「着衣着火」に注意してください

更新日:2022年09月29日

「着衣着火」による負傷者が発生しています

調理中の鍋から服に着火した女性のイラスト

こんろからの着衣着火

調理中のガスコンロの火や仏壇のろうそくの火などが、着ている服に着火して燃え上がる現象を「着衣着火」と言います。
衣類は直接肌に触れているものですので、ひと度「着衣着火」が起きてしまうと、大やけどを負うなど非常に危険な状態になります。袖口からの着火が多く発生していますが、腹部に着火して重度の火傷を負ってしまうケースも見られます。
お盆やお彼岸に仏壇や祭壇等でローソクやマッチ等を使用する機会が増えるほか、冬季は長袖の服や寝巻きなどを着るため、ガスコンロの火による着衣着火が多くなります。
着衣着火は、ちょっとした不注意から誰にでも起きる可能性がありますので、注意が必要です。

着衣着火防止のポイント

ストーブの火が服に着火した男性のイラスト

ストーブからの着衣着火

  • 火を扱うときは、袖や裾が広がっている服は着火しやすいので避けましょう。
  • ガスコンロの奥には、調味料などを置かないようにしましょう。調味料を取ろうとして袖などに着火する危険があります。また、ガスコンロの周りは整理整頓しておきましょう。
  • ガスコンロの火がついているときに、コンロ越しの作業は大変危険ですので、必ず火を消してから行いましょう。
  • 電気ストーブも近寄りすぎて重度なやけどを負った例もありますので、注意しましょう。
  • 燃えにくい「防炎品」を使いましょう。

もし、着衣に火がついてしまったら

すぐに水をかぶって火を消してください。お風呂の水、水道の水、花瓶の水など近くにある水を火にかけて消火してください。近くに水がない場合、その場で転がって燃えているところを地面に押し付けて消火してください。そして、すぐに119番通報してください。
やけどをしてしまったら水道の流水で冷やしてください。重度のやけど等で救急車を呼ぶ必要がある場合は119番通報して、到着するまで水で冷やし続けてください。

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