narashinote2
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仕掛け人に話を聞くことができた。オーガナイザーの黒澤学志さんは自称「ただのサラリーマン」。市内で写真館『日■■々是■■好■■■■日』を営む松浦翔平さんとの会話から全ての試みがはじまったようだ。「元々わたしは『nom de cocoa』という名前で妻とユニットで活動していました。“暮らしを楽しくするものを見つけて、考えて、やってみる”というテーマを掲げて」。フィンランドの「レストランデイ」という文化に影響を受け、都内でゲリラカフェも開いていたらしい。「子供が生まれ、習志野に引っ越しをして来たタイミングで、ここでもレストランデイをはじめたんです。こういうことをやっている人がいなかったので多くの人の目に留まり、面白い人や素敵な人と出会いました」。同じ頃に松浦さんとも出会いすぐに意気投合。松浦さんも人やまちを撮影する中で人との出会いの大切さを感じていた。「二人で飲みながら、まちの人たちと何か一つのことをやったら面白いことになるんじゃないか、なんて話をしてたんですよ。そのとき松浦さんが市内の大学生を集めて青空写真展をやってみたいと言ったんです。話しているうちに、”まちの文化祭”をやったらどうだろうっていうことでCo-展は生まれました」。思い立ったらすぐ行動。翌月にはすぐにプレ開催、今回が2回目の本開催になる。「最初は自分たちが楽しければって考えていたけれども、やっていくうちに、これってまちにもいいよね?という風に思うようになって。どんどん続けていけば、このまちがもっと面白くなっていくんじゃないかなっていう予感があります」。みんなでつくりあげるイベントの未来がますます楽しみだ。  027

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