平成25年12月掲載分

更新日:2022年09月29日

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米作り体験の“フィナーレ”は「親子餅つき収穫祭」

2013年12月27日

親子いっしょに…ぺったん!ぺったん!

薪で火をおこし釜に火を入れている写真

冬の青空のもと、薪で火おこし

 いよいよ本格的な冬の到来を告げる、暦の上で「大雪」の12月7日、今も“里山”の風情漂わせる実籾「ほたる野」で、初夏の田植えから始まった親子の稲作体験のフィナーレ「餅つき・収穫祭」が開催された。

ピンク色の上着を着た女の子が大きな杵を持ち臼に入っている餅をついている写真

一生懸命、ぺったん!ぺったん!

 この催しは、市内の自然保護ボランティアグループ「ほたる野を守るNORAの会」(鈴木正義会長)が“米の一生”を都会の親子にも学んでもらおうと企画した「農業体験学習」の総仕上げで、今年で23回目を迎えた。
 参加した親子連れは、約100人。
 この秋「ほたる野」で収穫された約20キロの炊きたて「月見餅米」が湯気を立てながら木臼(きうす)に放り込まれると、皆慣れぬ手つきで杵(きね)を振り上げ、ぺったん!ぺったん!

女の子が出来上がったあんこ餅を手に持っている皿に入れてもらっている写真

美味しそうなつきたて餅に、思わずうっとり

 つきたて餅は応援に駆けつけた地域の人たちの手で、「きな粉餅」や「からみ餅」等に調理され、早速参加者らに振る舞われた。
 餅を頬張った後、腹ごなしにブランコやハンモック体験を楽しむ子らの歓声が初冬の“里山”に響いた。

問合せ

ほたる野を守るNORAの会/鈴木会長

電話

090-2900-3414

取材

平成24年度広報まちかど特派員/坂田薫さん

オービックシーガルズ4年連続8度目の社会人日本一を達成

2013年12月18日

ユニフォームを着た男性3名が優勝の盾やトロフィーを頭上に掲げ、喜んでいる写真

史上初の4連覇を達成!

アメリカンフットボールの社会人日本一を決める「第27回日本社会人選手権 ジャパンエックスボウル」が12月16日(月曜)、東京ドームで開催され、習志野市茜浜を本拠地とするオービックシーガルズが富士通フロンティアーズを24対16で破り、自身の持つXリーグ最多記録を更新する4年連続8度目の社会人日本一を達成しました。

オービックシーガルズの選手が仲間の選手にボールをパスしている写真

正確なパスで試合をコントロール

オービックシーガルズの選手が相手の陣にボールを持ち込んでいる写真

劇的なタッチダウン

オービックシーガルズの選手と相手選手がぶつかりあっている写真

激しい守りで相手を粉砕!

次戦は、平成26年1月3日(金曜)午後2時から東京ドームで開催されるアメリカンフットボールの日本選手権「ライスボウル」において、学生王者の関西学院大学と対戦。前人未到の4年連続日本一への偉業に挑戦します。
「チーム習志野」としてオービックシーガルズを応援しましょう!!

取材

広報すぐきく課

関連情報

市民カレッジ18期生、食と園芸コースは調理実習の真最中です

2013年12月12日

参加者がエプロンと三角巾を付けて調理台で包丁など使い作業している写真

皆さんが積極的に調理に参加されます

 市民カレッジ18期生は1年目の必修課程を修了し、2年目は専攻課程で活動中です。38人が食と園芸コースを選択し、園芸は皆で珍しい「むらさき朝顔」を種から育成して、花を咲かせ、種の収穫ができたので育ててみたいと希望される方に種をお分けできるまでになりました。この間、園芸について千葉大学園芸学部助教近江先生から基本的なことからいろいろと学びました。
 今は園芸は終了し、食について勉強中です。管理栄養士の北村先生の指導の下、食を通して健康を保つために「食べることが肝心」の栄養素の基本から受けて、講義内容に沿った料理レシピで調理実習が行われています。
 カレッジ生徒の平均年齢が高く、講義内容も「長寿で健康を保つ」に重点が置かれています。歳をとったら粗食はやめよう、体を老化させないためにも必要な栄養を、3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)の重要性等の講義から、自分自身で健康を管理し、老化を遅らせることができる知識を身に付けました。1週間自分たちの食生活で、肉、魚など10品目バランスよく摂取しているか記録をとって現状を知ることも求められました。

