平成28年2月定例記者会見

更新日:2022年09月29日

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平成28年2月定例記者会見について

日時

平成28年2月18日(木曜)午後1時30分〜午後2時45分

場所

仮庁舎3階大会議室

議題

  1. 平成28年習志野市議会第1回定例会について
  2. 平成28年度予算案について
  3. 大久保地区公共施設再生基本計画の策定について
  4. 有権者教育と選挙啓発について
  5. 「ならしの学校音楽祭2016」について
  6. 平成27年度 子ども・子育て講演会について

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。
 ただ今から、平成28年2月の定例記者会見を始めさせていただきます。
 まだまだ、寒い日が続いておりますが、暦の上では春ということでございます。鷺沼台4丁目の梅林園では梅の花も綺麗に咲いています。
 このような中、2月5日に市政功労者表彰式を挙行させていただきました。この表彰式は、市政の発展、市民の福祉の増進に顕著な功績又は模範として推奨に値する功績のあった方々を表彰するものでございまして、本市で最も権威のある表彰でございます。受賞された43名と1団体の皆様、誠におめでとうございます。今後も市政の発展にご協力をお願いいたします。
 また、東日本大震災から5年が経ちます。東北の被災地では、まだ仮設住宅で生活している方や避難生活を継続している方が多数いらっしゃること、大切なご家族を失って、心に傷を負っている方がいらっしゃることを忘れてはなりません。
 本市では毎年3月11日の地震発生時刻の午後2時46分に防災行政用無線により市民の皆様に呼びかけ、1分間の黙とうを捧げております。これは、災害時における放送の訓練も兼ねて行っております。皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 さて、先日、表敬訪問をしていただいた体操の萱選手もオリンピック出場に向けて大変な練習を積んでいる時期だと伺っております。オリンピック出場の切符を手中にできるよう、みなさんも応援していただきたく存じます。
 同じく習志野高校出身で、プロボクサーの木村悠選手が昨年の11月28日に行われた世界戦で勝利し、見事、世界チャンピオンとなられました。木村選手は、日中は会社員として仕事をされて夕方からジムに通う異色のボクサーです。そんな木村選手の防衛戦が来月の4日に京都で行われます。市政功労者表彰として表彰もさせていただきました木村悠選手には、是非、防衛していただき、習志野高校と木村選手の名を世界に轟かせていただきたいと思います。
 この二人の活躍に負けないように、本市も習志野市の名をPRしてまいります。
 先月の記者会見でお知らせしました、本市のPR動画の放映が始まり、千葉テレビでは昨日の17日、24日、3月2日、9日、16日、23日、30日の毎週水曜日24時から24時30分に音楽番組ミュージックランチャーの中で放映されますアニメ「ぱんきす!2次元」のエンディングテーマの背景で放映されます。トレインチャンネルは、2月22日から28日の7日間、毎日、JR京浜東北線・JR根岸線でのドア上の画面で放映されます。PRポスターにつきましても、JR品川駅に2月19日から2月25日の7日間、そしてJR東京駅には、2月22日から2月28日の7日間、それぞれ掲出いたします。
 これらを皮切りに、来年度以降もどんどん習志野市をPRしてまいりたいと思います。

平成28年習志野市議会第1回定例会について

 それでは、内容に入らせていただきます。
 はじめに平成28年習志野市議会第1回定例会、3月議会のお知らせです。
 はじめに、今議会に提案する議案書について、お知らせします。今回の議案書は、読みやすく、わかりやすいように配慮し、従来から、文字のポイントを大きくして、書体をゴシック体へと変更しました。これは、昨年の12月議会で可決されました通称「心が通うまちづくり条例」が、4月から施行されることに伴い、その取組みの一環として行うものであります。庁内では、新たに作成する文書は、ゴシック体で、12ポイント以上の文字を使用するよう周知を図っており、すでに取組みを開始しているところでございます。4月までには、ルールづくりをして本格的に取り組んでまいります。
 議会の内容に移ります。今議会は、2月22日月曜日から3月24日木曜日まで、32日間の会期で開催されます。提出議案といたしましては、新年度当初予算7件、平成27年度補正予算が3件、新規制定条例が2件、一部改正条例が15件、人事案件が5件、市道の路線認定が1件、専決処分の承認が3件、計36件の議案を上程いたします。
 なお、この間、一般質問を3月1日火曜日から 4日金曜日まで、7日月曜日および8日火曜日の6日間で予定しております。新年度予算を審議する予算委員会につきましては、一般会計予算特別委員会が、3月11日金曜日、および14日月曜日から16日水曜日までの4日間、特別会計予算特別委員会が、3月11日金曜日および14日月曜日の2日間を予定しております。
 市議会の映像は、市ホームページ、およびモバイル端末から、生放送および録画放送の両方がご覧いただけます。
 議会の日程および放送についての詳細は、議会事務局までお問い合わせください。

