こども園構想

 習志野市では、「文教住宅都市憲章」の理念のもと、子どもへの教育・保育の向上を図るため、市立幼稚園・保育所の整備を進めてきました。しかし、その後の少子化、核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など社会情勢は変化し、子育てに対するニーズは多様化しています。

 また、市立幼稚園、保育所では、施設の老朽化が進む中で、幼稚園では定員割れが生じる一方、保育所では入所希望者の増加による待機児童の問題が生じてきました。

 このような状況の中、習志野市では、多様化した子育てニーズに対応するとともに、子どもが安全で安心して過ごせる環境を再構築することを目指して、本市の幼稚園と保育所の今後の在り方及び地域における子育て支援等について検討を進め、市民の皆様や関係機関の意見を頂戴しながら、平成15年に「習志野市におけるこども園構想」と「習志野市就学前子どもの保育一元カリキュラム指針」を策定しました。

 この「こども園構想」は、本市の幼稚園と保育所がこれまでの長い歴史の中で培ってきたそれぞれの特徴を融合して施設を一体化し、就学前の子どもの一貫したカリキュラムを基に、新たな教育・保育サービスを提供するとともに、在家庭の就学前の子どもと保護者に対して子育て支援の場を提供しようとするものです。

 本市では、このような地域の子育ち・子育ての拠点となる施設を「こども園」として整備することを進めています。

本市の「こども園」の整備に係る具体的な計画については、以下のリンクからご覧いただけます。