平成18年度 習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会

更新日:2022年09月29日

ページID : 10679

平成18年度第3回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会の内容

1 会議名

平成18年度第3回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会

2 開催日時

平成19年2月2日(金曜)午後1時30分〜午後2時30分

3 開催場所

習志野市役所第三分室2階AB会議室

4 議題及び会議の概要

(1)習志野市緑の基本計画案について

「習志野市緑の基本計画」素案に対して寄せられたパブリックコメントの概要及び市の考え方、素案修正箇所等について事務局より説明後、質疑応答、意見交換を行った。その結果、本案について了承するものとした。

標記計画案へのパブリックコメントに係る市の考え方についての主な意見
  • 「習志野らしい歴史・文化的環境の保全」についての意見を受けて、「藤崎古道」など固有名詞を載せられたらとも考えたが、あれもこれも載せると主要なことがわからなくなる。すっきりしたものにするべき。
  • 「何時までにどのような内容の計画を」という意見について、もっと具体的にスケジュールをたてるべきである。具体的にわからなければ、市民も評価のしようがない。実施計画をつくるのはいいことだと思うが、それをホームページや広報で広く知らせてほしい。市民にとってこの基本計画が雲の上のものではいけない。できるだけ具体的に知ってもらうように、もっと分かりやすく市民に示してほしい。
  • オープンガーデンについて、知人の庭では、枝を折られたり、盗掘にあったりしたことがある。一部の人のモラルの問題ではあるが、そういった情報がある。
  • なかなか個人の意識改革は難しい。子どもより大人を教育しないといけない。
その他の主な意見
  • 計画は素晴らしい計画だと思うが、非常に盛りだくさんなので、今後は予算の面でもマンパワーの面でも優先順位をつけてやっていただきたい。
  • 緑化重点地区である森林公園付近に車道が通る計画があることから自然環境が悪化してしまうのではないかということ、また、人工海浜の創出について、砂の流失によって砂を投入するのにたくさんの市税が使われることになるのではということを心配している。計画に反対するものではないが、実施する際には慎重に行っていただきたい。何事も100%完璧はない。見直していけばよい。審議した内容を平成19年度以降の予算に反映してほしい。

(2)その他

上記の結果に基づき、3月開催予定である全体会議において本案を部会長より報告する旨、合意した。

5 問合せ先

所管課名:環境部自然保護課
電話番号:047-451-1151(代表)(内線:386)

平成18年度第2回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会の内容

1 会議名

平成18年度第2回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会

2 開催日時

平成18年10月31日(火曜)午後1時30分〜午後3時40分

3 開催場所

習志野市教育委員会1階大会議室

4 議題及び会議の概要

(1)習志野市緑の基本計画案について

「習志野市緑の基本計画案」について、委員からの事前意見収集等による素案修正箇所について、事務局説明後、本案に係る意見交換・質疑応答を行った。

主な意見は以下のとおり
  • 水系、緑の変遷の比較図において、下水路(昔の河川部分)についても水系として表示すべきでないか。また、湧水の表示がないので表示すべきではないか。
  • 施策の推進方向について、施策の展開がどこに記載されているのか分かりづらい。
  • 緑地の確保目標についても、都市公園等の整備目標の様に、中間目標が必要ではないか。
  • 「都市公園」「都市公園等」の確保目標について、目標値を確保するための具体的な施策がどこに記載されているのかが分かりづらい。
  • 緑化の目標として、民有地等の目標はないのか。
  • 藤崎・鷺沼台地区は緑化重点地区ではなく、保全配慮地区ではないのか。森林公園及びその周辺の谷津田について、貴重な生物が生息する場として保全しなければならない。
  • 森林公園周辺地域については、最終的な局面では、市民の側からも残すという具体的なアクションが出てこないと難しいと思うため、受け止める市民の側もこの地域について目を向けておくということが大切である。
  • 人工海浜を整備する際には、環境面を十分に考慮し、慎重に行うべき。
  • 農地(市街化調整区域)の中に公園を計画するのは、農地の保全と矛盾する気がする。
  • 農地の虫食いのような開発に歯止めをかける一つの施策として、農地の中に都市公園の設置計画を掲げておくことは、現段階での最善の策であると考える。現在、公園の形態も、田園的な景観を組み入れたものなど、色々な形態はとり得るようになっている。
  • 全ての農地を保全することは困難であり、営農している農地の保全として考えるべきである。
  • 未利用農地の市民農園としての活用について、ぜひ推進していただきたい。
  • 公園の清掃等自分たちの環境について、できることはやろうではないかという視点が必要である。汚れていても誰か掃除してくれる、役所に言えばいいというのではなく、自分たちの住む所を自分たちの手でという発想を広げていくことを、どこかで活かせたらよい。習志野に対する愛着心、郷土愛をもつことにつながるものだと思う。
  • 一人ひとりの個人の自覚といったものを市が強制することは難しいと思うが、本計画案の緑を支える市民運動の内容を推進していくことで、そういった意識が育ち、市内がきれいになり、住みたい、子どもに緑を残していきたいという意識に発展させていけたらよい。
  • 計画の具現化が重要であり、ぜひ19年度以降の予算に反映させていただきたい。
  • 用語の解説等について、市民に分かりやすいものになるよう工夫してほしい。