平成28年度予算案について

 次に平成28年度予算案の概要をご説明いたします。
 平成28年度の一般会計予算額は、平成27年度と比較して7.9パーセント、44億3千万円の増加で、過去最大の606億9千万円であります。特別会計は、国民健康保険特別会計が、167億966万6千円、公共下水道事業特別会計が、71億6,344万6千円、介護保険特別会計が、98億8,214万3千円、後期高齢者医療特別会計が、17億6,928万5千円であります。また、公営企業会計は、ガス事業会計が、84億8,210万円、水道事業会計が、38億3,990万円であります。習志野市すべての会計を合わせますと1,085億3,654万円となります。平成26年度から引き続き1千億円を超える大変大きな予算規模となっております。
 また、一般会計予算につきましては、過去最大ということでございます。初めて600億円を超えました。
 一般会計予算案の概要を申し上げます。なお、金額については、四捨五入して1千万円単位とさせていただいております。まず、歳入のうち主なものを申し上げますと、根幹となる市税収入につきましては、前年度と比較して、7億4千万円増の266億8千万円を計上いたしております。また、財政調整基金からの繰入金として15億円、公共施設等再生整備基金からの繰入金としては、11億3千万円を計上いたしました。このほか、市債を前年度と比較して20億6千万円増の72億9千万円とすることなどによりまして、財源の確保を図っております。
 一方、歳出のうち主なものを申し上げますと、新庁舎の建設は、平成29年度の業務開始に向け、建設工事費として63億9千万円を計上しております。なお、この財源ですが、63億9千万円のうち、今年度につきましては、19億7千万円を震災復興特別交付税により賄っております。そして33億6千万円を市債によりまして補っております。10億6千万円が公共施設等再生整備基金からの繰入金になっております。
 このほかの普通建設事業費につきましては、小中学校の大規模改造や市営住宅の大規模改修、保育所・幼稚園私立化事業などで、59億8千万円、扶助費は、生活保護費や児童手当、障害者総合支援法に基づく給付などで、115億4千万円を計上いたしております。この扶助費につきましては、前年から7億円強のアップということでございまして、どんどん膨らんでおります。
 また、PFIの事業手法を導入して行う、「大久保地区公共施設の再生整備及び維持管理運営」について、「債務負担行為」予算といたしまして、期間を24年間、平成51年度までということで、新規に設定いたしました。
 以上、概要をご説明いたしましたが、平成28年度は、新庁舎の建設工事が本格化いたしまして、新たな庁舎でのより効率的な行政運営を見据えた機構改革を実施するなど、習志野市政の新たな歴史に向けた取り組みの年であります、新年度予算は本市が目指す将来都市像である「未来のために~みんながやさしさでつながるまち~習志野」の実現に向け、“魅力あふれるまち 創生予算”として編成いたしました。

