市内店舗スタッフ向け障がい疑似体験を行いました!

更新日:2022年09月29日

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 2月12日(水曜日)、プラッツ習志野と大久保商店街で、「市内店舗スタッフ向け障がい疑似体験」を行いました。このイベントは、障がいや障がいのある人を理解することと、障がいのある人への配慮について考える機会とすることを目的に実施しました。
市内の商店のスタッフなど28名が参加しました。

障がい体験

オリエンテーションの後、A班B班に分かれて3種類の疑似体験をしました。

車いすを押してもらったり、自分で動かしたりしながら町の中を歩く参加者の方々の写真

A班は車いす体験からです。車いすの扱い方について説明を受け、操作練習をしてから、2人1組で大久保商店街に向かいます。
車いすを押してもらったり、自分でこいだりしながら、横断歩道、踏切を越えて進みます。「予想以上に振動がする」「道路に傾斜があり自走すると道路の端に寄っていってしまう」といった声が聞かれました。

コンビニエンスストアの飲み物が置いてある棚の扉を開けて中の商品をとろうとする車いすの男性の写真

コンビニエンスストアに入店。店内を回って棚の位置、通路の広さなどを確認してからお茶を購入します。扉を開けることも大変です。一番上の棚の飲み物は車いすでは取ることができません。レジでは店員さんに支払いの介助などをしてもらい飲み物を購入。購入後、「買ったものはどこに置こうか」など、ふとしたところで迷います。その後車いすに乗る人を交代してプラッツ習志野に戻ります。

高齢者疑似体験用の装置をつけて物をつかんだりしている参加者の方々の写真

高齢者疑似体験では、重り、耳栓、白内障体験眼鏡、軍手をつけて日常の動作を行います。体が思うように動かず、一度床に座ってしまうとなかなか立てない、細かいものが見えづらいため新聞が読めない、財布の中の小銭が取りだせない、など普段行っている動作が難しく感じます。徐々に動くこと自体が億劫になってきます。

アイマスクをして杖をつき、ヘルパー役の人の肩を借りて階段を下りる参加者の方々の写真

視覚障がい体験では、アイマスクをして白杖を持ちます。支援をする側のポイントについて説明を受けた後、ヘルパー役と障がい者役、2人1組で移動し階段を昇り降りします。
ヘルパー役のペアの人の言葉と腕での支援や白杖など色々なものに頼りながら、ゆっくりと階段を降ります。目の前を人が横切ったり、白杖がU字溝の穴に触れるだけで怖さを感じます。

講義

スクリーンに映し出された資料と解説を聞いたりメモを取る参加者の方々の写真

体験の後は、講義です。
障がいの特性や、特性に応じた配慮の仕方、また、社会の「障がい」に関する考え方の変化について学びます。
最後に本日のイベントの感想を発表しました。「自分のお店も障がいのある方が利用しやすいように変えていく余地があるなと感じた」「障がいのある方への理解が深まった」といった感想が聞かれました。

参加いただいた皆さんありがとうございました。

参加いただいた皆さんありがとうございました。
今回のイベントをとおして得た気づきをこれからのお店作りに役立てていただければ幸いです。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは障がい福祉課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-9206 ファックス:047-453-9309
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