平成26年1月掲載分

更新日:2022年09月29日

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まちづくり「快援隊」の取り組みを追いかけて

2014年1月29日

4人の男性がゴミ袋を手にごみ拾いをしている写真

寒い中でも活動は続きますごみの

 2012年に市民カレッジ16期「まちづくりコース」の卒業生を中心として、ボランティア実践グループ「快援隊」が結成されました。「明るく、住みやすいまちづくり」を目指す組織で、地域の活性化という視点で、まちづくりを研究している千葉工業大学の鎌田教授の研究室の学生たちがボランティアとして関わり、共に活動しています。
 まず手始めに、京成津田沼駅前広場の環境整備・美化活動を開始しました。毎週末と、毎月第3日曜日で、週末は京成津田沼駅4カ所に置かれているごみ箱の美化活動であり、月1回は津田沼3丁目から7丁目と広範囲に及ぶ美化活動です。この月1回は4コースに分かれてトングとごみ袋を持ち、ポイ捨てごみから小さなたばこの吸い殻まで拾い集めます。
 組織づくりも大変でしたが、コース作成もまた地域・行政との兼ね合いがあり苦労した問題でした。毎回のごみ量を計測して活動目標にも役立てています。

集めたごみ袋や段ボールを手に持っている男性3名の写真

袋は重たくなりましたが笑顔が

 今後は美化活動にとどまらず、「行政・町会・地域住民・通りすがる人への啓発活動に発展させたい」、「自治会・町会と連携した生活環境等整備活動へ繋げ、未整備な広場や緑地・公園等の環境美化および維持活動を行いたい」、また、「各種団体に働きかけて協働の体制、組織づくりを目指したい」という熱い思いが伺えました。第3日曜日に京成津田沼駅で緑のベストを着用している「快援隊」を見かけたら、ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。

清掃活動コース地図写真

コース地図

問合せ

「快援隊」代表/上河内雅晴さん

電話

090-5802-9173

取材

広報まちかど特派員/富樫メイ子さん

香澄で年頭恒例どんど焼きが行われました

2014年1月27日

広場の一角、薪に火を焚き、長い棒を持っている女の子と男性の写真

一年の無事を祈ります

 1月12日(日曜)に、香澄1丁目公団住宅町会主催、自主防災会協賛の年頭恒例の「どんど焼き」が行われました。北風に寒さが加わりましたが、晴天に恵まれ、多くの住民が参加しました。
 会場になったいちご広場中央には、四角に笹竹としめ縄が張られ、炎が上がりました。三々五々人々が集まり、去年1年見守ってくれたお守り・正月飾りなどを持ってきては火に投げ入れて、今年も良い年になるよう無病息災を祈りました。

広場で色々な炊き出しの準備をしている写真

お餅料理ににぎわう会場

 会場ではこの他に、町内会の皆さんによるおしるこ、お雑煮、きなこ餅、お菓子、ソフトドリンク、ビール、お酒もふるまわれました。気温が低かったこともあって、おしるこ、お雑煮には行列ができ、餅焼き担当の方々は大忙しでした。集まった皆さんは、火を囲みながら、温かい食べ物で冷えた体を温め、会話も弾んで大いに楽しんでいました。

子どもたちが消火器を手に訓練している写真

消火器訓練を行う子どもたち

 どんど焼きが一段落したところで、自主防災会による消火器の訓練が行われました。参加した子供たちは、消火器の使用方法について教わり、火を想定した的にめがけ放射していました。

 このどんど焼きは20数年、正月の恒例行事です。住宅地としては30数年とまだまだ新しい町ですが、ここを故郷とする人たちも多くなっています。小さな日々の積み重ねが歴史となり、地域への愛着が根付いたコミュニティーとなりました。
 地域の人々がふれあう場として、普段はなかなか顔を合わせない隣人と話ができる場として、とても貴重などんど焼きでした。

どんど焼き…正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす、お正月の火祭り行事。どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣(むびょうそくさい・ごこくほうじょう)を祈願する。

