平成25年2月定例記者会見

更新日:2022年09月29日

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平成25年2月定例記者会見について

日時

2月15日(金曜)午後1時30分〜午後3時

場所

仮庁舎3階大会議室

市長あいさつ

 皆さん、こんにちは。ただ今より、平成25年2月の定例記者会見を始めさせていただきます。

 早いもので、未曾有の被害をもたらした東日本大震災が発生して2年が経過しようとしています。多くの尊い命が失われ、現在もたくさんの方が避難生活をしています。改めて、亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げるとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 本市においても、3月11日の大震災を決して忘れないとの強い思いと被災地として一日も早い復興に努力してまいります。
 その中で、先月1月29日、京都府京田辺市との災害時相互応援協定を締結いたしましたことをご報告させていただきます。遠距離に位置する自治体との協定により大規模災害発生時における物資の提供や、人員の派遣などが可能となり防災体制の一層の強化が図られるものであります。これを機に、両市の文化・産業等の交流も広げてまいりたいと考えております。

平成25年度予算案について

 それでは、はじめに平成25年度予算案の概要をご説明いたします。

 平成25年度は、本市の現基本構想・基本計画の最終年度としてこれまでの取り組みの集大成の年と位置付け、市制60周年にあたる平成26年度を初年度とする新たな基本構想・基本計画の策定に向け取り組む年であります。

 平成25年度の一般会計予算額は、24年度と比較して2.1パーセント、10億7千万円の増加、当初予算ベースでは、過去最大の518億2千万円となりました。また、特別会計については、国民健康保険特別会計が、151億98万5千円、公共下水道事業特別会計が、63億4,804万8千円、介護保険特別会計が、87億444万4千円、後期高齢者医療特別会計が、14億5,331万2千円となっております。また、公営企業会計では、124億8,710万円となりました。

 一般会計予算案の概要を申し上げますと、歳入では、その根幹となる市税収入は主に法人市民税の伸びなどから、前年度と比較して、約4億円増加の約247億円、普通交付税は1億円減少の27億円、災害復旧事業等に係る財源措置として、震災復興特別交付税を約12億4千万円、臨時財政対策債は1億2千万円減少の26億円を計上し、このほか、財政調整基金からの繰入金を前年度より5億円増加し17億円とするなど、財源の確保を図りました。

 一方歳出では、道路などの災害復旧事業費で約8億円、民間認可保育所運営費助成事業などの扶助費で約1億円、このほか、退職手当で約3億円や、公債費や積立金で約4億円が増加となりました。
 また、普通建設事業費は、(仮称)袖ケ浦こども園整備事業や谷津分遣所建替事業に新たに取り組むものの、津田沼小学校の全面改築などの事業費が前年度と比較して減少となることから、全体では約5億円の減額となりました。

 以上、平成25年度予算は、効率的・効果的な事業運営を第一とし、行政改革に取り組みながら、未利用地の有効活用など財源確保を行うほか、新たに、債権管理条例の施行により市の債権管理の一層の適正化を図るなど、本市の将来を見据え、安心して住み続けることができるまちづくりに向けた取り組みを積極的に進め、市民の安全・安心を基本とした未来へつなぐ予算として編成いたしました。

習志野市議会第1回定例会について

 次に、平成25年習志野市議会第1回定例会のお知らせです。今議会は、2月19日(火曜日)から3月22日(金曜日)まで、32日間の会期で、開催されます。提出議案といたしましては、新年度当初予算7件、平成24年度補正予算が3件、「東日本大震災復興交付金基金条例」や、「特定建築行為に係る手続等に関する条例」など新規制定条例が4件、一部改正条例が6件、市営住宅に関する訴訟案件が5件あります。その他、人権擁護委員の推薦や、契約案件など、計32件の議案を上程いたします。なお、この間、一般質問を2月27日(水曜日)から3月1日(金曜日)及び3月4日(月曜日)から6日(水曜日)に予定しております。
 日程についての詳細は、議会事務局までお問い合わせください。なお、市議会の様子は、市ホームページから、生放送および録画放送の両方がご観いただけます。 また、今議会については、JCN船橋習志野のコミュニティチャンネルでも録画放送をご覧いただけます。 詳しくは、JCN船橋習志野のホームページをご覧ください。

