最近、食品ロスについて考えてみたことはありますか?

更新日:2022年09月29日

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 日本では年間約2800万トンの食品廃棄物が出されていますが、このうちまだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が642万トンと試算されており、この約半分の312万トンが家庭から出ています。(平成28年消費者白書)
 家庭から、大量の食品ロスが出る原因としては、野菜の皮を厚くむく等の過剰除去、食べ残しによる廃棄、賞味期限や消費期限切れによる廃棄などが原因となっています。
 食品ロスを減らすために私たちができることは、

  1. 食材は必要な分だけ買う。安いからと必要以上にまとめ買いをしない。買い置きがあるのに、同じ食品を買うことのないよう、出かける前に在庫をチェックする。まとめ買いをした場合は、1回使用分ごとに小分けして冷凍庫で保存し、使い切る。
  2. 余った野菜も次の食材として利用できるよう加工する。例えば多めの水をいれて火にかけスープストックにする。
  3. 食べ残しをしない。家庭内では料理の量を調節し、外食の際には、食べ切れる量だけを注文する。
  4. 消費期限と賞味期限を正しく理解する。消費期限は品質の劣化が早い食品に表示されていて、安全に食べることができる期限なので、期限を過ぎた場合は食べないほうがよいとされている。一方、賞味期限は長期間保存ができる食品に表示されていて、おいしく食べられる期限なので、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。見た目や臭いなどで個別に判断し、無駄にしない。

フードバンク活動をご存知ですか
 このほかに、フードバンク活動を利用する方法があります。この活動は包装の印刷ミスや賞味期限が近いなどの理由で、品質には問題はないが商品にならない食品を企業や個人から引き取り、必要としている福祉施設や団体などへ無償で提供する取り組みです。本市にも食べられるのに捨てられてしまう食品と食べる物がなくて困っている人たちをつなぐ活動をしている民間団体があります。賞味期限内に食べきれない食品がありましたら、食品ロスを減らすためにも、この無償提供もぜひ考えてみてください。

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