(2)その他

次回会議日程について:パブリックコメント実施後の平成19年2月初旬の開催予定とし、会場確保等事務局一任とした。

5 問合せ先

所管課名:環境部自然保護課
電話番号:047-451-1151(代表)(内線:386)

平成18年度第1回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会の内容

1 会議名

平成18年度第1回習志野市環境審議会自然保護・緑化推進部会

2 開催日時

平成18年7月24日(月曜)午後1時30分〜午後4時05分

3 開催場所

習志野市消防庁舎4階教養室

4 議題及び会議の概要

(1)習志野市緑の基本計画案について

 7月5日の全体会議において、付議された「習志野市緑の基本計画」について、以下の進行で意見交換、事務局説明、質疑応答を行った。

主な意見は以下のとおり
  1. 市内に残された自然環境の把握<現状認識>
    • 大規模: 谷津干潟、実籾地区、藤崎森林公園周辺、秋津と香澄の公園、農地5ヵ所(市街化調整区域)、ハミングロード、茜浜緑地、菊田川河口など
    • 中規模: 斜面林、社寺林、企業の敷地内の緑地など
    • 小規模: 学校の敷地(花壇、林、ビオトープ、プール)、個人の比較的大きな庭、屋敷林、澪筋、目につかない水路、涌水など
  2. 保全の目標と手段
    • 自然をどう残していくのか。緑を増やすことと同時に生物の多様性を考えるなど攻めの計画が必要。ふるさと意識が醸成されるような、子どもの頃の思い出が自然とともにある習志野市であってほしい。
    • 自然を残すには、一人ひとりの意識が重要であり、市民の意識の向上が必要。学校ビオトープについては、生息地として点になる。積極的にやるべき。
    • 規制がなくなり、農地がつぶされ、家がどんどん建っている。都市計画だけの基準でなく、開発業者にある程度の広さの規定を義務付けることができないか。また、学校林、屋敷林の手入れに市民レベルでボランティアに取り組むことが必要。都市の緑は手を入れないと維持できない。
    • できるだけ土を残した公園づくり、足をつけられる海など、実際に触れられる自然環境が必要。
    • 元々残っている自然環境を保全してほしい。里山は人の手を入れて維持し、入って楽しめるような環境に。ビオトープは生き物の生息場所として重要であり、元々いた生き物が保全されるようにしてほしい。緑化としては街路樹や花壇などに外来種は使わない方がよい。
    • 自然は放っておくと減る。小規模の開発には緑化規制がないが、都内では設けている。行政、ボランティアを含め保全には努力していきたい。その際啓発活動は大事であり、広報などを活用してほしい。
    • 教育や啓発活動も必要であり、学校、先生方の意識も変わっていかないといけない。また、自然環境を保全したいという考えもあれば、生活の障害として失くすことを望む考えの人もいる。自然環境には場合によってはケガをするなどリスクがあり、その保全には、自己責任とリスクについての市民の認識を啓発していくことが必要。すぐ効果がでてこないので、時間がかかる。
  3. 市の調査結果、計画の報告
     事務局より、本市の現況、計画の施策体系及び基本目標について説明。
  4. 市民の現状認識と市の計画のすり合わせ
    • 「緑を育みます」の時期、予算をどう考えているのか。
    • 緑のマスタープランの検証は。
    • 「緑の拠点をつくります」について、どういう自然空間、公園整備等を考えているのか。地域によってニーズが違うというのはよくわかるが、市として一定の哲学、方針は必要ではないか。
    • 報告書の中で、具体的な形でカルテを策定してほしい。次の段階へどのようにしていくのかを面の形で明らかにすることができる。
    • (保全の)ベースになるところの啓発活動が入っていない。市民レベルでの認識が増えないといけない。
    • 水辺の保全について、涌水地も含めた幅広い水辺を盛り込んでほしい。「緑のネットワークの構築」の中に、都市マスタープランの"緑の東西軸"を反映できるようにするとよいのでは。また、公園の整備部分はまとめてもよいのでは。
    • 構成として、「緑の財産を守ります」が一番最初にくるのではないか。また、多様な生物とのふれあいをどこかに入れていただくとよい。

(2)その他

次回会議日程について:平成18年10月初旬の開催予定とし、会場確保等事務局一任とした。

5 問合せ先

所管課名:環境部自然保護課
電話番号:047-451-1151(代表)(内線:386)

この記事に関するお問い合わせ先

このページは環境政策課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9291 ファックス:047-453-9311
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