完成した料理を調理台に並べ試食している写真

楽しく調理し、おいしくいただきます

 毎回講義の後、先生の料理レシピで調理実習が行われました。調理実習は40数年主婦で料理に精通している女性から、生まれてこの方包丁を持ったことのない男性が混成になり行われ、当初は混乱しましたが、回を重ねるごとに男性陣の調理に対する動きが積極的になり、楽しんで取り組むようになりました。料理に慣れた女性からも自己流にやっていた調理に対する反省の声も出ました。
 下ごしらえ手順や調理が楽しくなり、料理の出来、不出来がすぐわかるので4回目となると、自然とそれぞれの役割の中でメイン料理からデザートまで手際よくできるようになりました。「この前の家で作ったら評判が良くてね」とここで初めて包丁でキャベツを切る体験をした男性もやる気を出しています。主体的に食に向き合い、自分でも調理して食事を楽しみながら健康を管理することが重要であることを皆で確認し合い、どうせなら習志野産野菜を使った料理を作ろうと次回への準備も進んでいます。

問合せ

社会教育課

電話

047-453-9382

取材

広報まちかど特派員/西川俊二さん

南消防署で見学・「はしご車」の体験乗車 〜寒風・乾燥・火事の3Kシーズンが来た〜

2013年12月5日

赤いはしご車を左側から写した写真

「はしご車」体験乗車に行ってきました!

 消防署では、毎月1回、見学と体験ができるのをご存じですか?9月の「なるほど習志野」の特別救助隊の訓練風景を見て消防署の仕事に興味を持ち、「習志野市ホームページ」の「消防本部」を見たところ「お知らせ」のページに「消防署へ行ってみよう」という見出しを発見!
 中央消防署は毎月第三土曜日、南消防署は毎月第四土曜日の午後1時から2時間、消火器と「はしご車」の体験ができるというので、11月23日(土曜)、南消防署へ向かいました。

 消火器で初期消火の体験。当日は「火」と書いた丸い的に向かって消火器から水を噴射するのですが、手順がちょっと難しい…!?慌てると消火に失敗しそうです。万一、本当に火事になったらちゃんと扱えるかな…?落ち着いて消火器を取り扱えるように、体験して良かったと思いました。

消防署の車庫に停車している救急車や消防車の写真

さまざまな役割の車が街の安全を守っています!

 消防署には、いろいろな機能を持った消防車が装備されています。急病の時にお世話になる「高規格救急車」、消火栓や防火水槽から水を吸い上げ放水し消火する「ポンプ車」、交通事故などで脱出できない人を救助するための資機材を備える「救助工作車」、通常の火災ばかりでなく、油火災の際に水や化学薬剤を使用し消火する「化学車」、高所の消火や取り残された人を救助するための「はしご車」。
 出動要請がないときや、調査・訓練を行わないときには、全車、車庫に並んで待機しています。ポンプ車や救急車はよくみかけますが、はしごを伸ばしたはしご車はめったに見られません。その「はしご車」に体験乗車させていただきました。

建物の上まで伸びているはしごの写真

4階建ての南消防署を軽々と越えていきます!

 伸ばしたときのはしごの全長は35メートルで、ビルの12階まで届きます。それを4脚のアウトリガーで支えています。そのお値段、なんと1億4千万円と聞いてビックリ!その「はしご車」に乗ったんですよ、めったにできる経験ではありません。感激です!