千葉県行政書士会との災害時支援協定締結について

 続きまして、今月18日(月曜日)に本市と千葉県行政書士会は、災害発生時における相談窓口開設や、人的支援を主な内容とした、災害時支援協定を締結することとなりましたので、お知らせいたします。
 東日本大震災では、本市も被災者総合相談窓口を開設し、被災者支援にあたりましたが、この協定により、税の減免や各種補償制度など、災害時に発生する諸問題について、被災者が行政書士に相談することが可能となり、より迅速かつ円滑な被災者支援が期待されます。なお、今回の協定は、東日本大震災で東北地方の被災地支援を行ってきた千葉県行政書士会からの申し出によるものです。
 協定の調印式は、2月18日(月曜日)の午後3時より、仮庁舎3階小会議室で行われます。

衛生教育奨励賞の受賞について

 続きまして、習志野市が表彰されることについてのうれしいお知らせです。
 本市で行われています「てんとうむし体操」の多年にわたる普及活動が認められ、このたび一般財団法人日本公衆衛生協会が主催する「平成24年度公衆衛生事業功労者等表彰式」で第45回衛生教育奨励賞を受賞することになりました。
 習志野市では、平成16年度から市民が主役の健康づくりの一環として高齢者の転倒を防ぐために職員が考案した『てんとうむし体操』の普及活動を市の養成講座を受講したボランティアの転倒予防体操推進員80名と協働で行っております。
 平成23年度は、市内29か所、延べ1万4,090人と共にてんとうむし体操を行い、習志野市の介護予防を推進しています。この体操によって、高齢者が元気でいきいきと生活することは、ご本人の幸せにつながり、また、高齢化社会の進展を考えますと社会的にも大きなメリットになります。

 本年4月1日から「健康なまちづくり条例」を施行いたしまが、今回受賞した取り組みは、これまでの健康なまちづくりの中で目指してきた市民が主役の健康づくりの模範となる取り組みです。
 表彰式は、3月22日(金曜日)、午後2時より東京の大手町サンケイプラザにおいて行われます。

「ならしの学校音楽祭2013」の開催について

 最後に、3月10日(日曜日)、12時30分より習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭2013」についてご案内いたします。
 今年度も本市の数多くの学校が、各種音楽コンクールの全国大会等において、輝かしい成績を収めました。
 1月20日に行われたこども音楽コンクール合奏部門において谷津小学校管弦楽クラブが、13年連続の日本一に輝き、2月23日(土曜日)に、新宿区の東京オペラシティで記念演奏を行います。
 また、大久保小学校吹奏楽部・第二中学校吹奏楽部・習志野高校吹奏楽部もそれぞれ全日本小学校バンドフェスティバル・全日本マーチングコンテストに3年連続でトリプル出場を果たしました。その他、多くの学校が、管弦楽・吹奏楽・合唱・アンサンブルと様々な分野で、すばらしい賞を受賞いたしました。
 「ならしの学校音楽祭」では、これら全国・関東・県大会で上位の成績を収めた小学校・中学校・高等学校合わせて14校がその素晴らしい演奏を披露します。また、今年で11年目となる「小中学校管楽器講座」を受講している小学6年生の児童と、指導している習志野高校吹奏楽部の生徒によるフェスティバルバンドの演奏も行われます。最後は、お客様を含めた会場全体による壮大なグランドフィナーレで音楽会を締めくくります。
 ならしの学校音楽祭は、今や「音楽のまち習志野」を象徴する演奏会です。入場無料ということもあり、毎年約1,500席のホールが満席となります。
 3月10日(日曜日)、12時30分より習志野文化ホールで行われます「ならしの学校音楽祭2013」で夢と希望を奏でる「音楽のまち習志野」を実感してください。

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