令和5年度 男女共同参画週間事業を開催しました

更新日:2024年04月01日

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認めあう社会へ 私ができること!私から変わろう!

令和5年7月2日(日曜日)に、市庁舎分室サンロード6階大会議室で令和5年度習志野市男女共同参画週間事業を開催しました。この事業は、習志野市男女共同参画推進団体などで構成する運営委員会と市との協働により開催しています。

今年度のテーマは「ジェンダーギャップ指数から考える意識改革(主に教育分野の視点から)」です。

ジェンダーギャップ指数とは、世界経済フォーラムが公表しているものであり、男らしさや女らしさなど、社会的・文化的に作り出された性差によって生まれる不平等や格差を数値化したものです。「経済」「教育」「健康」「政治」の4つの分野から構成されており、令和5年6月に発表された日本の順位は146カ国中125位となっています。「教育」「健康」は世界トップクラスの日本ですが、「経済」「政治」については、順位が低い現状です。

何をどうすれば、女性も男性ももっと生きやすい社会になるのでしょうか。
そこで、教育学のご専門である、東京大学大学院教育学研究科教授 牧野篤氏をお迎えし、「認めあう社会へ 私ができること!私から変わろう!」と題し、講演会を行いました。

講演会

講師

牧野 篤 (まきの あつし)氏

東京大学大学院教育学研究科 教授

講師 牧野篤氏

講演会の様子

講演会の様子

講演会を終えて

参加者アンケートでは、「「かかわりが大切な社会」の考え方がとても良かったです。やりたいこと、好きなことで行動して社会を変えているという考え方に共感します」、「これからの時代は互いに違いを認める事により枠組みを変えることが重要だと思った。」「発想の転換・面白かった。」などのご意見がありました。

報告書はこちら

男女共同参画社会に関するアンケート結果はこちら

本市では、平成26年から長期的な市政方針である「習志野市基本構想」がスタートし、この基本計画のもと、具体的な施策を表す「後期基本計画」を策定してします。

多様性社会推進課では「誰もがその人らしく活躍できる社会の実現」のため、男女共同参画に関する意識啓発に努め、夫婦・パートナー間の暴力(DV)の防止と対応や、LGBT等の性の多様性に関する理解促進などに取り組み、人権侵害のない環境づくりを進めています。

これらの施策の成果を確認するために、受講者に男女共同参画に関するアンケートを実施しました。