取材

広報まちかど特派員/西川俊二さん

習志野市の新成人を祝って

2014年1月23日

 成人の日の1月13日、将来に希望を抱き、明日の習志野市を担う新成人の門出を祝う「成人式典」及び「新成人を祝う集い」が、習志野文化ホールで盛大に開催されました。

鮮やかな振袖姿の女性とスーツ姿の男性の写真

 会場では、9時40分の受付開始を待ちかねたように振袖姿などの盛装に身を飾った新成人が次々と集まり、中には中学卒業以来始めてという再会に歓喜と興奮に包まれていました。
 習志野市の今年の新成人は1,521名(男:806名、女:715名)で、この日の式典には845名が参加したということです。
開式は10時30分、国歌斉唱の後主催者を代表して宮本市長が「大人としての自覚と責任を持つこと、及び限られた資源の有効活用を図るとともにそれを皆で分かち合う優しさを備えて欲しい」と挨拶されました。

舞台上の演台でスーツを着た男性が話をしている写真

実行委員長の挨拶

 続いて斉藤市議会議長が来賓挨拶を行い、最後に新成人を代表して小玉太一成人式実行委員長と鹿野早春副実行委員長の二人が、それぞれ成人となった喜びと意気込みを力強く述べました。
 成人式典は以上で終わり、休憩のあと成人式実行委員会が主催する彼ら独自の企画、「新成人を祝う集い」が行われました。この間にホワイエでは、中学時代の恩師を囲んで思い出を語り合う交流の場も設けられました。

幕が下りている舞台の上で振袖姿の女性とスーツ姿の男性、お祝いに来たキャラクターのきらっと君とチーバくんが並んで立っている写真

オープニングではきらっと君とチーバくんもお祝いに

 「新成人を祝う集い」は、実行委員のオープニング挨拶、市立習志野高校吹奏楽部によるステージマーチングショーで始まり、祝賀ムードを一気に盛り上げる賑やかな演奏が披露されました。市内8つの中学校校歌が演奏されると、その都度大きな歓声が上がりました。
 それに続いて「恩師のビデオレター」として、中学校時代の恩師がスクリーンに登場し、祝辞と温かい激励の言葉をかけてくださったことに、これまた「ワー」という大きな歓声が上がっていました。
 イベントの最後は「アトラクション」としてクイズと抽選会が行われ、抽選の1等賞はディズニーランドのペアチケット、特賞は3万円の旅行券といった豪華賞品が当たるということで、最高に盛り上がったところで祝う集いは無事終了となりました。

会場の外に集まる大勢の振袖姿の女性たちを後ろから写した写真

盛り上がった興奮は会場の外でも

 ここで盛り上がった興奮はそのまま会場の外まで続き、ロビーで記念写真を撮ったり肩を抱き合ったりした後、新成人たちはそれぞれ出身中学の同窓会など次の予定に移って行きました。
 歓喜に包まれた彼らの後姿を見送りながら、喜びと同時に大人の仲間入りをした自覚と責任を改めてかみ締めて、この先長い人生を幸せに過ごして欲しいと祈らずにはおられませんでした。

問合せ

青少年課

電話

047-453-7379

取材

広報まちかど特派員/酒井丈夫さん

「オービックシーガルズ」前人未到の4年連続日本一を達成

2014年1月15日

オービックシーガルズの選手がボールを脇に抱えて走っている写真

 アメリカンフットボールの日本一を決める「第67回ライスボウル(日本選手権)」が1月3日、東京ドームで開催され、本市茜浜を本拠地に活動しているオービックシーガルズが、学生王者の関西学院大学ファイターズに34対16で快勝しました。
 この勝利によりオービックシーガルズは最多連覇記録を更新し、史上初の4連覇を達成。さらに自ら持つ最多優勝回数記録も7に伸ばしました。

日本一優勝報告会を開催

オービックシーガルズの選手が2列に並び、前列の選手は花束を持っている写真

4連覇を報告会

 1月4日、習志野市・習志野商工会議所・習志野市商店会連合会の主催のもと、モリシア津田沼にて、オービックシーガルズの優勝報告会が開催されました。約500人もの市民やファンが集まり、優勝報告をはじめ、抽選会、サイン会などを行い、4連覇の喜びを分かち合いました。
 オービックシーガルズは、他の実業団チームとは違い、各選手がそれぞれの仕事を持って活動しているクラブチームです。平日は関東や関西を中心に別々の仕事をしている選手が、休日に本市茜浜のグラウンドに集まり、練習に励んでいます。そうした限られた練習時間の中で、今回、見事日本一4連覇を成し遂げました!
 日本一5連覇に向けて、今年も「チーム習志野」としてオービックシーガルズを応援しましょう!!