大久保地区公共施設再生基本計画の策定について

 次に大久保地区公共施設再生基本計画の策定について、お知らせいたします。
 大久保地区公共施設再生事業につきましては、本市の公共施設再生のモデル事業として位置付けており、新しい習志野市のまちづくりの第一歩となる大変重要な事業です。昨年5月には、基本的な考え方を示した「大久保地区公共施設再生基本構想」を策定いたしました。
 その後、有識者会議における審議や民間事業者との対話等を実施いたしまして、本年1月に、より具体的な実施内容を明示した「基本計画」を策定し、公表したところです。
 この基本計画の内容ですが、新しい施設を(仮称)みらい創生館といたしまして、建物の配置、建物内の部屋数や、実施する事業等を記載しております。特に、市民サービスの向上を図るため、現在、午前9時から午後9時までの開館時間となっている大久保公民館について、新しい施設では、午前7時から午後10時までに拡大するとともに、現在、通常午前9時から午後5時までの開館となっている大久保図書館についても、午後8時までの開館時間としております。
 開館日につきましても、大久保公民館は現在、月曜日及び祝日が休館日となっていますが、月曜日及び祝日も開館し、基本的に年末年始だけの休みといたします。
 図書館の蔵書数につきましては、大久保図書館と集約する藤崎図書館をあわせた、現在約16万冊を、将来的に35万冊まで拡大する計画でございます。
 なお、大久保公民館機能の開館時間でございますが、午前7時から午後10時までとするのですが、そのうち午前9時から午後5時までを主に公民館、いわゆる社会教育活動として、そしてその他の時間帯については、コミュニティセンターのようなそれ以外のまちづくり活動ということにあてるということで、現状の公民館とコミュニティセンターが一体化したような施設となるべく、開館時間を拡大するということで考えております。
 また、子どもの遊び場であるプレイパークなど新たな事業を実施することや、市民の利便性に寄与するような民間の収益事業を導入するなど、さまざまなサービスの向上を計画しており、市民の皆様にとりまして、大変魅力のある場所になります。
 2月2日には、民間事業者を対象とした説明会を実施し、その後民間事業者との対話も行っております。 また、11日には、市民の皆様を対象とした説明会を実施したところです。
 今後のスケジュールですが、平成28年度には事業者の募集並びに選定を予定しており、平成32年度の新しい施設のオープンを目指して、着実に進めてまいります。
 詳細につきましては、資産管理課までお問い合わせください。

有権者教育と選挙啓発について

 次に選挙管理委員会から、選挙権年齢「満18歳」への引き下げに伴う有権者教育と選挙啓発について、お知らせいたします。
 公職選挙法の改正により、本年6月から選挙権年齢が満18歳以上となることを受けまして、現在、習志野市選挙管理委員会では、若者への有権者教育と選挙啓発に焦点を当てた活動を展開しております。
 昨年9月には、千葉県立津田沼高等学校、11月には、千葉県立実籾高等学校で「有権者となったら」をテーマに出前授業を実施し、私や市議会議長も講師のひとりとして参加いたしました。
 また、この出前授業につきましては、特別支援学校高等部の皆様への実施に向けて、まずは教職員を対象とした講座を、千葉県立八千代特別支援学校と千葉県立船橋夏見特別支援学校において、1月に実施いたしております。報道各社におかれましては、ニュース配信や新聞への掲載など、広く取り上げていただきまして、ありがとうございました。
 今回は、それに引き続き、今後の高等学校及び特別支援学校の生徒を対象とした出前授業の予定と、選挙啓発用に作成いたしましたトイレットペーパーについて、お知らせいたします。
 1点目の高等学校での出前授業につきましては、3月24日木曜日午前8時50分から習志野市立習志野高等学校の1年生及び2年生を対象に行います。4月8日金曜日には東邦大学附属東邦高等学校の3年生を対象に実施いたします。これまで同様、それぞれの高等学校の先生方と内容を精査し、クイズ形式を基本とした展開を予定しています。なお、習志野高等学校では、私と市議会議長も教壇に立ちます。
 次に、特別支援学校での出前授業でありますけれども、千葉県立船橋夏見特別支援学校で2月26日金曜日10時45分から、千葉県立八千代特別支援学校で5月13日金曜日10時45分から実施いたします。内容は、「きちんと選挙、しっかり投票」をテーマに、教職員を対象に実施した講座をもとに、投票の仕方などを生徒の皆さんや保護者の皆さんにわかりやすいようスライドショーや寸劇、疑似体験を交えて解説いたします。なお、八千代特別支援学校は、八千代市選挙管理委員会との合同開催となります。
 これをもちまして、習志野市では市内すべての高等学校と習志野市在住の障がいがある生徒が通う2つの特別支援学校と有権者教育にかかる連携が確立され、若年層への選挙啓発がより一層充実することとなります。このような事例、特に特別支援学校での取り組みは、全国的にも、ほとんど例がなく、千葉県下では初めてとなります。
 選挙に関する2点目は、お手元にお配りした選挙啓発用トイレットペーパーについてです。このトイレットペーパーは、ナラシド♪が投票を呼び掛けるかたちで、1千個を作成しました。これは、高校の皆さんに消耗品として一番何が欲しいか呼び掛けたところ、一番はトイレットペーパーだということでありまして、このトイレットペーパーにはナラシド♪が「さあ投票」「あなたは」「行った?」「私は」「行くわ」という1つのストーリーとなっております。身近なところでの啓発を目的に本年7月の参議院議員通常選挙の告示日前後から、市内4つの高等学校及び市役所など一部の公共施設に設置する予定です。とても、ユニークな取り組みだと思っております。
 さまざまな手法や機会を通じ、市民の政治意識を積極的に育んでいこうという習志野市の姿勢でございます。
 詳細につきましては、選挙管理委員会事務局までお問い合わせ下さい。

