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概要

習志野市 市勢要覧2020

学校給食センターオープニングセレモニーでは習高吹奏楽部のファンファーレが華を添えた。この回転窯1つで1,000 人分の汁物、煮物、炒め物の調理をします。プラッツ習志野サイト未来を担う子どもたちに負担を残さないために最新設備をPFIで導入本市の学校給食事業は基本的には自校方式化を進めていますが、全学校が対応するには25見通しです。するために築後約過し、老朽化した学校給食センターをPFI事業で移転・建て替え工事を行いました。衛生面のリスク低減のため床を乾いた状態で保つドライシステムを導入、食物アレルギーを持つ児童・園児に除去食を提供するために専用調理室を設置するなど、民間事業者のノウハウを活用し、安全・安心で質の高い学校給食を効率的に提供できるシステムを構築しました。すべては子どもたちの笑顔のために。習志野市は、高度経済成長期に東京から30キロ圏という好立地で、ベッドタウンとして人口が急増しました。合わせてこの時期に、学校や公民館、体育館といった公共施設が一気に建てられました。そして、近年、それら公共施設の老朽化への対応が急務となっています。これは全国各地で同様に見られる課題です。習志野市では状況を精査し、いち早く公共施設再生計画をまとめました。同じ課題を抱える多くの自治体から視察を受けます。これまでの改修実績が年平均約15億円なのに対し、今後、市が保有する施設をすべて改修していくとすると、年平均で38億円が必要になってきます。習志野市はしばらく人口が増える見込みですが、厳しい財政状況を迎えるのは明白です。公共施設は暮らしを便利にしますが、人が減る時代では一人当たりの負担は増えていきます。目指すのは子どもたちが大人になった時の「ちょうどいい」まち。習志野市は全国に先駆け、課題に本気で取り組んでおり、PFI事業の活用もその一つです。この取り組みは朝日新聞「オピニオン」欄でも紹介されました。公共施設の老朽化対策は、まちづくりの原点と未来を考えることで、まち全体の発展に資するものです。令和二年度からは、将来世代に負担を先送りにしないことを目的に、「第二次公共建築物再生計画~老朽化対策の行程表~」を推進していきます。資産管理課ポスター(各所属対抗施策PR ポスターコンテストより)重点プロジェクト  公共施設再生年以上かかるそこで、最新かつ安全な環境で給食を提供40年を経11 NARASHINO CITY