バランスシート探検隊活動報告(11月9日)

更新日:2022年09月29日

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バランスシート探検隊第2回会勉強会が行われました

 今回の勉強会では、大塚隊長及び市職員隊員からの説明と、各グループに分かれての話し合い(グループワーク)を行いました。

平成27年度習志野市バランスシート探検隊 第2回勉強会
開催日時 平成27年11月9日月曜日
16時-17時30分
場所 千葉大学 人文社会系総合研究棟 グラデュエイト・ラウンジ1
参加者
  • 千葉大学教授 大塚 成男 隊長
  • 大学生隊員 千葉大学学生10名
  • 市民隊員 東邦大学管弦楽団員 2名
  • 市職員隊員 社会教育課 会計課
  • 事務局 会計課

大塚隊長から、行政コストについての説明がありました

 大塚隊長のお話
 地方公会計における「コスト情報」とは、(現金主義会計における)現金支出を伴う歳出と、減価償却費や退職給付費用などの現金支出を伴わない消費によって構成されます。
 行政コストは、人にかかるコスト・物にかかるコスト・移転費用に分かれますが、これらのコスト情報を作成するためには、どれほどの人的資源が用いられているか、どれほど施設・設備が使われているかを正確に把握する必要があります。
 そして、これらのコスト情報を活用するためには、「役に立っている資源の消費」と「資源の無駄遣い」を区別し、発生したコストが「何を生み出したのか」を具体的に説明するための意識改革が求められます。

スクリーンの左側に立っている大塚隊長の説明を熱心に聞いている参加者の写真

大塚隊長による説明

市職員隊員から、現金主義会計による歳出や、各施設の行政コストについての説明がありました

 市職員隊員からは、現金主義会計における歳出について、予算がどのような目的で執行されているかについて、詳細な説明がありました。
 また、習志野文化ホール・市民会館・菊田公民館講堂の施設ごとに作成された行政コスト計算書やバランスシートを基に、数字の比較をしました。

奥で立ち説明をしている女性の話しを参加者が聞いている写真

市職員隊員による説明

グループワークを行いました

 隊員が習志野文化ホール・市民会館・菊田公民館講堂の3施設に分かれて、それぞれの行政コスト計算書やバランスシートから何がわかるかを話し合いました。

 行政コスト計算書・バランスシートからわかったこと

  • 建物の減価償却が相当進んでいる。今度行われる視察において、実際に建物の様子を目で見て確認することにより、バランスシートで計上されている金額と照らし合わせてわかることがあるのではないか。
  • 各施設によって、行政コストに対する利用者負担割合が異なっている。利用形態の違いなどが表れているのか、検証したい。 など
4名のグループがテーブルの上に資料を広げて話合っている様子の写真

話し合いの様子

6名のグループの右から2番目の男性が立ち発表を行っている様子の写真

発表の様子

 バランスシート探検隊は今後も随時会議や現地視察等を行う予定です。

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