「ならしの学校音楽祭2016」について

 次に「ならしの学校音楽祭2016」についてご案内いたします。
 今年14回目を迎えます「ならしの学校音楽祭2016」は、3月6日日曜日、12時30分から習志野文化ホールで行われます。
 ならしの学校音楽祭は、習志野市立の小学校・中学校・高等学校の音楽に関する部活動のうち、コンクールや大会において全国・関東大会出場と県大会で上位の成績を収めた学校が演奏を披露する“音楽のまち”習志野を代表するイベントです。
 本年度は市内11校もの学校が、管弦楽・吹奏楽・合唱・アンサンブルとそれぞれの分野で輝かしい成績を収めたことに基づいて演奏をいたします。
 特に昨年11月に大阪城ホールで開催された第28回全日本マーチングコンテストでは、第二中学校、習志野高校が出場いたしまして、揃って金賞を受賞するという快挙を成し遂げました。特に第二中学校は初めての金賞であります。また、習志野高等学校はその前に行われました全日本吹奏楽コンクールにおきましても金賞ということで、このマーチングとコンクール両方で金賞を取るという快挙を成し遂げております。
 この他、今年で14年目となる「小中学校管楽器講座」を受講している市内小学6年生の児童と、指導している習志野高校吹奏楽部の生徒によりますフェスティバルバンドの演奏も行われます。音楽祭の最後は、1000人を超える出演者による感動的な合唱奏、グランドフィナーレが行われます。昨年度、市制60周年を記念して誕生した「習志野市歌」も演奏いたします。
 毎年、約1,500席のホールが満席となる夢と希望を奏でる演奏会。入場は無料です。3月6日日曜日、12時30分から習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭2016」に、皆様のご来場を心よりお待ちしております。皆様、関心を是非もっていただければと思います。
 詳細につきましては、学校教育課までお問い合わせください。

平成27年度 子ども・子育て講演会について

 最後に3月22日火曜日午後2時30分から習志野文化ホールで行います平成27年度 子ども・子育て講演会について、お知らせします。
 本市では平成27年3月に「習志野市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、『子どもの健やかな成長をみんなのやさしさで支えるまち 習志野』を基本理念に掲げ様々な子育て支援策を実施しております。
 また、平成27年10月に策定いたしました「まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも少子化対策は最重要課題の一つとして掲げております。このたびの講演会は「夢をつむぐ子育て~未来を拓く子ども達のために今、私達がすべきこと~」と題し、子育て支援の機運の醸成を図るとともに、子育て中の保護者や市民の皆様が、子育てに対する明るい気持ちと明日への活力を感じていただくものにいたしました。講師は、女優であり、戸板女子短期大学の客員教授であり、さらに政府の一億総活躍国民会議の委員として御活躍されております菊池桃子さんでございます。
 広く市民の皆様に聞いていただきたい講演であり、参加費は無料です。ただし、整理券が必要となります。整理券は、3月1日から市役所仮庁舎2階受付また、第4分室2階のこども政策課・さらに市内のこどもセンター・きらっ子ルームにおいて、配布いたします。 また、先着20名ですが、事前申し込みにより、生後6か月から就学前児童のお子さんの保育も行います。
 3月22日習志野文化ホールで開催する平成27年度 子ども・子育て講演会へ多くの皆様にご来場いただきますようお願いいたします。入場は無料です。ただし、整理券が必要でございます。
 詳細につきましては、こども政策課までお問い合わせください。

 以上、私からの説明とさせていただきます。

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このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
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