電気火災に要注意!!

更新日:2022年09月29日

習志野市内でも電気機器や配線が原因となる火災が発生しています。

家電製品やOA機器などの普及により、数多くの電気器具が使用されています。
私たちの日常生活において必要不可欠なものとなっていますが、使用方法を誤ったり、使用環境によっては思いがけない火災を引き起こし尊い命を奪ってしまいます。

トラッキング現象

テーブルタップやコンセントに電源プラグを長時間差し込んだままにしていると、プラグの周辺に「ほこり」がたまります。そこに水滴や湿気が加わるとプラグの刃と刃の間に電流が流れて火花放電を繰り返します。その部分が炭化して電気が流れるようになり発火する現象をいいます。

コンセントに差し込んだ電源プラグから火花が出ているトラッキング現象の写真
左:コンセントに差し込んだ電源プラグから発火している写真、右:発火した後に消火し焦げた電源プラグ付近のトラッキング現象の火災の写真

防ぐためのポイント

  • コンセントやプラグは、ほこりがたまらないよう、きれいに保つようにしましょう。
  • プラグは丁寧に扱いましょう。
  • 傷みや緩みがあるプラグは使わないようにしましょう。
  • プラグはしっかり差し込みましょう。
  • 日常使用していない器具は、電源を切り、コンセントを抜いておくよう心がけましょう。
トラッキング防止プラグをアップで撮影した写真

刃の根元部分が絶縁処理されているタイプのプラグもあります。電源プラグとコンセントの隙間にホコリが入ってもショートしないためトラッキング現象を未然に防ぐことができます。

たこ足配線

テーブルタップは使用できる電気の量が定められており、多くの電気機器をつないで使用した場合、許容量を超えてしまい熱を持つことがあります。これが原因で火災が発生する場合があります。

テーブルタップにコンセントをたこ足配線している写真
たこ足配線していたテーブルタップが火災発生した写真

防ぐためのポイント

たこ足配線をしないようにしましょう。

テーブルタップ合計値を拡大した写真

テーブルタップを使用する際は表示された定格電流や最大消費電力を超えて使用しないでください。左の図に示すように、定格電流または接続することのできる最大の電力が本体に必ず記載されていますので、接続する家電製品の消費電力の合計が超えないように確認してください。
使用可能な消費電力の範囲内であっても、オイルヒーター等の暖房器具やエアコンなど、消費電力の大きな機器では、テーブルタップの使用を禁止している製品がありますので、接続する製品の取扱説明書を確認してください。

電気コードの短絡(ショート)による火災

電気コードが家具の下敷きになっていたり、コードを釘などで強く固定してしまうと被覆や心線を傷つけて短絡などが原因となり、火災が発生することがあります。また、コードを束ねることで熱がたまり、被覆が溶けて火災の原因となることがあります。

束ねたコードから火災した写真
家具の脚で踏みつけた配線から発火した写真

防ぐためのポイント

  • 家具などでコードを踏まないよう注意してください。
  • コードを釘等で固定することは絶対しないでください。
  • コードの位置を点検しましょう。
  • コードは束ねないようにしましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは予防課が担当しています。
所在地:〒275-0014 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番43号 消防庁舎3階
電話:047-452-1284 ファックス:047-454-8151
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