の総評の写真

大塚隊長の総評

両グループとも、限られた時間の中で、資料を読み解き発表をしてくれた。
既存の公共施設を複合して「複合施設」を作る際、1+1=2では当たり前である。ただ単に、複数の施設が一つの建物に収まっているに過ぎないからである。複合化することによるメリットを得ることで、1+1=3や4となることで初めて、公共施設を複合化する意味が出てくる。
今度の視察では、施設を複合化することで得られるメリットを享受できているか、みんなで確認してほしい。

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