令和3年度 男女共同参画週間事業を開催しました

更新日:2024年04月01日

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より良い未来の分岐点〜今日の生きづらさを明日の生きやすさに〜

 令和3年7月4日(日曜日)に、市庁舎分室サンロード津田沼6階大会議室で令和3年度習志野市男女共同参画週間事業を開催しました。この事業は、習志野市男女共同参画推進団体などで構成する運営委員会と市との協働により開催しています。
 今年度のテーマは「より良い未来の分岐点~今日の生きづらさを明日の生きやすさに~」です。
 コロナ禍による急激な生活の変化に、生きづらさを感じている人もいると思います。しかし、そんな今だからこそ「やってみたこと」「工夫したこと」などあったのではないでしょうか。
 より良い未来にするために、社会活動家である湯浅誠さんを講師にお迎えし、「働き方・家庭・地域の生きやすさのヒント」を探るための講演会を行いました。
 講演会は、会場での実施の他、Zoomを活用したオンライン受講や、講演内容をYouTubeで配信するなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した方法も取り入れ実施いたしました。

奥のスクリーンの左側に男性が立って話しをしているのを、会場に設置された椅子に座って聞いている参加者の後ろ姿の写真

講演会

講師
湯浅 誠 (ゆあさ まこと) さん
社会活動家/東京大学先端科学技術研究センター特任教授/NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長

講師 湯浅 誠さんの写真

 日本の人口構成を分析すると、「若くて健康な日本人男性」は少数派であり、女性や高齢者、障がい者なども担い手となって社会を支えていく必要がある。言い換えれば、誰もが活躍できる社会を目指す必要がある。こども食堂は、こうした人たちが地域の中でつながり、担い手となっている場所の一つと言える。
 しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大により、人と人とのつながりが希薄になりつつある。その中で「当たり前はありがたい」「人とのつながりが大切」であると考えさせられる。
 これから先、コロナが終息に向かったとしても、人とのつながりを広げていければ、孤独孤立と離れ、生きやすい社会になるのではないのか。より良い未来にするために、コロナで得たこれらの思いを忘れてはならないと話しがありました。

講演会を終えて

 参加者アンケートでは、「生きづらさはつながりを深めることで軽減されると実感。そうした活動を地域でできればと思う。」、「コロナ禍で感じている『つながることが大切』という気持ちを、コロナが終わっても忘れないことが大切だと感じた。」などのご意見がありました。

報告書はこちら

男女共同参画に関するアンケート結果はこちら

本市では、平成26年から長期的な市政方針である「習志野市基本構想」をスタートし、この基本構想のもと、具体的な施策を表す「後期基本計画」を策定しています。
多様性社会推進課では「誰もがその人らしく活躍できる社会の実現」のため、男女共同参画に関する意識啓発に努め、夫婦・パートナー間の暴力(DV)の防止と対応や、LGBT等の性の多様性に関する理解促進などに取り組み、人権侵害のない環境づくりを進めています。
これらの施策の成果を確認するために、受講者に男女共同参画に関するアンケートを実施しました。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは多様性社会推進課が担当しています。
所在地:〒275-0016千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-411-8017 ファックス:047-453-5578
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