平成23年8月定例記者会見

9月1日（木曜）午後1時30分〜午後2時30分

本庁舎2階会議室

 皆さんこんにちは。
 本日はお暑い中、また天候の不安定な中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

 まず何といっても、野田総理大臣が、隣の船橋市から誕生したということについて、触れないわけにはいきません。実は、野田総理とは全く知らない仲というわけではありません。私は以前、新進党で活動していたことがありまして、その時に一度か二度、お話をさせていただいたことがあります。
 当時から、船橋駅や津田沼駅などで活動をされているということで、非常に有名な方でした。静かな中にも、非常に説得力がある方だという印象でした。以前に鈴木貫太郎元首相がいらっしゃいましたが、千葉県生まれ・千葉県育ちということでは、野田さんが初めて首相になられたということで、身近な県政をよく知る総理大臣が誕生したということについて、私は心から歓迎したいと思います。
 野田首相は融和を大切にし、且つ、自分の信念をしっかりと持っている方だと、そういう風に感じていますので、私もそのようにありたいと思っています。野田首相には、国政でしっかりとお力を発揮していただきたいと思います。

 この夏の全国高等学校野球選手権大会に、習志野高校が出場しました。3度目の全国優勝は果たせませんでしたが、ベスト8に進出しまして、公立高校として一番になってくれたと。これは称賛に値する結果だと思います。兎にも角にも「習志野」の名前を全国に広めてくれました。千葉県民約620万人に対して習志野市民は約16万人ということで、習志野市というのは千葉県の人口の約2.5％しか担っていません。そんな中にあって、千葉県代表として、習志野の名前を広めてくれたということで、本当に良かったと思います。
 今度は大人が頑張る番だと思いますので、手を取り合って、復興等に向けて、しっかりと取り組んでいかなければならないと改めて思います。

 この8月、まつりを自粛するムードのある中、例年通り地域のまつり等を開催した香澄や袖ケ浦などは、「なにがなんでもやろう」「元気づけてやろう」という熱い気持ちが表れていた気がします。香澄は、今年で30周年ということで、打ち上げ花火も行われました。
 先週の土曜日、27日には復興スポーツイベントというものが行われました。ボクシング世界王者の粟生選手のほか、アメリカンフットボールチームのオービックシーガルズの皆さん、バスケットボールチームの千葉ジェッツの皆さん、プロテニスプレーヤーの本村選手、阿武松部屋の力士の皆さん、そして習志野高校野球部の3年生の皆さんが参加してくれました。新聞等でも取り上げていただいていますけども、習志野を元気にしようと、一致団結し誓い合って、盛り上げてくれました。

 さて、イベントにも参加していただいたオービックシーガルズですが、9月7日から秋のシーズンが始まります。日本一のアメフトチームということで、10月9日にはQVCマリンフィールドで試合があります。
 実は3月11日の震災の後、市内に練習場を持っているオービックシーガルズは、ずっと練習のできない状態が続いていました。しかし、企業局が所有する土地がありましたので、そこを活用して、練習をしていただきました。ぜひ頑張っていただきたいということで、私もQVCマリンフィールドに応援に行きます。
 このオービックシーガルズは、先日の世界選手権にも多くの選手が参加されて、「世界3.5位」という言い方を広報の方がされていましたけれども、皆さんの活躍は地域の活性化にも大きく寄与するものと思いますので、頑張っていただきたいと思います。

 明日、9月2日から30日まで、29日間に渡って平成23年第3回定例会を開催します。補正予算のほか、条例の制定や一部改正、人事案件、専決処分の承認等、全9議案を上程します。議案の詳細については、後ほど総務部長から説明させます。