平成27年8月掲載分
習志野高校 甲子園に一歩届かず
2015年8月10日
全国高校野球選手権千葉大会が、7月10日から開催されました。
習志野高校は、2回戦からの登場で、八千代東に10対0でコールド勝ち。3回戦は生浜を6対3で降し、4回戦には昨年の優勝校東海大望洋を8対1、そして5回戦は6対3で千葉敬愛に勝利しました。

習志野高校の応援団
準々決勝では、千葉商大付属に5対2と快勝。この試合では、1回に切り込み隊長の1番・加藤選手が初球を叩きライト前にヒット。バントで二進の後、3番・内山選手のタイムリーヒット、4番・吉野選手のセンター前ヒットで、鮮やかに1点を先制。
2回に逆転されるも、3回に1点、4回には、走者2塁3塁から1番・加藤選手のヒットで勝ち越し、主将・内澤選手がスクイズを決め、瞬く間に2点を取り、4対2と逆転。
2回に2点を奪われた投手・尾形選手も尻上がりに好投し、野手も好守で応え5対2で勝利し、準決勝へと進出しました。
準決勝では、中央学院と対戦し、5対2で勝利。1回にエラーで出塁した2番・内澤選手が、すかさず盗塁し、3番・内山選手のレフトファールフライを好判断でタッチアップして3塁へ。5番・八木選手のライト前ヒットで1点を初回に先制。習志野高校らしい、足を絡めて、そつのない攻撃でした。

八木選手のヒットで先制

勝利を収め仲間とタッチ
2回には、内野安打と絶妙のバントヒット2本で満塁とし、相手ピッチャーのワイルドピッチで1点、3番・内山選手のレフト前ヒットと相手ミスの間に2走者が生還し、2点をもぎ取り序盤から優位な展開となりました。
先発エースの深田選手は、躍動感あるフォームで、リズムよく投げ、8回に2点を返されるも無四球で完投。

力投するエース深田投手
決勝は、専大松戸との対戦。試合巧者らしい攻めで6回まで2対0と優位に試合を進めましたが、7回に専大松戸の集中打を浴び、必死の継投で逃げ切ろうとするも、大量7点を奪われ、3対7で惜しくも準優勝となりました。
夏に向かって、走攻守揃った強いチームに仕上がっていたものの、あと一歩のところで県下170チームの頂点には、立つことができませんでした。
選手は悔しい思いで一杯だと思いますが、ここまで戦ってきたことに誇りを持って習志野の街に帰ってきて欲しいと思った次第です。素晴らしいゲームで魅了した選手・チームに「ありがとう、よくやった!!」と伝えたいと同時に、この大会で活躍した頼もしい下級生が、習志野高校の野球を更に進化させてくれることを期待したいと思います。
問合せ
習志野高校
電話番号
047-472-2148
取材・写真
広報まちかど特派員/大塚義雄さん
実籾小学校にホタル復活 〜地域との絆〜
2015年8月7日

地域の思いがこもった「ホタルの郷」
実籾小学校にホタルの飼育施設「ホタルの郷(さと)」が完成しました。昨年、創立60周年の年に赴任した長安校長先生のホタル復活への思いから、地域住民やPTA等の協力により実現。7月8日には観賞会が開かれました。台風の影響によるあいにくの天気で、飼育舎の中で飛び回るホタルは見られなかったものの、最近見掛けなくなったホタルを一目見ようと集まった地域住民で、体育館はいっぱいになりました。一年間かけて育てた虫かごの中のホタルを、体育館後方の体育倉庫の中で順番に観賞しました。その後、子どもたちと一緒に、虫かごのホタルを飼育舎に放しました。
観賞会では他にも、同校の児童およそ20人で構成される「ホタル環境委員会」による飼育の様子や、「ホタルの郷」が完成するまでの過程を映像で解説。

光り輝いていたあの夏の夜をもう一度
長安校長先生は、ホタルの飼育施設ができて終わりではなく、地域にお世話になった分、地域に還元し、楽しんでもらえるよう、今後もホタルが暮らしの中で長く生きていくために自生できる環境を整えたいと語っていました。また、「三世代で小学校に」を掲げ、おじいさん、おばあさんが孫と気軽にホタルを見に行けるような学校を目指したいとのことです。
ホタルの近況については、実籾小学校のホームページにも随時掲載されています。興味を持たれた人はぜひご覧ください。
問合せ
実籾小学校
電話番号
047-474-1266
取材・写真
広報まちかど特派員/櫻井正子さん
さあ夏休み。谷津干潟の生きものたちに会いにいこう!
2015年8月5日

谷津干潟自然観察センター前
今回は、谷津干潟自然観察センターで活躍する「レンジャー」の皆さんについて取材させて頂きました。
「レンジャー」の皆さんの喜びは、来館者の方が新しい発見をしたり、面白い体験をしたりする手助けをすることで、素晴らしい感動を共有できることだそうです。
チーフレンジャーの星野さんは幼少時、「谷津干潟」で遊んでいたころから、「生きものたち」が精一杯生きる自然の豊かな営みに興味を抱きはじめ、もの言わぬ「生きものたち」のメッセージを次代に引き継ぐ「インタープリター(解説者)」である「レンジャー」の道を選び、子どもたちや来館者に親切に解説する毎日を送っています。
「レンジャー」は星野さんの他2名おり、「インタープリター」の業務に生き甲斐を感じ、誇りと喜びを持って案内されているそうです。

動きまわる子ガニに感動!
子どもたちが自然の営みに関心を持てるように、休日や夏休みのイベントのパンフレットを作成し、市内小中学校を訪問して配ることで多くの子どもたちが自然観察センターを訪れるようになり、同伴した親たちにも楽しんで帰ってもらえるようになったそうです。
谷津干潟でオーストラリアとシベリアを行き来するシギやチドリの姿を目にすると干潟はいつでも「世界につながっている」と言う大きな「ロマン」を感じます。
7月18日(土曜日)午後1時30分からの「ミニ観察会」に参加し、レンジャーの星野さんの案内で谷津干潟の野鳥や生き物の説明をしていただきました。 星野さんによると、夏休みの自由研究におすすめの「自由研究相談コーナー」が8月30日(日曜日)まで同センターに設けられ、「自由研究のテーマ」や「自然観察の方法」などを来館者にアドバイスしてくれるそうです。

来館者に案内する星野レンジャー
8月の館内プログラムとしては、
- ミニ観察会:(土曜日・日曜日)午後1時30分〜2時10分 (レンジャーの案内、野鳥や生き物観察、双眼鏡無料貸し出し)
- 季節のあ〜と「木の箸おき作り」:(土曜日・日曜日)午後2時30分〜3時10分
- 館内ガイドウオーク:(平日)午前11時〜、午後2時〜(所要時間30分)
この他にも、谷津干潟の自然や歴史、野鳥についての案内など数多くのイベントがあるそうです。
谷津干潟周辺はバードウオッチングや自然観察のメッカであるとともに、その周辺は自然環境に恵まれた市民のウォーキングコースとしても親しまれ、谷津バラ園も含め、多くの市民や外国人の方も訪れるパワフルでチャーミングなエリアでもあります。
レンジャーの皆さんの工夫と努力により、豊かな自然と共に生きる人間の知恵が生かされた素晴らしい自然観察センターが、さらに繁栄することを確信してセンターを後にしました。
問合せ
習志野市谷津干潟自然観察センター
電話番号
047-454-8416
取材・写真
広報まちかど特派員/佐藤清志さん
この記事に関するお問い合わせ先
このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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更新日:2022年09月29日