秋津サッカー場を天然芝から人工芝に変更しないでほしい

秋津サッカー場を健康面や環境面のことを考えて、天然芝から人工芝に変更しないでほしい

 かつて秋津サッカー場は、「全国高校サッカー大会」や「天皇杯」等の「みるスポーツ」の会場として使用されていましたが、各種大会のスタジアム要件に施設がそぐわないことから、近年では使用されなくなりました。

 また、オービックシーガルズの試合については、天然芝の維持のため、これまで年間1試合に制限してきました。
 お申し出のとおり、秋津サッカー場は「長年常に最良のコンディションを維持し続けて」おり、現在でもサッカー日本代表選手に利用される等、その質については高く評価されているものと理解しています。

 しかしながら、その質を維持するために、「芝の育成促進のための養生日」と「試合前の準備や試合後の芝の回復のための整備日」として、毎年200日以上が利用不可能になることから、利用可能な日は150日程度にとどまっているのが現状です。

 また、利用可能な日であっても、「一般市民が1日に行える試合数を1試合とすること」や「利用方法を試合形式に限定すること（芝の保護のため特定箇所での反復練習を避ける必要）」などの制限を設けています。

 本市といたしましては、このような現状に対する不満の声もあり、「一般市民が広く気軽にスポーツを楽しめる公共施設」としては課題であると認識しております。

 現在の試算では、天然芝から人工芝へ変更することにより、一般市民の利用を3倍以上に増やせるとの結論に至っており、「より多くの市民に気軽に利用していただける全国に誇れるグラウンド」を目指して検討しています。
 なお、昨年1月までの検討経過の中ではサッカー協会はじめ関係団体からのヒアリングも実施しており、人工芝化については了解を得ておりました。
 ご指摘の「健康面」や「環境面」の問題については、人工芝各メーカーにおいて開発が進められている人体や環境に優しい製品を使用する等の配慮をいたします。

 生涯学習部 生涯スポーツ課