多様な手口に要注意 !

更新日:2022年09月29日

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 「オレオレ詐欺」とも言われた振り込め詐欺については、社会的に注意喚起の対策がとられ、被害の拡大防止がはかられています。その一方、利殖商法や震災を口実にした詐欺的商法が横行しています。

相談

 知らない業者Aから電話があり、「Bという会社からの封筒がきていないか」と言われた。翌日、Bから高利を約束する《復興支援プログラム》と称する鉱山採掘権勧誘のパンフレットが届いた。自分が採掘権を購入すれば、Aが3倍で買い取るという。信用できる話だろうか。

アドバイス

 まず、詐欺的商法には、このように2社が登場する劇場型の手口が多く見られます。約束通り、Aが高値で買い取ってくれて儲かったという話は聞きません。また、Bが、その鉱山について鉱業法に基づく権利の取得をしているのかどうか全く不明です。万が一、パンフレットにこの記載があったにしても、その内容をそのままう呑みにするのは危険です。加えて、復興支援と鉱山採掘権との関連も曖昧です。この話を信用できると判断する根拠はありません。立派なパンフレットや勧誘の言葉に惑わされて契約せず、冷静に考えましょう。

その他の勧誘事例

  • 被災者への利用をうたう温泉付有料老人ホームの利用券販売
  • 元本保証をうたう「病院債」、「医療債」の販売
  • 有名な寺を騙る永代供養権の販売
  • 震災復興祈願をうたう仏像の販売
  • 風力発電会社の未公開株の販売

このように、時代に合わせて次々と手口や口実を変えて来ます。簡単に儲かる話はありません。勧誘されて承諾した場合でも、振り込む前に、一度、相談して下さい。

相談専用電話:047-451-6999
月曜日〜金曜日(祝日除く)午前9時30分〜正午、午後1時〜4時

この記事に関するお問い合わせ先

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所在地:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼5丁目12番12号(サンロード津田沼4階)
電話:047-489-5230 ファックス:047-453-5747
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