令和4年度 男女共同参画啓発講座を開催しました
令和5年2月11日(土曜日/祝日)及び2月19日(日曜日)に「安藤パパ直伝!パパと子どものキズナ大作戦」を開催しました。
講師にNPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー/代表理事 安藤哲也 さんを迎え、令和4年10月より新設された出生時育児休業(通称 産後パパ育休)の制度概要と、子どもとの関わり方や時間の使い方を実践やグループワークを通じてご講演いただきました。
講演を行う安藤哲也さん
絵本の読み聞かせをする安藤哲也さん
テーマ1:パパの産休制度と子どもの心をつかむ絵本の読み方聞かせ方を知ろう
安藤さんはパパ達に対し、ご自身の経験から「父母どちらかできる方が家事や育児を行う、ハイブリット夫婦」や育児をする時間がないと悩むパパに「朝活で家事や育児をすると良い」などアドバイスしてくださいました。
講演の後半では、別室で保育を受けていたそれぞれのお子様と合流し、絵本の読み聞かせを行いました。安藤さんがお手本として読んだ後はパパ達が自宅から持参したお子様のお気に入りの絵本で読み聞かせを実践。初めて読み聞かせをしたというパパ達も子どもたちに時折語り掛けながら実施しており、子ども達も熱心に聞き入っていました。
テーマ2:これからの仕事と子育てについてイメージしてみよう
前回に引き続き安藤さんにご登壇いただき、現代の社会状況から今後の生き方、働き方を考える講演となりました。
「ライスワーク(ご飯を食べるための仕事)ではなく、ライフワークで少しご飯が食べられるくらいがよい」「望遠鏡的視点を持ち、将来どうありたいかを家族で話し合うことが大切」など印象的なお話がありました。
後半では、現在の状況(「仕事」「家庭」「趣味」など)と将来どうありたいかを各自記入しグループ内で発表。最後は「私のライフワーク宣言」としてこれからの家族との向き合い方を他の講座参加者の前で宣言していただきました。
講座を終えて
参加者のアンケートでは、参加者全員の方から「大変参考になった」「参考になった」というご感想をいただいたほか、「よい父親ではなく、笑っている父親になるという言葉にはっとした」「子どもとの接し方、妻の育児の大変さなど大変勉強になった」「自分と家族を見直して少しずつ変えていきたい」などのご意見が寄せられました。
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更新日:2023年03月01日