谷津干潟で初詣

2014年1月14日

親子連れが手を合わせている写真

干潟に向かって願う

 1月2日から5日に「谷津干潟ではつもうで」が開催されました。谷津干潟では新年早々から、ランニングする人、ジョギングする人、運動をする人、ご夫婦やファミリーで散歩する人、バードウォッチングする人たちが干潟を楽しんでいました。
 期間中は、観察センター内の干潟が一望できるところに手作りの鳥居が用意され、谷津干潟神社が設けられ、干潟に向かって参拝をします。決して立派な鳥居ではありませんが、満潮の干潟に群がる野鳥を目の前に参拝する人を見ると、厳かな感じもしていました。ネイティブアメリカンのように、自然界にはどこにでも神が存在するよう干潟に向かって1年の無病息災の願いをするのは、混雑する人ごみの中で心静かに参拝できない他の神社に出かけるよりも良いと感じられました。
 鳥居の脇には丸木を輪切りにした絵馬も用意され、子どもたちのお願いが書かれ紐で吊るされていました。また「干潟のいきものおみくじ」が用意され、大人の真似をして楽しんでいました。参拝した後は、貝で作られたオセロゲームやいろいろ自然素材を使った遊具に熱中していました。
 2日と3日には、午前と午後に来館者におしるこが無料で振る舞われました。大きなお餅の入った本格的なおしるこに舌鼓を打ち、心温まるサービスに喜んでいました。

木々が生い茂っている川沿いの遊歩道の写真

自然に親しめる遊歩道

 谷津干潟自然観察センターでは、干潟を通して市民が自然に触れ、親しむ企画を年間数多く実施しています。干潟の国道375号側の遊歩道の背の高かった植栽が低い植栽に植え替えられ視界が広がり、干潟と遊ぶ野鳥の姿も一望できるようになり、素晴らしい自然の解放感を味わうことができるようになりました。
 1月・2月も自然を題材にした企画が実施されます。ぜひ一度出かけ自然に親しんでみてください。

問合せ

谷津干潟自然観察センター

電話

047-454-8416

取材

広報まちかど特派員/西川俊二さん

津田沼の昔を訪ねて

2014年1月8日

コースマップの写真

コースマップ

 師走も半ばを過ぎようとしている12月14日、菊田公民館地区学習圏会議主催の≪地域を訪ねてシリーズ「津田沼(旧久々田)地域編」≫江戸の「久々田村」~昭和の「津田沼町」を歩くという講座が開かれました。
 一口に津田沼といいましてもいろいろな歴史があります。今回の講師は津田沼に生まれ育って、現在もお住まいの元学校長の柴田義雄氏。受講生はといいますと、決して若くはありませんが、地元の事を知っているようで知らない方たち30名ほど。

 菊田公民館でコースの説明を受けた後、早速出発です。公民館玄関前の日露戦争紀念碑を皮切りに、東漸寺、八坂神社(牛頭天王社)、御大典記念道碑、習志野招魂社跡、弾薬庫跡、鉄道連隊跡、大六天神社、竹田宮様別邸跡、旧道、三代川富五郎氏の日露戦役慰霊碑、鉄道連隊船の倉庫跡、竹春屋(料理屋)跡、旧浜宿の街並み、大正学館跡、閑院宮様別邸跡などを探訪。最後は公民館に戻り、約6キロ弱3時間の徒歩研修となりました。

 皆さん配布された地図を片手に、それぞれの場所で講師の説明を聞きながら今と昔に思いをはせたり、感慨にふけったり、「なるほど」とうなずいたり。行く先々で思わぬ発見があり、「こんなにもたくさん歴史的なものがあるなんて」と驚くことばかりでした。
 受講生の中には講師同様、この地で育った方もいらっしゃったので、子どもの頃のことを思い出してお話をしてくださいました。普段の生活道路を歩き、改めて素晴らしい歴史を感じるとともに、地域を身近に知ることができました。

資料を手に持ち、習志野招魂社の説明をしている講師の男性2名の写真

講師による習志野招魂社の説明

講座の参加者が吉野先生の記念碑を見ている写真

大正学館跡にある吉野先生の碑

問合せ

菊田公民館

電話

047-452-7711

取材

広報まちかど特派員/佐藤佐知子さん

明けましておめでとうございます

2014年1月1日

赤と白の馬の置物と門松の写真

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本市ホームページおよび「ならしのNOW」をご覧いただきありがとうございます。

市制施行60周年が希望に満ちた1年となりますよう、今年も、広報まちかど特派員の皆さんと習志野市の魅力をお伝えしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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