学校施設再生計画を策定いたしました

 本市における公共施設の老朽化対策、更新問題が、将来のまちづくりにとって、財政的にも、政策的にも、大きな影響を及ぼすことが想定されております。
 その中でも、全体の約半数を占める学校施設を、児童・生徒の安全確保、教育環境の充実といった観点を含め、時代の要請に応じ、どのように改修、建替え、長寿命化などの対策を行うか等について、平成24年11月に学識経験を有する者で組織する学校施設再生計画検討専門委員会を設置し、学校施設再生の取り組みに対する考え方や方策について検討を行ない、平成25年9月に提言書の提出を受けました。
 この提言書を踏まえ、学校施設再生計画は、安全で潤いのある学校環境の整備を具体化するための計画として、学校施設の耐震補強工事や大規模改修工事を中心とした「習志野市学校施設整備計画」を引き継ぐ、学校施設の整備計画として策定いたしました。
 公共施設再生計画では、平成26年から平成50年までの25年間を計画期間としていますが、学校施設再生計画では、教育環境の維持が重要であり、事業実施の確実性を担保する観点から、次期基本構想・基本計画の前期基本計画期間及び公共施設再生計画の第1期計画期間であり、教育基本計画の第一期計画期間である、平成26年から平成31年までを第1期計画期間として、この期間における施設整備計画を明示するものとしております。また、提言書で取り上げられたその他の課題については、平成26年度以降計画的に検討することとししております。
 なお、学校施設再生計画は、平成26年1月22日に行われた、平成26年習志野市教育委員会第1回定例会において、議決を経て策定されたものです。