消防職員から子どもたちがヘルメットや安全帯を付けてもらっている写真

装備をして「はしご車」に乗り込みます

 はしごの先端についているかごをバスケットといって、大人が4人乗れます。その日は24メートルの高さまででしたが、遠くスカイツリーまで見えました。はしご車が空高く伸びているのを見かけた通りがかりの親子や子どもたちが、「乗れますか?」と言ってヘルメットと安全帯を着けてもらって、バスケットに乗り込んでいました。

 高層建築物の火災には必ずはしご車が出動するのですが、実際に稼働するのは年間数回程度と聞いて、大火災が少ないことに少しほっとしました。

 救急車のお世話になったことがある人も多いと思います。救急車には、呼吸の確保や点滴など、医療行為が必要な時があるため、資格を持った「救急救命士」が一人は必ず乗車して出動するそうです。各消防署に一台ずつしかない救急車。本当に必要な人のために、よく考えてから「119番」しようと思いました。

 これからは寒さが厳しくなり、火を使うことが多くなります。そして、すべての物が乾燥して燃えやすくなります。師走も近づき、何かと心急かれる季節になりましたが、火の用心を心掛けようと思いました。

問合せ

南消防署

電話

047-451-1101

取材

広報まちかど特派員/山岡芳江さん

秋・町・そして…

2013年12月2日

 ドビュッシーの曲が静かに流れ、美しいピアノの音色とともに始まった音楽会。秋が深まり冬の寒さ到来となる11月19日、市民会館において、市民カレッジOB会主催の音楽会「秋・町・そして…」が開催されました。

階段の左側に「市民カレッジOB会主催 音楽会」と書かれた看板が設置してある写真

落ち葉で秋色に彩られた看板

 OB会の佐々木会長、来賓の宮本市長のご挨拶の後に、「町の音楽好きネットワーク」代表戸田さんのナレーションがあり、ピアノ連弾曲から幕開けとなりました。
 観客はおもに市民カレッジ卒業生や在校生でしたが、入場料無料ということで一般観客の姿もありました。11月開催なので「秋と習志野」をテーマに企画され、曲が終わるごとにスタッフ含め300人近くの客席から大きな拍手が鳴り響きました。

演奏するピアノの前でドレスを着た女性2名が歌を披露している写真

華麗な歌声を披露

 「落葉松」が歌われると、落ち葉を踏みしめ歩くマラソン道路やハミングロード、そして香澄公園の景色が浮かんでくるようでした。変奏曲「海」や「アカシアの花」は、海に面した習志野のまちやアカシアの白い花が見えるような感覚でした。
 「町の音楽好きネットワーク」は「住む町の人々に音楽を楽しんでもらいたい」「音楽をする人の顔が見える音楽を」という思いをもって平成8年に結成されました。現在は7名の音楽家が、大久保を本拠地として幅広く活動されています。

グランドピアノを弾いている2名の女性と演奏する音楽に合わせてドレスを着た2名の女性が歌を歌っている写真

美しいピアノの音色を響かせます

 市民カレッジは、習志野市長を学長として平成7年に発足されました。今年は18期生と19期生が学んでいます。2年間学んだ後、受講生はそれぞれの地域に戻りボランティア活動に参加し活躍しています。また、市民カレッジOB会に入会している方は、現在700名にも及んでいるようです。
 市民カレッジOB会の年間行事には、パークゴルフ大会、きらっとサンバへの参加、講演会や音楽会の開催、習志野かるた大会ボランティア活動があり、交流はもとよりボランティア活動にも力を注いでいます。

机の上に設置してある「2013年 フィリピン台風救援金」の募金箱の写真

募金への協力を呼びかけ

 今回の企画はOB会の親睦とコミュニケーションの場作りを目的とした催しであり、加えて習志野市のスローガン「1市民、1文化・1スポーツ・1ボランティア」のひとつ、「1文化」を強調して企画し、市民カレッジOB会という名称を市民の方々に深く知っていただける機会作りでもありました。会場では「フィリピン台風救援金募金」を行い、皆様のまごころのご寄附をいただいていました。
 「良い音楽会でしたね」「クラシックファンには素敵な音楽会でした」と、好評の内に閉幕となりました。特に習志野俘虜収容所で演奏されていた曲「閉じておくれ僕の眼を」や谷津干潟の歌「翼に愛を」は、是非もう一度聞いてみたいと思いました。習志野市にもこんな素敵な曲があり、残されていたのだとしみじみ感じた一日でした。

問合せ

市民カレッジOB会/佐々木

電話

047-454-6621

取材

広報まちかど特派員/富樫メイ子さん

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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